坪倉康晴の初写真集『夢幻』が7月14日発売、役者人生を物語で表現
ベストカレンダー編集部
2025年7月27日 05:44
坪倉康晴写真集発売
開催日:7月14日

坪倉康晴が初の写真集「夢幻」を発売
2025年7月26日、坪倉康晴が初の写真集「夢幻」を発表し、東京ニュース通信社が出版したことが報じられました。この写真集の発売を記念したイベントが同日開催され、坪倉本人が登場しました。彼は舞台「魔法使いの約束」や「東京リベンジャーズ」といった人気の2.5次元作品に出演し、春に上演された舞台「青のミブロ」では主演を務めるなど、今注目の役者です。
「夢幻」では、坪倉が「写真集の中でも“芝居”する」という新たな試みを行い、一つの物語を紡いでいく内容となっています。坪倉は、写真集の発売が決まった際の心境について、「もちろんうれしかったです。役者をやってきてよかったと思えました」と振り返り、舞台上では味わえない新たな喜びを感じた様子を語っています。

舞台と写真集の違い
坪倉は、舞台でのカーテンコールにおけるお客さんの反応や拍手が心に残る一方で、写真集は手元に永遠に残るものであり、自分の役者人生のすべてが詰まっていると述べています。彼は「役として写真を撮っていく中で、これまでの人生とリンクするところがたくさんあって、いざ出来上がってみると、いろんな見方ができる写真集になりました」と満足げに語りました。
自己採点については「100点です!」と自信を持って答え、「物語に沿った写真集を作ることによって、舞台でしか収められないような表情をすべて見せられました」と達成感を示しました。

撮影の舞台裏とお気に入りのカット
写真集の撮影は、出身地である鳥取と演劇に出会った東京の2つの拠点で行われました。坪倉は、撮影中に天候が急に良くなったエピソードを語り、「風景なども一つの表情として大事なところなので、うまく天気が合わせてくれたなと思います」と振り返りました。
特にお気に入りのカットとして、鳥取砂丘で撮影した1枚を選び、地面に伏せてカメラに鋭いまなざしを向ける姿が印象的です。このカットは、坪倉自身の役者人生とリンクしている部分があると語り、「鳥取から上京した理由を見つけるために、覚悟を決めた目というか、当時迷っていた目でもあり、何か希望を見つけ出したい目をしているなと感じた」と選定理由を明かしました。

家族の反応と今後の展望
完成した写真集を家族に見せた際の反応については、「反応はあまりなかったです(笑)」と笑いを交えながら明かしました。しかし、家族が一番に喜んでくれたことは嬉しかったと語り、「『早く欲しい、見たい』と言われたので、『おめでとう』という言葉が一番うれしかったです」としみじみと語りました。
さらに、10月には自身が所属する劇団番町ボーイズ☆の第15回本公演「祈蛸異聞」で主演を務めることが決まっています。坪倉は主演の役割に対して、「周りを立たせることで自分が活きてくる」との思いを語り、作品全体で作り上げるものだと強調しました。

坪倉康晴の役者としての心境
今後の目標について坪倉は、「大きな目標というのはなくて、役者という人生を選んでから、一つ一つの壁に真摯に向き合えばまた新しいものが見つかる」と述べ、小さな目標を一つずつ積み重ねていく姿勢を示しました。また、25歳までをボーダーラインとして設定していたが、28歳になった今も「正直まだまだだなというのはすごく感じます」と吐露し、役者としての成長を追求する姿勢を見せました。
最後に、ファンに向けて「いつも応援ありがとうございます。僕がこうやって役者を続けられているのは、応援してくださる皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを伝え、今後も精進していくことを誓いました。
項目 | 詳細 |
---|---|
写真集タイトル | 夢幻 |
発売日 | 2025年7月14日(月) |
定価 | 3,960円 |
発行 | 東京ニュース通信社 |
撮影 | 岡本武志 |
購入方法 | 全国の書店、ネット書店にて |
このように、坪倉康晴の初の写真集「夢幻」は、彼の役者人生や思いを詰め込んだ作品となっており、多くのファンにとっても特別な一冊となることでしょう。今後の彼の活躍にも期待が寄せられます。
参考リンク: