2025年7月16日開始 マリッシュがマイナンバー認証で本人確認強化

マッチングアプリ「マリッシュ」が新たな本人確認機能を導入

2025年7月28日、株式会社マリッシュが運営する恋活・婚活・再婚マッチングサービス「マリッシュ-marrish-」は、マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービス（JPKI）を導入し、オンライン本人確認機能を強化しました。この新しい機能は、2025年7月16日からiOSおよびAndroidアプリ向けに提供を開始しています。

マリッシュは、顔写真付きの公的書類（運転免許証やマイナンバーカードなど）とリアルタイムで撮影した顔を用いた既存の本人確認機能に加え、JPKIを利用することで、より厳格な本人確認を実現し、不正行為の抑制を目指しています。

マイナンバーカードを活用した新しい本人確認の仕組み

新たに導入された本人確認機能では、利用者がスマートフォンの裏にマイナンバーカードをかざすことで、本人確認が行われます。具体的には、署名用電子証明書パスワードを入力後、マイナンバーカードをかざすことで以下の基本情報が取得されます：

• 住所
• 生年月日
• 性別
• 氏名

この仕組みでは、マイナンバー（個人番号）の取得や、入力した署名用電子証明書パスワードの保存は行われず、プライバシー保護が強化されています。これにより、従来の身分証の写真をアップロードする方法と比較して、以下のような改善が見込まれます：

1. 本人性の精度向上
2. セキュリティの強化
3. プライバシー保護の向上

また、生年月日情報の取得は、未成年者によるアプリ利用を防止するためのものであり、児童の健全な育成を妨げる行為の防止に寄与します。

マイナンバーカードの普及状況とマリッシュの取り組み

2025年7月時点で、マイナンバーカードの保有率は78.6%に達しています。最近では、Androidに続き、iPhone向けにもマイナンバーカードを利用できる「iPhoneのマイナンバーカード」が提供されるようになりました。このような背景の中、マリッシュは一般社団法人 恋愛・結婚マッチングアプリ協会と協力し、デジタル庁と「マッチングアプリサービスにおけるマイナンバーカード活用等に関する協定書」を締結しました。

この協定書に基づき、マイナンバーカードを活用した年齢等の属性情報の確認を進め、マッチングアプリサービスの信頼性を向上させるとともに、マイナンバーカードの利便性や信頼性に対する認知を高めることを目指しています。

マリッシュの安心安全への取り組み

マリッシュでは、ユーザーの個人情報やデータを厳重に保護するため、情報セキュリティの国際規格であるISO27001/ISMSの認証を取得しています。この認証に基づき、適切な情報セキュリティマネジメントが実施されており、ユーザーが安心してサービスを利用できる環境が提供されています。

さらに、以下のような取り組みも行っています：

• AIによる不正検知機能
• 有人による24時間365日のサポート・監視体制
• 啓発活動の強化

これらの取り組みを通じて、マリッシュはさらなる安心・安全の提供とともに、より快適で便利なサービスの実現を推進しています。

株式会社マリッシュについて

株式会社マリッシュは、多様な価値観やライフスタイルに応じた出会いを提供し、人々が支え合うことでより豊かな社会の実現を目指しています。具体的なミッションとしては、以下の3つがあります：

1. 一人でも多くのお客様に、運命の出会いが訪れるよう努めること。
2. ひとり親家庭の婚活を応援し、子どもと共に幸せになるお手伝いをすること。
3. 少子化問題に取り組み、未婚化・晩婚化の解消に努めること。

本社は東京都新宿区に位置し、代表取締役は飯田 一寿氏です。企業の詳細については、公式ウェブサイトを訪れることで確認できます。

以上のように、マリッシュは新たな本人確認機能の導入を通じて、より安全で信頼性の高いマッチングサービスを提供することを目指しています。ユーザーの安心を最優先に考えた取り組みが、今後のサービス向上に寄与することでしょう。