2025年7月23日発表!大阪万博で体験できる最新webAR事例と新サービス紹介

webAR最新事例発表

開催日:7月23日

webAR最新事例発表
webARって何がすごいの?
webARはアプリ不要でスマホのブラウザから体験でき、体認識や顔認識など高度な機能も搭載可能。多様な分野で手軽にAR体験が広がっています。
大阪万博でどんなAR体験ができるの?
大阪万博では新潟県の伝統工芸“十日町友禅”の着物を体認識ARで試着可能。スマホからリアルに動きに合わせて着物を楽しめます。

webAR最新事例の紹介

株式会社vartiqueは、2025年7月23日に新たなwebARサービスと最新事例を発表しました。webAR(ウェブAR)は、アプリをダウンロードすることなくスマートフォンのブラウザから体験できる技術であり、観光、教育、エンタメ、企業プロモーションなどさまざまな分野での利用が進んでいます。特に2020年以降、その需要は急速に高まっています。

従来のwebARは簡易的な表現に留まっていましたが、今回の発表では「ByAR for web」を通じて、アプリでしか実現できなかった機能も搭載可能となり、活用の幅が大きく広がりました。以下に、具体的な事例を紹介します。

【webAR最新事例まとめ】新サービスのご紹介&事例サイト公開! 大阪万博 着物試着/制服試着/宿泊施設・観光ポータル型/プリクラAR 画像 2

最新のwebAR事例

まずは、大阪万博での事例から見ていきます。

大阪万博|着物試着AR(体認識)

大阪・関西万博において、新潟県の伝統工芸である“十日町友禅”を体験できるARコンテンツが制作されました。この体験は、西ゲート近くの「ギャラリーWEST/フューチャーライフゾーン」で提供され、赤と黒の2種類の着物をスマートフォンのwebブラウザから試着することができます。

このARは、体の動きに追従して着物がフィットする“体認識AR”を用いており、伝統とテクノロジーの融合を実現しています。詳細は新潟県の万博特設サイトで確認できます。

制服試着AR|日本海事広報協会様(顔認識)

次に、令和7年7月11日から27日まで羽田空港第2ターミナル5階スカイデッキで開催される「知ってびっくり!船と港のものしり博士」パネル展において、船員服を着たAR体験が提供されます。参加者はwebブラウザからアクセスするだけで、船員姿に変身して記念撮影が可能です。

この体験では、ミニスタンプラリーも実施されており、家族で楽しめるデジタル体験が提供されています。詳細はパネル展の公式情報で確認できます。

宿泊施設向け|GPS連動 観光ポータルAR(金閣寺)

株式会社GP様の宿泊施設に導入されたARコンテンツでは、施設内でスマートフォンをかざすとARで“金閣寺へのゲート”が出現します。このポータル型コンテンツでは、内部2階や非公開エリアをバーチャル体験でき、仏像や天井壁画などの文化財もAR上で再現されています。

GPS制御により宿泊者限定コンテンツとして提供されており、他施設との差別化や予約促進、宿泊体験の付加価値向上に寄与しています。

新サービス ARプリクラのご紹介

新たに提供されるARプリクラは、スマートフォンのカメラ映像にスタンプやフレームを自由に配置・デコレーションし、その場で撮影できるコンテンツです。このサービスは「ByAR for web」を通じてブラウザからも体験可能です。

地域イベントや商業施設、ライブ・フェス、企業イベントなど多様なシーンで活用でき、アプリ不要で参加者は誰でもその場ですぐに楽しむことができます。これにより、“体験型プロモーション”としてSNS投稿を自然に促す仕掛けが整っています。

活用シーン別動画事例

  • 地域イベント向けARプリクラ
  • マラソン・スポーツイベント向け
  • ライブ・音楽フェスイベント向け
  • キックオフ・周年行事など企業イベント向け

webARの活用方法を体系的にまとめたサイトの公開

さらに、webARサービス「ByAR for web」の専用サイトがオープンしました。このサイトでは、ARのさまざまな表現手法を紹介しており、ポータル型、平面認識型、画像認識型、顔認識型、体認識型、GPS型、ゲーム型など、多様な手法が整理されています。

ByAR for webでは、200を超える実績の中から代表的なARコンテンツをタイプ別に整理・可視化しており、導入を検討している企業や団体の方々にも直感的に活用イメージを持っていただける内容となっています。

サムネイルをタップすると説明や動画などが確認でき、社内提案やクライアント提案の資料としても活用可能です。

まとめ

今回の発表では、株式会社vartiqueが提供するwebARの最新事例と新サービスについて詳しく紹介しました。特に、大阪万博での着物試着ARや、羽田空港での制服試着AR、宿泊施設向けのGPS連動観光ポータルARなど、多彩な活用事例が展開されています。また、ARプリクラの新サービスは、イベントでの参加者の体験を向上させる新たなツールとして注目されています。

これらの情報をもとに、webARの活用方法や可能性について具体的なイメージを持つことができるでしょう。以下に、今回紹介した内容をまとめた表を示します。

事例名 内容 リンク
着物試着AR 新潟県の伝統工芸を体験できるAR 特設サイト
制服試着AR 船員服を着たAR体験 公式情報
GPS連動観光ポータルAR 金閣寺へのゲートAR体験 未定
ARプリクラ スマホで撮影できるARコンテンツ ByARサイト

これらの事例を通じて、webARの可能性が一層広がっていることが実感できる。今後の展開にも注目が集まります。

参考リンク: