8月4日開催「未来のおにぎり」大阪万博で試食体験
ベストカレンダー編集部
2025年7月22日 16:19
未来のおにぎり試食会
開催日:8月4日

大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」での「未来のおにぎり」デモンストレーション
2025年8月4日(月)、大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」内に位置する「ミライの食と文化ゾーン」にて、株式会社マルヤナギ小倉屋が主催するイベントが開催されます。このイベントでは、蒸し大豆ともち麦を使用した「未来のおにぎり」のデモンストレーションが行われ、参加者はその試食を楽しむことができます。
本イベントは公益社団法人日本栄養士会の主催により実施され、来館予約は不要で自由に参加できる形式です。健康や環境問題に関する意識を高める目的で、蒸し大豆ともち麦が持つ可能性を広く伝える機会となります。

「未来のおにぎり」とは
「未来のおにぎり」は、私たちが直面する食・環境・健康課題を解決するための新たな食文化の提案です。日本人が古くから親しんできたおにぎりに、蒸し大豆ともち麦を加えることで、栄養価を高め、健康的な食生活を促進します。
このおにぎりは、以下の3つの重要な課題に対する解決策を提供します:
- 生活習慣病をはじめとした健康課題
- たんぱく質危機と環境問題
- 社会・経済の持続可能性

健康課題へのアプローチ
厚生労働省が示す「日本人の食事摂取基準」では、食物繊維の摂取基準量が定められていますが、実際の摂取量は基準を下回っています。特に、20代から50代の男性は20~22g、女性は18gの摂取が推奨されていますが、実際には2~4g不足しているという調査結果があります。
「未来のおにぎり」には、1食あたり3.6gの食物繊維が含まれており、これにより不足分の一部を補うことが可能です。蒸し大豆はその栄養価が高く、他の大豆製品と比較しても優れた選択肢です。

たんぱく質と環境問題
世界的な人口増加に伴い、肉や魚といった従来のたんぱく源が不足する懸念があります。蒸し大豆は、100gあたり16.6gのたんぱく質を含み、肉や魚に代わる新たな選択肢として注目されています。また、大豆の生産は環境負荷が少なく、牛肉に比べて水の使用量が1/8、温室効果ガスの排出量が1/85というデータもあります。

社会・経済の持続可能性
持続可能な社会の実現には、食糧の安定供給と地域社会の発展が不可欠です。大豆は生産者との直接的なつながりを重視し、地域の食文化を活かした取り組みを進めています。もち麦は地域のイベントや食育に活用され、地域の活性化に寄与しています。

イベントの詳細
「未来のおにぎり」のデモンストレーション及び試食配布の詳細は以下の通りです:
日付 | 時間 | 場所 | 主催 | 内容 |
---|---|---|---|---|
2025年8月4日 | 10:00~12:50 | 大阪ヘルスケアパビリオン 「ミライの食と文化ゾーン」 デモキッチン | 公益社団法人日本栄養士会、公益社団法人大阪府栄養士会、一般財団法人日本栄養実践科学戦略機構 | デモンストレーション、試食配布、ムービー投影、パネル展示 |

商品概要と企業紹介
マルヤナギ小倉屋は、伝統的な食材の持つ健康価値を次世代に伝えることを目指し、様々な製品を展開しています。特に、蒸し大豆ともち麦は、栄養価が高く、手軽に摂取できる商品です。以下にそれぞれの製品概要を示します:
- おいしい蒸し豆 蒸し大豆
内容量:90g
賞味期限:90日
標準小売価格:138円(税込142円)
特徴:蒸しているため、栄養の流出が少なくそのまま食べられます。 - おいしいもち麦 蒸しもち麦
内容量:70g
賞味期限:90日
標準小売価格:152円(税込164円)
特徴:国産もち性大麦「キラリモチ」を100%使用し、調理が簡単です。
株式会社マルヤナギ小倉屋は、1951年に創業し、蒸し豆・佃煮・煮豆の製造・販売を行っています。神戸市東灘区に本社を構え、伝統食材の素晴らしさを次世代に伝えることを企業の使命としています。

まとめ
2025年8月4日に行われる「未来のおにぎり」のデモンストレーションイベントは、健康や環境問題に対する新たなアプローチを提供する貴重な機会です。蒸し大豆ともち麦を活用したこのおにぎりは、生活習慣病やたんぱく質不足、持続可能な社会の実現に向けた重要な提案となります。
イベント名 | 日付 | 場所 | 内容 |
---|---|---|---|
未来のおにぎりデモンストレーション | 2025年8月4日 | 大阪ヘルスケアパビリオン | デモンストレーション、試食配布など |
このように、健康的で持続可能な食文化の推進に貢献する「未来のおにぎり」は、食の未来を考える上で重要な役割を果たすでしょう。
参考リンク: