2025年7月22日開催|北九州市で女性と企業が共創する花ひらく未来会議
ベストカレンダー編集部
2025年7月25日 16:14
花ひらく未来会議初開催
開催日:7月22日

福岡県北九州市「花ひらく未来会議」第1回開催レポート
2025年7月22日、福岡県北九州市において「花ひらく未来会議」が盛況のうちに開催されました。このイベントは、女性の“はたらく”を支えることを目的としたもので、地域企業と女性たちが出会い、共に応援し合う場を提供することを目指しています。主催者は、地域活動を展開する近藤春花氏が代表を務め、地域に根ざした「はたらく」の選択肢を広げるための第一歩として企画されました。
当日は、地元企業からの参加者30名、求職・転職・キャリア相談を目的とした女性31名、さらに応援企業10社を含む総勢70名以上が集まり、活気ある交流が繰り広げられました。特に、面接という形式に縛られず、互いの想いや働き方を「まずは聞いてみる」というスタイルが、多くの参加者の心に響きました。

「花ひらく未来会議」の目的と意義
「花ひらく未来会議」は、子育てや介護と向き合いながらも“わたしらしく働きたい”という女性たちと、柔軟な働き方を提案する地域企業との出会いを生み出すことを目的としています。これにより、参加者は新たなキャリアの選択肢を得ることができ、地域企業は多様な人材との出会いを通じて新たな可能性を見出すことが期待されています。
このイベントは、単なる就職イベントではなく、参加者同士のつながりや企業との対話を通じて、より深い理解と信頼関係を築くことを重視しています。主催者の近藤春花氏は、参加者が安心して声を届けられる場所を作ることを目指しており、今後もこのような場を提供し続ける意向を示しています。

参加者の声と交流の様子
イベントでは、企業担当者と参加女性が自由に言葉を交わせる交流タイムが設けられました。参加者は、履歴書や肩書にとらわれず、まずは話してみるスタイルで緊張をほぐし、本音の会話を楽しむことができました。
実際に寄せられた参加者の声の中には、「今日の会話が参考になった」、「また機会があれば参加したい」といった感謝のメッセージが多数ありました。主催者の近藤春花さんにも「想いが伝わる温かな会だった」との感想が寄せられ、次回開催への希望を持つ参加者も多く見受けられました。

地域企業の参加と支援の意義
本イベントには、北九州市内を中心とした多種多様な企業・団体が参加しました。これらの企業は、地域で暮らす人々が自分らしく働き、暮らせる社会を目指し、積極的な採用・支援姿勢を持っています。
以下は、出展企業の一部です:
- ASTREA(アストレア) – 健康・美容業界で、成果報酬型の柔軟な働き方を提案。
- Ka Pilina(カピリナ) – 女性の自律・自立を支援し、週2日から働ける柔軟さが魅力。
- サポートハウス小倉グループ – 多様性ある利用者への丁寧な支援を提供。
- 株式会社CVSクリエーターズ – 24時間営業の特性を活かし、多様な時間帯に働ける柔軟さが魅力。
- 社会保険労務士仲村龍治事務所 – 組織づくりから採用・定着までを支援。
これらの企業は共通して、子育てや介護、ブランクからの再スタートといった多様なライフスタイルを肯定し、柔軟な雇用体制やサポート体制を整備しています。参加者からは、当日話した方にぜひ応募してほしいという声もあり、単なる出展にとどまらず、今後の雇用や連携へと広がる動きが始まっています。

主催者のメッセージと今後の展望
近藤春花さんは、「もっと柔軟に働きたい」「社会とつながる一歩が欲しい」という女性たちの思いを受け止め、安心して声を届けられる場所を作りたいと述べています。また、次回開催に向けた構想も進んでおり、参加者同士がより深くつながり合えるプログラムの設計や、地域外の企業・団体の参加促進が検討されています。
林理恵さんは、イベントを通じて参加者の表情に自信と希望が宿っている様子を見て、このイベントの価値を実感したと述べています。性別や年齢に関係なく、誰もが「自分らしく生きること」について対話できたことは、貴重な学びの機会であったと強調しています。
項目 | 詳細 |
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開催日 | 2025年7月22日 |
場所 | 北九州市立男女共同参画センター・ムーブ |
参加者数 | 70名以上 |
主催者 | 近藤春花 |
出展企業数 | 30社 |
応援企業 | 10社 |
「花ひらく未来会議」は、単なる就職支援やビジネスマッチングを超えた、ひとりの想いから始まる未来づくりの場として、今後の展開が期待されます。地域で生きる人・働く人が自分らしい選択をできる社会の実現に向けて、ファーストイノベーションは引き続き支援を行っていきます。