2025年7月26日開催「CUBOROで遊ぼう」文化交流ワークショップ
ベストカレンダー編集部
2025年7月28日 21:48
CUBORO文化交流WS
開催日:7月26日

万博テーマウィークに合わせた文化交流ワークショップ「CUBOROで遊ぼう」
2025年7月26日(土)11時から12時30分に、大阪関西万博の「スイスパビリオン」にて、スイス玩具協会に所属するCuboro社と共催で「CUBOROで遊ぼう」というワークショップが開催されます。このイベントは、万博のテーマウィーク「学びと遊び」に合わせて、日本とスイスの文化交流を深めることを目的として企画されました。
ワークショップには、4歳以上の子どもとその保護者7組、合計15名が参加予定です。参加者は、Cuboro社が製造する木製のキューブを使って、ビー玉が通るコースを作成します。この知育玩具は、1970年代に心身に障害のある子どもたち向けに開発され、1986年にはコンプリメンティ・デザイナー賞を受賞しました。今日では、大人も楽しむことができる世界有数の知育玩具として広く愛されています。

「CUBORO」の魅力とワークショップの内容
「CUBORO」は、100%スイス産のブナ材を使用して作られた立方体のキューブで、参加者はこれを組み立ててビー玉が通る道を作ります。この過程で、戦略的思考や創造性を養うことができるため、子どもたちの発達に寄与します。ワークショップでは、参加者がそれぞれのアイデアを持ち寄り、自由にコースを設計し、ビー玉を転がして楽しむことができます。
また、ワークショップの後には、スイスパビリオンのマスコットキャラクター「ハイジ」が登場し、参加者との撮影会が行われる予定です。これにより、子どもたちは楽しい思い出を作ることができるでしょう。

ワークショップの進行内容
ワークショップの流れは以下の通りです:
- 11:00 – スイス臨時代理大使 ダビッド・ブラウンによるご挨拶
- 開会のご挨拶とワークショップの解説(Cuboro社 CEO セバスチャン・エッター)
- 「CUBORO」ワークショップ開始
- 12:00 – ワークショップ終了
- 12:15 – スイス連邦陳列区域政府代表 マヌエル・サルクリによるご挨拶
- ハイジとの撮影会
- 12:30 – イベント終了・閉会

文化交流の重要性と参加者の声
このイベントは、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、子どもや大人が「遊び」を通じて「学ぶ」ことの重要性を再認識できる機会となります。Cuboro社のCEO、セバスチャン・エッターは、棋士の藤井聡太氏を招待し、彼が幼少期に「CUBORO」で遊んだ経験を通じて、柔軟な発想力や集中力を育んだことを紹介しました。
参加者からは以下のような声が寄せられています:
- 父親:「CUBORO」は知っていましたが、今回のワークショップで初めて触れてみて、色々な組み合わせを子どもと一緒になって楽しむことができました。」
- 母親:「CUBORO」の質感が良く、箱を開けた時の木の香りなども楽しめました。子ども達も集中していたのでとても良い時間でした。
- 子ども:難しかったけど、とても楽しかった。ビデオゲームと同じくらい好きになりました。
- 棋士・藤井聡太氏:久々に「CUBORO」で遊び、改めてその面白さや世代を超えた楽しさを実感することが出来ました。

スイスと日本の文化の架け橋
このワークショップは、スイスと日本の文化交流を深める重要な役割を果たしています。スイス連邦陳列区域政府代表のマヌエル・サルクリ氏は、「このインスピレーションに満ちた楽しいイベントで、『CUBORO』と共に日本の皆さまをスイスパビリオンにお迎えできたことを光栄に思います」と述べています。また、スイス臨時代理大使のダビッド・ブラウン氏は、「スイスと日本が共有する創造性とクラフトマンシップの精神を祝うことができ、大変嬉しく思います」とコメントしました。
このように、両国の文化を結ぶ架け橋としての役割を果たすこのイベントは、参加者にとっても貴重な経験となることでしょう。

イベントの概要
以下に「CUBOROで遊ぼう」の開催概要をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年7月26日(土)11時~12時30分 |
会場 | スイスパビリオン3階イベント会場(大阪府大阪市此花区夢洲中1丁目) |
対象 | 4才以上の子どもと保護者7組15名 |
共催 | スイスパビリオン、Cuboro社 |
後援 | 在日スイス大使館、スイス玩具協会 |
協力 | 株式会社アトリエ ニキティキ(Cuboro社 日本総代理店) |
このように、スイスの文化を感じながら遊びを通じて学ぶことができる「CUBOROで遊ぼう」は、今後の文化交流においても重要な役割を果たすイベントとなることが期待されます。
参考リンク: