新宿歌舞伎町で7/26開幕!江戸春画展と関連イベント紹介
ベストカレンダー編集部
2025年7月26日 18:51
新宿歌舞伎町春画展
開催期間:7月26日〜9月30日

「新宿歌舞伎町春画展―文化でつむぐ『わ』のひととき」開幕
2025年7月26日(土)、東京・新宿歌舞伎町の能舞台にて「新宿歌舞伎町春画展―文化でつむぐ『わ』のひととき」が開幕しました。本展は江戸時代の春画を中心に、約150点の作品を展示し、会期は2025年9月30日(火)まで続く予定です。
本展は、浦上蒼穹堂の代表である浦上満氏の春画コレクションから厳選された作品が並び、江戸時代の著名な浮世絵師である菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳の作品を通じて、江戸の文化を体感できる貴重な機会となっています。

展示の魅力とアートディレクション
本展のアートディレクションは、現代アート集団Chim↑Pomの林靖高氏が担当しています。新宿歌舞伎町という特異な場所に位置する能舞台の魅力を最大限に引き出し、来場者に春画の新たな体験を提供します。林氏は、展示の構成において、時代ごとの作品の流れを自然に見せる工夫を施し、来場者が歌舞伎町の街を通って会場に向かうプロセス自体も展示の一部と考えています。
また、メイン会場と第二会場が設けられ、訪れる人々はそれぞれの空間で異なる春画の魅力を楽しむことができます。春画の展示は、ただの視覚的体験にとどまらず、観覧者が江戸時代の文化に触れ、感情を共有する場としての役割も果たしています。

関連イベントと特別企画
本展に関連するイベントも多数用意されています。特に注目すべきは、8月1日(金)に開催される『春画ナイト!!』です。このイベントでは、春画をテーマにしたドキュメンタリー映画『春の画 SHUNGA』の特別上映会が行われ、浦上満氏と手塚マキ氏によるトークセッションも予定されています。
さらに、8月26日(火)と9月15日(月・祝)には、笑福亭羽光師匠と茶光さんによる落語イベント「春の噺 ― 落語でつむぐ『わ』のひととき」が開催され、江戸時代の笑いと色気を語り継ぐ貴重な機会となります。
- 8月1日(金)『春画ナイト!!』
- 8月26日(火)・9月15日(月・祝)「春の噺 ― 落語でつむぐ『わ』のひととき」
- 9月6日(土)トークイベント「春画とフェミニズム」
- 8月6日(水)・8月16日(土)・9月3日(水)・9月6日(土)スリバチ散歩ツアー

オフィシャルグッズと音声コンテンツ
展示の第二会場には、春画をモチーフにしたオリジナルグッズを販売するショップも併設されています。トレーディングカード、トートバッグ、手ぬぐい、クッション、豆皿、アクリルキーホルダーなど、遊び心あふれるアイテムが揃っており、訪れた記念として手に入れることができます。
また、本展ではポッドキャスト「新宿歌舞伎町春画展ラジオ局『わ』」も配信中です。江戸時代や浮世絵、春画についての様々なテーマが語られ、訪問者が事前に知識を深めたり、展覧会後の振り返りに役立てたりすることができます。

開催概要とアクセス情報
「新宿歌舞伎町春画展」は、以下の概要で開催されます。
展覧会名 | 新宿歌舞伎町春画展 ‐ 文化でつむぐ「わ」のひととき。 |
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会期 | 2025年7月26日(土)~9月30日(火) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
時間 | 11時~21時(土日祝:10時~21時) |
入場料 | 一般2200円(障がい者手帳をお持ちの方は1名無料) |
会場 | 新宿歌舞伎町能舞台 |
アクセス | 東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿 2階 |
本展は事前予約制の日時指定券を導入しており、オンラインサイトから購入が可能です。新宿歌舞伎町能舞台と第2会場を一度のチケットで観覧できるため、訪問者は両方の会場を楽しむことができます。
新宿歌舞伎町春画展は、江戸時代の春画を通じて文化の深さを再発見し、現代における新しい視点を提供する貴重なイベントです。ぜひ、この機会に春画の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
参考リンク: