2025年7月決済動向調査:現金・楽天カード・PayPayの利用率を公開
ベストカレンダー編集部
2025年7月24日 15:22
2025年7月決済調査発表
開催期間:7月2日〜7月7日

2025年7月の決済・金融サービス利用状況
2025年7月24日、MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳から69歳の男女25,000人を対象に実施した「2025年7月決済・金融サービスの利用動向調査」の結果を発表しました。この調査は、2025年7月2日から7月7日までの期間に行われ、利用者の支払い方法や金融サービスの利用状況が明らかになりました。
調査結果によると、普段利用している支払い方法の割合は「現金」「クレジットカード」「QR・バーコード決済」が上位に位置しています。特に現金の利用率が高いことが特徴的です。

調査結果の詳細
以下に、調査結果の詳細を示します。
- 普段利用している支払い方法: 現金が74.9%、クレジットカードが53.0%、QR・バーコード決済が46.7%。
- 利用しているクレジットカードの上位: 楽天カード(52.5%)、PayPayカード(21.0%)、イオンカード(19.2%)。
- 利用しているQRコード決済の上位: PayPay(65.2%)、楽天ペイ(35.9%)、d払い(28.2%)。
- 利用しているカード式の非接触決済の上位: Visaのタッチ決済(39.2%)、WAONカード(27.1%)、Suica(25.9%)。
- スマートフォン式の非接触決済の上位: モバイルSuica(33.3%)、Visaのタッチ決済(25.3%)、楽天Edy(15.5%)。
- 利用している銀行口座の上位: ゆうちょ銀行(56.4%)、楽天銀行(28.4%)、三菱UFJ銀行(26.1%)。
- 利用している証券会社の上位: 楽天証券(42.0%)、SBI証券(33.5%)、野村證券(15.6%)。

支払い方法の利用状況
調査によると、現金の利用が依然として高いことが確認されました。74.9%の人々が現金を普段の支払い方法として利用しており、次いでクレジットカードが53.0%、QR・バーコード決済が46.7%となっています。これにより、現金に対する信頼性や利便性が依然として高いことが示されています。
特にクレジットカードに関しては、77.9%の回答者が利用していると答え、利用者の中で最も多いのは楽天カードでした。このことは、楽天カードのブランド力や利用者の満足度が高いことを示しています。

QRコード決済の普及状況
QRコード決済についても調査が行われ、73.6%の人々が利用していると回答しました。特にPayPayが65.2%と高い利用率を誇り、次いで楽天ペイやd払いが続いています。この結果から、QRコード決済が急速に普及していることが伺えます。
QRコード決済は特に若年層に人気があり、手軽さやキャッシュレスの利便性が評価されています。

非接触決済の現状
非接触決済については、カード式とスマートフォン式の両方において調査が行われました。カード式の非接触決済は58.4%の人が利用しており、最も多く利用されているのはVisaのタッチ決済です。
スマートフォン式の非接触決済については、38.1%が利用しており、モバイルSuicaが最も多く利用されています。この結果は、スマートフォンの普及と共に非接触決済が選ばれる理由の一端を示しています。

銀行口座と証券会社の利用状況
銀行口座の利用については、86.8%の人々が利用しているとの結果が出ました。特にゆうちょ銀行が56.4%と高い利用率を誇り、楽天銀行や三菱UFJ銀行が続いています。
証券会社に関しては、33.2%が利用していると回答し、最も多く利用されているのは楽天証券でした。この結果は、投資に対する関心が高まっていることを示唆しています。

調査概要と販売情報
本調査は、2025年7月2日から7月7日の期間に実施され、有効回答者数は25,000人です。調査方法はインターネット調査であり、設問数は13問にわたります。
調査結果の詳細やデータは、MMD研究所のウェブサイトで確認可能です。また、調査データの販売も行っており、販売価格は400,000円(税別)となっています。
サービス名 | 利用率 |
---|---|
現金 | 74.9% |
クレジットカード | 53.0% |
QR・バーコード決済 | 46.7% |
銀行口座 | 86.8% |
証券会社 | 33.2% |
この調査は、現金やクレジットカード、QRコード決済、非接触決済、銀行口座、証券会社の利用状況を把握するための重要なデータを提供しており、今後の金融サービスの動向を考える上で参考となるでしょう。
参考リンク: