7月25日発売の自他境界入門書で人間関係の悩み解決へ
ベストカレンダー編集部
2025年7月26日 11:46
自他境界入門書発売
開催日:7月25日

臨床心理士が教える自他境界の入門書『振り回されるのはやめるって決めた』が発売
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、2025年7月25日に新たな書籍『振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界』を刊行しました。本書は、臨床心理士である若山和樹氏が執筆した、自他境界についての入門書です。特に、現代社会において多くの人が抱える人間関係の悩みに焦点を当てており、購入者には特典として「バウンダリーづくりのエクササイズシート(PDF)」が付属します。
本書が注目される理由は、noteでの大反響にあります。自他境界の理解を深めることで、より良い人間関係を築くための手助けができる内容となっています。自他境界とは、自分と他者を隔てる境界線のことを指し、これが適切に機能することで、個人の幸福と健全な人間関係を同時に実現することが可能となります。

読者が抱える悩みと自他境界の重要性
本書では、以下のような悩みを持つ人々に向けて、具体的な解決策を提案しています。
- 断るのが苦手で、常に誰かに振り回される
- 助けを求めたり、相談したりすることができない
- 相手のちょっとした言動が気になって仕方がない
- 特定の人との関わりで疲れたり、落ち込んだりする
- DVやモラハラの被害に遭っている、あるいは加害者になっている
- 上下関係のある友人との関係を断ち切れない
これらの悩みは、自他境界の機能不全が原因である可能性があります。自他境界が適切に機能している場合、私たちは人とのつながりを持ちながらも、個人の幸福を損なうことなく関係を築くことができます。

自他境界の機能不全が引き起こす問題
自他境界が機能しない場合、以下のような具体的な問題が生じます。
- 家族関係
- 過干渉や役割の逆転、金銭的な依存と支配など。
- パートナーシップ
- ニコイチやカップルダンス、嫌知らずなどの問題。
- 友情
- 対等でない友情や弱さを見せられない、関係のリセットができない。
- 仕事
- バーンアウトやパワハラなどの問題が発生する。
また、境界線を引くだけでは十分ではなく、他者との関係を築くためのバウンダリーの設定が重要です。本書では、他者との関係を築きながら、自分自身をしっかりと持つための方法が紹介されています。

自分の境界線のタイプを知る
本書では、読者が自分自身の境界線のタイプを理解するための手助けも行っています。以下のようなタイプが挙げられています。
- 迎合タイプ – 周囲に合わせすぎてしまう。
- 回避タイプ – 誰にも弱さを見せられない。
- 支配タイプ – 他者をコントロールしたい。
- 無反応タイプ – 相手のニーズがわからない。
- バウンダリー – バランスよく自他を尊重できる。
これらのタイプを理解することで、自分に起こりやすい問題を認識し、それぞれに適したバウンダリーの設定に取り組むことが可能となります。

書籍の構成と著者情報
本書は、以下の章立てで構成されています。
- はじめに
- 自他境界とは何か
- 境界線に問題があると何が起こるのか
- バウンダリーとは何か
- バウンダリーの発達とそれを阻害するもの
- バウンダリーづくりの「最良の方法」
- どうしても「いや」を言えないときにどうするか
- 深刻な境界線の問題
- おわりに
著者の若山和樹氏は、臨床心理士・公認心理師であり、日本福祉大学の非常勤講師としても活動しています。彼は医療機関でのカウンセリングや心理検査を行い、トラウマ関連疾患や解離性障害、発達障害に関する専門的な知識を持っています。
書籍情報と購入方法
『振り回されるのはやめるって決めた』の書籍情報は以下の通りです。
タイトル | 振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界 |
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発売日 | 2025年7月25日 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
仕様 | 単行本(ソフトカバー)/312ページ |
ISBN | 978-4799331743 |
本書は、Amazonや楽天ブックスなどで購入可能です。特に、電子書籍版も用意されており、手軽にアクセスできる点が魅力です。
このように、本書『振り回されるのはやめるって決めた』は、自他境界についての理解を深め、より良い人間関係を築くための手助けを提供する内容となっています。自分自身を知り、他者との健全な関係を築くための第一歩として、ぜひ手に取ってみることをお勧めします。