7月23日開催「千寿オリーブ宇宙医療」大阪万博で革新発表

千寿オリーブ宇宙医療発表

開催日:7月23日

千寿オリーブ宇宙医療発表
千寿オリーブのマイクロバイオームって何がすごいの?
千寿オリーブ由来のマイクロバイオームは、宇宙の過酷な環境に適応する力を持ち、長寿や健康維持に役立つ細胞の活性化に期待されています。
宇宙医療と地上での健康にどんな関係があるの?
宇宙環境での研究は、微小重力や放射線などのストレスに対する生命の適応力を解明し、その成果は地上での長寿やスキンケアなど健康技術の革新に応用されます。

千寿オリーブのマイクロバイオームが宇宙医療へ!

2025年7月23日、大阪・関西万博2025のフランス館において、「千寿オリーブから宇宙医療へ──世界初の長寿プロジェクト」と題した革新的なシンポジウムが開催されました。このイベントは、ニナファームによるイノベーション・シンポジウムの一環として、科学、自然、宇宙を結びつける新たなビジョンを提示するものでした。

シンポジウムでは、宇宙環境が人間の健康に与える影響についてのディスカッションが行われました。宇宙は微小重力、高放射線、孤立、概日リズムの乱れ、資源の制限など、地球とは異なる厳しい環境です。これにより、人間の細胞やミトコンドリアに多大なストレスがかかり、健康、エネルギー、老化の基盤が揺らぐことが懸念されています。

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アストロバイオーム プロジェクトの概要

このシンポジウムの中で発表された「アストロバイオーム プロジェクト」は、千寿オリーブの木から得られたマイクロバイオームを起点に、宇宙環境に適応する生命力と、地上でも活用できる細胞長寿の鍵を探ることを目指しています。

プロジェクトの具体的な目的は、過酷な宇宙環境に善玉菌をさらすことで、地球では得られない適応性を促進し、長寿、スキンケア、持続可能な健康への革新的な応用を追求することです。ミッションは「地球と宇宙の両方で、生命の可能性を拡張すること」とされています。

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シンポジウムの登壇者とその発表内容

シンポジウムには、世界で活躍する著名な登壇者が参加し、先進的な見解を共有しました。以下は主な登壇者とその発表内容です。

  • 野口 聡一氏(宇宙飛行士)
    スペースシャトル、ソユーズ、スペースXのクルードラゴンと、異なるタイプの宇宙船すべてを経験した唯一の日本人として、宇宙飛行が人体に与える影響や、長期ミッションにおけるマイクロバイオームの可能性について語りました。
  • ジェニファー・フォガーティ博士
    NASA生物物理科学部門ディレクターとして、宇宙におけるレジリエンス(回復力)と適応性において、マイクロバイオームが果たす重要な役割について解説しました。
  • ソフィー・ブルス・ミュラー氏
    チョコルカン脳の長寿プロジェクト代表として、初公開の水抽出由来製法で生まれた「Aqua de Cocoa」処方を紹介し、脳の健康と長寿に向けた革新的アプローチを提示しました。
  • ヴェラ・ムリアニ氏
    アストロバイオーム創設者として、宇宙空間におけるヒトのマイクロバイオームとミトコンドリアの進化を研究する「アストロバイオーム」プロジェクトについて語りました。
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人間の寿命と質の延長に向けた対話

シンポジウムでは、研究者や思想家、万博来場者が集まり、「人間の寿命とその質をどう延ばすか」という今世紀の重要なテーマについて対話が行われました。ヴェラ・ムリアニ氏は、「長寿の答えは、地球上で最も古くから存在する生命体にあるかもしれません」と述べ、アストロバイオーム プロジェクトが科学、自然、宇宙の融合を象徴するものであることを強調しました。

また、プロジェクトは年内にも次のステージへと進み、千寿オリーブの木から発見された主要なマイクロバイオーム株のひとつが、スペースXの次期ミッションに搭載され、軌道上での研究が本格化する予定です。

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登壇者のプロフィール

本シンポジウムに参加した主要な登壇者のプロフィールは以下の通りです。

名前 役職 主な業績
野口 聡一 宇宙飛行士 4度の船外活動を実施し、日本実験棟「きぼう」や各種実験の重要ミッションを担当。
ジェニファー・フォガーティ NASA生物物理科学部門ディレクター 極限環境における人体機能と宇宙医学の第一人者。
ヴェラ・ムリアニ アストロバイオーム Inc. CEO 宇宙建築とサステナブルイノベーションの世界的リーダー。
ソフィー・ブルス・ミュラー 脳の長寿プロジェクト代表 ウェルネスブランド「Chocolkan」を創設。
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まとめ

今回のシンポジウムは、千寿オリーブのマイクロバイオームを起点にした「アストロバイオーム プロジェクト」が宇宙医療の新たな可能性を示すものであることを強調しました。宇宙環境における健康や長寿についての研究は、地球上でも応用可能な知見をもたらすことが期待されています。

以下に、今回のシンポジウムおよびプロジェクトの主要なポイントをまとめます。

ポイント 内容
シンポジウム名 千寿オリーブから宇宙医療へ──世界初の長寿プロジェクト
開催日 2025年7月23日
主催 ニナファーム
目的 宇宙環境に適応する生命力を探求し、長寿の鍵を見つけること
登壇者 野口聡一氏、ジェニファー・フォガーティ博士、ヴェラ・ムリアニ氏、ソフィー・ブルス・ミュラー氏

このように、千寿オリーブのマイクロバイオームに基づく宇宙医療の研究は、今後の健康や長寿に関する新たな知見をもたらすことが期待されており、引き続き注目が集まることでしょう。