2025年7月2日開催 岡山大学と三重大学のURA意見交換会が示す連携強化の方向性

岡山大学三重大意見交換会

開催日:7月2日

岡山大学三重大意見交換会
岡山大学と三重大学は何のために意見交換会を開いたの?
両大学は研究マネジメント人材(URA)制度や人材確保、若手職員育成の取り組みを共有し、連携強化や制度改善を目的に意見交換会を開催しました。
岡山大学のURA制度ってどんな特徴があるの?
岡山大学は2012年からURA制度を導入し、複線型人事制度や研究開発マネジメント人材認定制度を設け、多様な研修プログラムで研究力向上を目指しています。

岡山大学と三重大学の意見交換会の概要

2025年7月2日、国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、津島キャンパスの共創イノベーションラボ(KIBINOVE:きびのべ)において、三重大学との意見交換会を開催しました。この会議には、三重大学の大畑歩研究・地域連携部長、藤井康聡研究推進課長、友杉充宏URAが参加し、岡山大学からは研究・イノベーション共創機構の河本雅紀筆頭副機構長をはじめとするメンバーが出席しました。

意見交換会では、主に研究マネジメント人材(URA)に関する制度、人材確保、そして若手職員の育成についての意見が交わされました。特に、三重大学からは昨年度設置したURA室に関する質問が多く寄せられ、岡山大学のURA制度やJ-PEAKSにおける人事戦略について詳しい説明が行われました。

【岡山大学】人事戦略のさらなる推進に向けて 三重大学と意見交換会を開催 画像 2

意見交換の内容と目的

意見交換会の目的は、両大学の研究支援人材に関する制度を相互に理解し、今後の人材確保や育成に向けた取り組みを強化することでした。具体的には、以下のようなテーマについて議論が行われました。

  • 研究マネジメント人材(URA)の役割と重要性
  • 人材確保に向けた戦略
  • 若手職員の育成プログラム
  • 大学内での広報活動の重要性

特に、若手職員の育成に関しては、大学の取り組みや広報活動の重要性が強調されました。これにより、各大学が持つ制度や戦略を共有し、連携を深める機会となったことが評価されています。

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岡山大学の人事戦略の進展

岡山大学は、2012年9月からURAに関する制度を始動させ、J-PEAKSを契機に複線型人事制度や研究開発マネジメント人材認定制度など、多様な取り組みを展開してきました。今回の意見交換会では、URA制度の成り立ちから現在に至るまでの歩みを振り返り、その意義や課題を再認識する機会となりました。

以下は、岡山大学の人事戦略における主な取り組みの一部です:

  1. 複線型人事制度の導入
  2. 研究開発マネジメント人材認定制度の設立
  3. 若手職員向けの研修プログラムの実施

これらの取り組みを通じて、岡山大学は研究力の向上を目指し、社会変革に向けた戦略的な活動を進めています。

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今後の展望と連携の重要性

岡山大学は、J-PEAKS採択大学に限らず、さまざまな大学との連携を強化しています。研究大学群の山脈(PEAKS)形成を目指し、イノベーションの創出や研究力の発展を牽引するための活動を行っています。これにより、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現する研究大学としての役割を果たすことを目指しています。

意見交換会を通じて得られた知見や課題の共有は、両大学のさらなる連携を促進し、今後の研究活動における相互の発展に寄与することが期待されています。

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まとめ

今回の意見交換会は、岡山大学と三重大学の間での貴重な情報交換の場となりました。以下に、意見交換会での主な内容を整理しました。

テーマ 内容
研究マネジメント人材(URA)制度 両大学の制度についての説明と意見交換
人材確保 戦略や広報活動の重要性についての議論
若手職員の育成 育成プログラムや研修の実施状況の共有

このような取り組みを通じて、岡山大学は地域とともに未来を創造する研究大学としての役割を果たし続けることを目指しています。

参考リンク: