6月7日開催のTCBチャリティーコンサートが医療クルー支援に寄付
ベストカレンダー編集部
2025年7月28日 21:41
TCBチャリティーコンサート
開催日:6月7日

TCB主催のチャリティーコンサートが成功裏に終了
2025年7月28日、TCB東京中央美容外科(理事長:寺西宏王)は、4月6日に長崎県壱岐島沖で発生した医療搬送用ヘリ事故による3人の犠牲者への追悼の意を込めて、6月7日に福岡でチャリティーコンサートを開催しました。このコンサートでは、集まった収益金として120万円が寄付され、認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)が行う「Safe Crew Project」に充てられました。
「Safe Crew Project」は、ドクターヘリに搭乗する全ての医療クルーが洋上不時着対応訓練を受けられる体制を整えることを目的としています。TCBは医療従事者の安全確保とその活動を支援するため、このプロジェクトへの寄付を決定しました。

寄付金の詳細と使用目的
チャリティーコンサートで集まった寄付金は、以下のように使用されます:
- 寄付先:認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)
- 寄付金額:120万円
- 使途:
- 洋上不時着対応訓練の受講費用(1人当たり5万円)
- 医療クルーの装備などの備品費
- 広報活動費(SNS発信・動画制作費など)
この寄付により、医療クルーが必要な訓練を受けることができ、彼らの安全を確保するための重要な支援となります。

「Safe Crew Project」について
「Safe Crew Project」は、ドクターヘリに搭乗する医療クルー(医師・看護師)が洋上不時着対応訓練を受けられる環境を整えることを目的としています。このプロジェクトは、医療クルーの安全を確保し、患者やその家族の命を守るための重要な取り組みです。事故を受けて、ドクターヘリの運航における安全対策の強化が急務であることが明らかになりました。
日本では、ドクターヘリに搭乗する医療クルーの訓練に対する公的な補助がないため、訓練費用はすべて個人負担となっています。このため、医療クルーが訓練を受けることが難しい現状があります。TCBは、このような厳しい状況を改善するために寄付を行い、医療クルーが必要な訓練を受けることができるよう支援しています。

チャリティーコンサートの内容と参加者の声
チャリティーコンサートは、医療の現場で命を守る方々を応援したいという思いから企画され、多くの方々にご参加いただきました。コンサートでは、TCB寺西医師による挨拶と事故の犠牲者に対する黙祷が行われました。
コンサートの第一幕では、現役フライトドクターや元フライトドクター、美容外科医が集まり、ドクターヘリの活動内容や医療搬送用ヘリの運営の違いについての対談が行われました。参加者からは、ドクターヘリの重要性や医療搬送用ヘリの現状についての実体験が語られ、参加者の心に深く響く内容となりました。
第二幕では、元フライトドクターである松村圭祐医師によるピアノ演奏が行われ、バッハやショパンなどの作品が披露されました。松村医師の演奏は、事故の犠牲者への追悼の意を表し、参加者に深い感動を与えました。

TCBの社会貢献への取り組み
TCB東京中央美容外科は、美容医療を提供する立場から、社会全体の健康や安心のために支援を続けています。今後も医療を支える団体や活動との連携を深め、社会貢献に努めてまいります。
TCBの理事長、寺西宏王医師は「医療従事者の安全確保は最優先の課題であり、これからも支援を続けていく」と述べています。TCBは、今後も医療の現場を支えるための活動を継続し、社会に貢献していく方針です。
項目 | 詳細 |
---|---|
寄付先 | 認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net) |
寄付金額 | 120万円 |
使途 | 洋上不時着対応訓練受講費用、医療クルーの装備費、広報活動費 |
チャリティーコンサート日程 | 2025年6月7日 |
主催 | TCB東京中央美容外科 |
以上のように、TCBのチャリティーコンサートは医療従事者の安全確保を目的とした重要な活動であり、寄付金は「Safe Crew Project」に役立てられます。TCBは今後も社会貢献に努めていく姿勢を示しています。
参考リンク: