2025年7月22日開始のエアウォレット クイックローンとは？即時借入の新サービス

GeNiE株式会社が「エアウォレット クイックローン」を開始

2025年7月22日、GeNiE株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：齊藤雄一郎）は、株式会社リクルートMUFGビジネス（以下「RMB」）が提供する送金アプリ「エアウォレット」にて、個人向けローンサービス「エアウォレット クイックローン」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、利用者が迅速かつ安全にローンを利用できることを目的としています。

GeNiEは、消費者金融のリーディングカンパニーであるアコム株式会社の子会社として設立され、エンベデッド・ファイナンス（組込型金融）の推進に注力しています。エンベデッド・ファイナンスとは、事業会社が自社のサービスに金融サービスを組み込んで提供する形態を指し、GeNiEは2024年6月より「マネーのランプ」という組込型金融サービスを提供しています。

「エアウォレット クイックローン」の特長

「エアウォレット クイックローン」には、以下の3つの特長があります。

• 最短5分で借り入れ可能：「エアウォレット」アプリ内で本人確認が済んでいる方は、借り入れ希望金額とログインパスワードを入力するだけで申し込みが完了します。申し込み後、最短5分で借り入れが可能です。ただし、借り入れには審査が必要であり、申し込み時刻や審査によっては希望に添えない場合があります。
• 安心・安全でお得に利用可能：日常的に利用している「エアウォレット」アプリから申し込むことで、心理的なハードルが低く、手軽に利用できます。セキュリティにも配慮されており、リクルートサービスと連携したキャンペーンも実施予定です。
• 計画的な返済を支援する仕組み：借り入れ状況の可視化や返済リマインド機能を提供し、アルバイトの給与やシフトを管理できるアプリ「シフトボード」を通じて収入見通しを把握できる環境を整えています。これにより、計画的な借り入れを促し、過剰な借り入れを防ぐことを目指します。

これらの特長により、「エアウォレット クイックローン」はユーザーにとって非常に利用しやすいサービスとなっています。

「マネーのランプ」の概要

GeNiEが提供する「マネーのランプ」は、既存事業に金融サービスを組み込みたい事業会社のニーズに応えるためのレンディング機能に特化した組込型金融サービスです。このサービスの特長は以下の通りです。

1. 初期費用・貸金業ライセンス不要：事業会社は初期費用や貸金業ライセンスを取得することなく、早期に収益化が可能です。
2. 最短2週間での機能提供：事業会社によるレンディング機能の提供開始が最短2週間で実現します。
3. 高精度の与信システム：アコム100％出資のフィンテック企業だからこそ提供できる高精度の与信システムを活用しています。

これにより、エンドユーザーは普段利用しているショッピングサイトやアプリ内で商品を購入する際、迅速にレンディングサービスへ申し込むことができ、必要な資金をその場で受け取ることが可能になります。

GeNiEとRMBの提携の背景

GeNiEとRMBの提携は、日常的に利用しているサービスから申し込めるローンサービスに対する需要が高まっていることを背景にしています。リクルートが実施した「シフトボード」ユーザーを対象にしたアンケート調査によれば、8,591名のうち37％が「普段利用するサービスなので安心」と回答しており、日常的なサービスに金融機能を組み込むことの重要性が示されています。

また、個人向けローンの利用に対する抵抗感を持つ方が多い中で、GeNiEは「人生の選択肢を増やし、未来の自分へ投資をして欲しい」という理念のもと、エンベデッド・レンディング事業に取り組んでいます。GeNiEが掲げるビジョンは、RMBが目指す世界とも共通しており、生活者の資金ニーズに応えるサービスを通じて、多くの人の機会実現を支えることを目指しています。

まとめ

GeNiE株式会社が提供を開始した「エアウォレット クイックローン」は、個人向けローンサービスとして、迅速で安心、安全な借り入れを実現します。また、「マネーのランプ」を通じて、事業会社に対してもレンディング機能を簡単に組み込むことができるサービスを提供しています。これにより、ユーザーの資金ニーズに応え、より良い顧客体験を提供することが期待されています。

このように、GeNiEはエンベデッド・ファイナンスを通じて、より多くの人々に金融サービスを提供し、生活の質を向上させることを目指しています。