岡山大学Copainが7月27日ILO学生ピッチ決勝へ進出
ベストカレンダー編集部
2025年7月27日 05:51
Copain決勝進出
開催日:7月27日

岡山大学医学部保健学科の学生チーム「Copain」がILOユース・コングレス決勝進出
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の医学部保健学科に所属する学生チーム「Copain(コパン)」が、国際労働機関(ILO)主催の「ILOユース・コングレス 学生ピッチコンテスト」の決勝進出チームに選ばれました。このコンテストは、健康で安全に働く権利をテーマに、学生たちが職場の健康・安全・ウェルビーイングを推進するための提案を発表する国際的なイベントです。
Copainの提案タイトルは、「学びで紡ぐ尊厳と健康。民間主導の新たなセーフティネットを世界に」です。この提案は、在日外国人労働者や障がいのある方、精神疾患のリスクを抱える方を主な対象とし、社会的孤立や就労困難の解消を目指しています。

提案内容の詳細と背景
Copainの提案は、デジタル時代において人と人とのつながりがますます重要であることを踏まえています。リーダーの森本翔大さん(医学部保健学科・4年)は、SDGsアンバサダーとしての活動やILO事前研修を通じて、これらの問題に対する理解を深めてきました。彼は、「多くの労働者が尊重され、エンパワメントされる持続可能な未来を実現するために頑張ります!」と意気込みを語っています。
この提案は、具体的には以下のような要素を含んでいます:
- 社会的孤立の解消:在日外国人労働者や障がい者が直面する社会的孤立を解消するためのプログラムを提案。
- 就労支援:精神疾患のリスクを抱える方々が安心して働ける環境を整えるための施策を計画。
- 民間主導のセーフティネット:企業や地域社会が協力して、労働者を支える新たなセーフティネットを構築することを目指す。

ILOユース・コングレスについて
ILOユース・コングレスは、国際労働機関が主催するイベントであり、若者が職場の健康と安全について考え、提案を発表する場となっています。このイベントは、参加者が自らの意見を表現し、国際的な問題に対する理解を深める機会を提供します。
今年のコンテストでは、世界中から選ばれた8つの学生チームが決勝に進出し、それぞれの提案を発表します。これにより、各国の学生たちが共通の課題に対してどのように取り組むかを示すことが期待されています。

岡山大学の取り組みと今後の展望
岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。今回のCopainの参加は、大学が進める社会貢献活動の一環であり、学生たちが実践的な経験を積む重要な機会となります。
また、岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援し、政府から第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞するなど、地域社会との連携を強化しています。今後も、地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学を目指します。

今回の発表のまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
大学名 | 岡山大学 |
チーム名 | Copain |
コンテスト名 | ILOユース・コングレス 学生ピッチコンテスト |
提案タイトル | 学びで紡ぐ尊厳と健康。民間主導の新たなセーフティネットを世界に |
主な対象 | 在日外国人労働者、障がい者、精神疾患リスク者 |
リーダー | 森本翔大 |
意気込み | 持続可能な未来の実現に向けて努力する |
このように、岡山大学の学生チームCopainは、ILOユース・コングレスの決勝進出を果たし、社会的な課題に対する具体的な提案を行います。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みには、今後も注目が集まることでしょう。
参考リンク: