7月19日開催『魔法使いの約束』昼公演イベント詳細レポート

株式会社colyが贈るスペシャルイベントの詳細

2025年7月19日（土曜日）に、株式会社colyが手掛けるTVアニメ『魔法使いの約束』のスペシャルイベントが開催されました。このイベントは、昼公演と夜公演の二部構成で行われ、昼公演は13:30から森のホール21で行われました。多くのファンが集まる中、イベントは盛況のうちに進行しました。

昼公演には、田丸篤志（アーサー役）、神原大地（カイン役）、永野由祐（リケ役）、高橋広樹（ミスラ役）、鈴木千尋（スノウ役）、寺島拓篤（ホワイト役）、日野聡（ブラッドリー役）、岡本信彦（シノ役）、河本啓佑（ヒースクリフ役）、仲村水希（ムル役）、天﨑滉平（クロエ役）、三浦勝之（ラスティカ役）、森川智之（フィガロ役）、帆世雄一（レノックス役）など、合計21人のキャストが出演しました。さらに、声の出演として近藤隆（オズ役）、浅沼晋太郎（オーエン役）、伊東健人（ファウスト役）、立花慎之介（シャイロック役）、土岐隼一（ルチル役）も参加し、MCは臼杵寛が務めました。

イベントの始まりとキャストの登場

イベントは、オズ、オーエン、シャイロックの公演前アナウンスからスタートしました。彼らは、会場の様子を水鏡で見ているという設定で、観客に向けて様々な理由を述べました。「喧騒を忘れてくつろぎたかった」「誰の指図も受けたくなかった」「汗をかきたくなかった」といったユーモアあふれる言葉に、会場は笑いに包まれました。

続いて、アニメのオープニング映像が流れ、14名のキャストが登場しました。観客からは「オズ様！」「ファウスト先生！」と呼びかけがあり、国ごとの挨拶も特色が出ていました。特に、初の出演となる日野さんと森川さんは「皆さんと一緒に楽しみたいと思います！」と意気込みを語り、会場の期待感が高まりました。

思い出のシーンを振り返る

イベントでは、キャスト陣が販売グッズのTシャツを着用し、魔法使いのミニキャライラストを使用した「布用ステッカー irodo」で各々がアレンジしている様子が紹介されました。田丸さんは、すべてのキャストイベントに出演していることをアピールされ、「皆勤王子」と称賛を受けました。

また、思い出のシーンを振り返るコーナーも用意され、神原さんは『まほラジ』の思い出を語り、河本さんが同意する場面もありました。日野さんは、アニメを通じて新たな発見があったことを語り、観客を引き込む内容となっていました。

名シーンアワードの発表と生アフレコ

イベントのハイライトの一つとして、「みんなが選ぶ名シーンアワード　AWARD Promise of wizard」が行われました。事前にX（旧Twitter）で募集した名シーンが部門ごとに発表され、昼公演では「ドキっとするで賞」と「ほろりで賞」が発表されました。

• ドキっとするで賞
  第4話の「アーサーがクックロビンたちのために夜空から魔法をかけるシーン」
  第7話の「フィガロが賢者をダンスに誘うシーン」
  第9話の「月蝕の館でムルが賢者に語りかけるシーン」
• ほろりで賞
  第9話の「ラスティカとクロエのスカーフのシーン」
  第10話の「リケがネロにお礼を伝えるシーン」
  第10話の「箒に乗っているルチルのシーン」

選ばれたシーンを再現する生アフレココーナーでは、キャストがその場で声を当てるという新たな試みが行われました。各シーンは、観客の反応を引き出し、特に鈴木さんと寺島さんの息の合った台詞が印象的でした。

楽しいクイズコーナーとMiliのライブパート

「国別対抗まほクイズ!」では、出演キャストが国ごとにチームを組み、出題されたクイズに挑戦しました。各チームの個性が出た回答が飛び出し、会場は盛り上がりを見せました。

その後、Miliによるライブパートが行われ、アニメのオープニング曲「Year N」が披露されました。観客はその演奏に聞き入っていました。続いて、アニメ12話の最後に流れた「Cast Me a Spell」も演奏され、会場の雰囲気はさらに高まりました。

朗読劇と新情報の発表

イベントの最後には、朗読劇が行われ、シノ、ヒースクリフ、クロエ、ラスティカの組み合わせが登場しました。彼らは「森の精霊たち」に挨拶をし、賢者からもらった便利アイテムを使ってみるシーンが描かれました。

さらに、イベントの最後には、ナンジャタウンコラボや第3弾のオーケストラコンサート、新しい取り組みとなるイマーシブシアターなどの催事情報が発表されました。ゲーム内の情報として「仮初の愛玩と首輪のソナチネ」の告知もあり、会場は大いに盛り上がりました。

イベントの総括と今後の展開

イベント終了後、キャスト全員が壇上に上がり、感謝の言葉を述べました。参加者たちは、各自の感想を語りながら、今後の展開に期待を寄せました。特に、田丸さんはアニメイベントとしては初めての経験で、感謝の気持ちを表しました。

今回のスペシャルイベントは、観客との距離感が近く、キャストの個性が光る場面が多く見られました。多くのファンが集まり、楽しい時間を過ごしたことが伺えます。今後の展開にも期待が寄せられ、さらなる盛り上がりが期待されます。