2025年10月開始「First Cut Lab Japan」映画編集支援プログラム募集
ベストカレンダー編集部
2025年7月25日 13:17
First Cut Lab Japan 2025
開催期間:10月1日〜2月28日

実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2025」について
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省の支援を受け、実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2025」を実施することを発表しました。このプログラムは、映画制作に携わる監督、プロデューサー、編集者を対象にしており、参加者は経験豊かな編集コンサルタントから直接フィードバックを受けることができます。
このプログラムは、特に日本映画の編集段階に焦点を当てており、参加する企画には創造的なコンサルテーションが提供されます。参加者は、編集のブラッシュアップを図るための貴重な機会を得ることができます。

プログラムの概要と目的
「First Cut Lab Japan 2025」は、選出された1~2本の長編映画を対象としたワークショップです。プログラムの目的は、編集段階における映画の芸術的な可能性を開拓し、参加者同士が新たな視点を模索することです。
ワークショップでは、参加者が事前に用意した粗編集版(First Cut)に基づいて、専門的なフィードバックを受けることができます。フィードバックを行うのは、国際的な映画業界で活躍するメンターや編集コンサルタントです。彼らは参加企画の内容に応じて選ばれ、個別のニーズに応じた指導を行います。
ワークショップの特徴
- 全て英語で実施:プログラムは全て英語で行われます。VIPOからの通訳は提供されないため、参加者は自身で通訳を手配する必要があります。
- 専門的なフィードバック:参加者は、編集コンサルタントから具体的なフィードバックを受けることができ、作品の質を向上させるための指針を得ることができます。
- ワークショップ後のレポート提供:ワークショップ終了後には、さらなる編集に向けた指針となるレポートが提供されます。
過去の参加企画実績
「First Cut Lab Japan 2024」では、以下のような企画が参加し、国際映画祭での評価を得ています。
- 企画名:『ルノワール』 監督:早川千絵
第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門選出 - 企画名:『LOST LAND/ロストランド』 監督:藤元明緒
第82回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門選出
これらの実績は、プログラムがいかに質の高いサポートを提供しているかを示しています。また、過去の参加者は、カンヌやヴェネツィアなどの名だたる映画祭でのノミネートを果たしています。
応募方法とスケジュール
「First Cut Lab Japan 2025」への応募は、以下の要項に従って行ってください。
- 応募締切:2025年9月11日(木)
- 募集企画数:1~2企画(長編実写映画および長編ドキュメンタリー)
- 参加費用:無料
- 開催期間:2025年10月~2026年2月末(全てオンラインでの実施)
応募の際には、英文の応募フォーム(ワードファイル)および映像素材を提出する必要があります。詳細は、VIPOの公式サイトをご確認ください。
お問い合わせ先
応募やプログラムに関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでご連絡ください。件名には「First Cut Lab Japan 2025」と明記してください。
e-mail: matching@vipo.or.jp
まとめ
「First Cut Lab Japan 2025」は、実写長編映画の編集に特化したコンサルテーションプログラムであり、参加者には貴重なフィードバックと指導が提供されます。過去の成功事例もあり、今後の作品の質を向上させるために有益な機会となるでしょう。
以下に、プログラムの要点を整理しました。
項目 | 詳細 |
---|---|
プログラム名 | First Cut Lab Japan 2025 |
応募締切 | 2025年9月11日(木) |
募集企画数 | 1~2企画 |
参加費用 | 無料 |
開催期間 | 2025年10月~2026年2月末(オンライン実施) |
言語 | 英語(通訳は自己手配) |
このプログラムは、映画制作に携わる方々にとって、作品をより良いものにするための重要なステップとなるでしょう。
参考リンク: