2025年7月24日開催「アンリミテッドスポーツフェスティバル」大阪で多彩な競技と芸術融合
ベストカレンダー編集部
2025年7月26日 10:31
2025アンリミスポーツ祭
開催日:7月24日

「2025 アンリミテッドスポーツフェスティバル」の開催概要
2025年7月24日(木)、一般社団法人アンリミテッド事業推進協会が主催する「2025 アンリミテッドスポーツフェスティバル」が、EXPO2025大阪・関西万博のEXPOアリーナ「Matsuri」とヤンマースタジアム長居の2会場で開催されました。このイベントは、文化・芸術・スポーツを融合させた参加型のフェスティバルであり、延べ8,300人が来場しました。年齢や障がい、国籍を問わず、誰もが楽しめる一日を実現しました。
このイベントは、2017年に「障がいの有無を超えて同じルールで競技する」という新しい試みとして始まりました。2023年からは「パラ」の名称を外し、誰もがフラットに交われる超包括型イベントとして進化しています。今年のテーマは「文化・芸術・スポーツ」で、6回目の開催となりました。

開会式と特別ゲストの登壇
イベントのオープニングパフォーマンスには、室伏広治スポーツ庁長官が登壇しました。また、車いすYouTuberとして活躍するアンリミアンバサダーの渋谷真子さんも参加し、開会式を盛り上げました。代表理事の北林直哉は、「障がいのあるなし、男の子女の子、子ども大人関係なく、みんな同じ人として、違いを認め合いながら自分自身を成長していこうという取り組み。しっかりお互いを認め合うというイベントにしていきましょう」と意気込みを述べました。
開会式の後、各会場で陸上競技やさまざまなイベントが行われ、参加者たちは日頃の練習の成果を発揮しました。

注目のイベントと競技内容
当日の注目イベントは、ヤンマースタジアム長居とEXPOアリーナ「Matsuri」の両会場で行われました。
- ヤンマースタジアム長居でのイベント
- 女子やり投げで日本新記録が誕生しました。記録は以下の通りです:
- アテネ・北京五輪男子やり投げ代表の村上幸史選手も参加しました。
選手名 カテゴリ 記録 竹村 明結美 立位 13m53 木下 麻奈美 座位 9m95 - EXPOアリーナ「Matsuri」でのイベント
- プロゲーマーザベス選手が「ストリートファイター6」の対戦を披露し、チーム「デンジャラスおにぎり」が優勝しました。
- 約700人が参加した「アンリミアート」では、誰でもアーティストになれるというコンセプトのもと、超大作が完成しました。
- ミュージック・アウトリーチでは、6歳から80歳までの老若男女約100名がミュージカルを披露しました。

フィナーレとメダルセレモニー
イベントのフィナーレでは、長居の会場で行われた陸上競技やボッチャなどの競技を経て、万博会場にてメダルセレモニーが実施されました。18時30分からのセレモニーには、長居での表彰対象者も参加し、会場全体が温かな祝福ムードに包まれました。
フィナーレでは、約300人の参加者が「アンリミ」のテーマソングを熱唱し、会場に響き渡りました。参加者の一人である渋谷さんは、「めちゃくちゃ暑くて、長居と万博を行ったり来たりもしましたが、いろんな競技に参加したり、ダンスなどが楽しかったです!」と笑顔で話しました。

大会の詳細情報
「2025 アンリミテッドスポーツフェスティバル」の詳細情報は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
会場 | EXPO2025 大阪・関西万博 EXPOアリーナ「Matsuri」、ヤンマースタジアム長居 |
日時 | 2025年07月24日(木) 10:00~20:00(万博)、10:00~16:00(長居) |
実施内容 | 陸上競技大会、専門スポーツ大会、競技イベント、ミュージック・アウトリーチ、ブースイベント |
参加費用 | 入場無料、参加無料(一部有料) |
主催 | 一般社団法人アンリミテッド事業推進協会 |
代表者 | 北林 直哉 |
このように、多彩なプログラムが展開され、参加者同士の交流が促進される場となりました。アンリミテッドスポーツフェスティバルは、今後も障がいの有無に関わらず、全ての人々が楽しめるイベントとして成長し続けることでしょう。
参考リンク: