2025年7月26日開催 ホロライブ×VRChat夏の大型イベント詳細

株式会社Vが手掛ける特設ワールドでのホロライブイベント

2025年7月26日（土）、株式会社V（本社：東京都品川区、代表取締役：藤原光汰）は、カバー株式会社が運営する「ホロライブプロダクション」によるイベント「ビーチで対決！ホロナツクイーン決定戦 in VRChat」において、特設ワールドの制作および技術支援を担当しました。このイベントは、世界的に人気を誇るVTuber事務所「ホロライブプロダクション」が手掛ける夏の大型企画『ホロナツパラダイス』の一環として開催されました。

「ビーチで対決！ホロナツクイーン決定戦 in VRChat」は、その名の通り、VRChatというソーシャルVRプラットフォーム上で行われたバーチャル空間のゲームイベントであり、国内外のファンから熱狂的な支持を受けました。このイベントは、VTuberとVRChatのコラボレーションの中でも特に多くの関心を集め、メタバースにおけるVTuberの新たな可能性を示す機会となりました。

「ビーチで対決！ホロナツクイーン決定戦 in VRChat」の詳細

本イベントは、2025年7月9日から26日までの18日間にわたり開催された『ホロナツパラダイス』の最終日であり、参加者はバーチャルビーチで多彩なゲームを楽しむことができました。VRChatを通じて、ファンは自宅にいながらも、リアルなビーチの雰囲気を体感し、VTuberたちとの交流を楽しむことができる新たな体験を提供されました。

このイベントの特徴として、特設ワールド「holonatsu Paradise official world」の設計・構築が挙げられます。株式会社Vは、夏らしい海辺のリゾートをテーマにした空間を一から企画・制作し、タレントたちの個性や衣装が映えるように工夫を凝らしました。また、イベント後も再訪することで、名場面を追体験できるような仕掛けも用意され、参加者にとっては魅力的な要素となりました。

特設ワールドの設計とゲーム体験の充実

株式会社Vが手掛けた特設ワールドは、次のような特徴を持っています：

• デザインとテーマ: 夏らしい海辺のリゾートをテーマにした設計で、参加者がリラックスしながら楽しめる空間を提供。
• 舞台演出: タレントたちの個性や衣装がより映えるよう、空間構成や演出に工夫を凝らし、視覚的にも楽しめる要素を盛り込みました。
• 追体験の提供: イベント後も集まることで、イベント中のハプニングや名場面を再現し、参加者が過去の体験を追体験できるような仕掛けを用意。

ゲーム企画の多様性と技術支援

「ビーチで対決！ホロナツクイーン決定戦 in VRChat」では、VRChatで人気のある3つのゲームが採用されました。これらのゲームは、VRChatのクリエイターとの連携によりプロデュース・ディレクションが行われ、参加者に多様な体験を提供しました。具体的なゲーム内容は以下の通りです：

1. ハリセンチャンプ: ハリセンで叩き合う1対1のゲーム。
2. SUIKA SMASH!: 殴ってスイカを飛ばす競技、元ゲームは「スマッシュコンテスト」。
3. GIGAS: 最大30人対1人のPvP非対称ゲーム。

また、イベント本番では、VTuberタレントの安定した接続とリアルタイムな配信を実現するため、技術支援が行われました。これには、演出負荷の最適化、カメラワークの切り替え、出演順に配慮した動線設計が含まれています。

成果と今後の展望

本イベントは、VTuberとメタバースを掛け合わせた新しい形の大規模な取り組みとして、多くの成果を上げました。従来の「動画を視聴する」時代から、「追体験する」時代への移行を感じさせる内容となり、ファンがコンテンツの世界に没入し、リアルにはない新しい楽しみ方を生み出しました。

株式会社Vは今後も、IPホルダーやプロダクションとの連携を通じて、ファン参加型の仮想空間イベントの企画・制作・技術支援に取り組み続けます。今回の実績を活かし、企業・団体向けのVRイベント導入支援や配信施策の設計、参加型ワールドの開発など、幅広いニーズに応じたソリューションの提供を進めていく方針です。

イベント情報のまとめ

以上のように、株式会社Vが手掛けた「ビーチで対決！ホロナツクイーン決定戦 in VRChat」は、多くのファンに新たな体験を提供することに成功しました。メタバースの未来に向けて、今後もこのような取り組みが期待されます。