2025年10月発売 世界最長熟成グレンリベット85年の魅力
ベストカレンダー編集部
2025年7月22日 12:20
グレンリベット85年発売
開催日:10月1日

世界最長熟成のシングルモルト「グレンリベット85年」発表
2025年7月22日、スコットランド・エルギンからの発表により、ゴードン&マクファイル(GM社)が世界最長熟成のシングルモルトスコッチウイスキー「グレンリベット85年」を2025年10月に発売することが明らかになりました。このウイスキーは、アメリカの建築家ジーニ・ギャングとのコラボレーションによって生まれた唯一無二のデキャンタに収められ、味わい、ストーリー、デザインの全てが芸術の域に達した作品です。
「グレンリベット85年」は、1940年にジョージ・アーカートとその父ジョンによって蒸留された原酒をアメリカンオーク樽に詰め、85年もの長い熟成を経て完成した特別なウイスキーです。このウイスキーは、わずか125本のデキャンタに瓶詰めされ、アルコール度数は43.7%となっています。極めて稀少なこの液体は、「生きた歴史」と称されるにふさわしい味わいを持ち、ウイスキー愛好家やコレクターにとっての憧れの存在となるでしょう。

85年の時を経て誕生した「グレンリベット85年」
1940年2月3日、ジョージ・アーカートとその父は、未来の世代に贈るためにグレンリベット蒸留所の原酒を樽に詰めました。この原酒は、長い間静かに熟成され、2025年2月5日にカスク番号336が開封されることで、ついにその姿を現しました。
このウイスキーは、ただの飲み物ではなく、歴史の一部としての価値を持つ「生きた歴史」として位置づけられています。ダイレクター・オブ・プレステージであるスティーブン・ランキン氏は、「味わいも、その存在自体も奇跡」と表現し、ウイスキー愛好家にとっては憧れの的であり、コレクターにとっては永遠の価値を持つ逸品であると語っています。

オークの芸術性をテーマにしたデザイン
GM社と建築家ジーニ・ギャングは、「オークの芸術性(Artistry in Oak)」をテーマに、ウイスキーとアートが融合したデキャンタを制作しました。このデキャンタは2025年10月に世界初公開される予定であり、デキャンタ#1は2025年11月にクリスティーズ・ニューヨークでオークションにかけられます。
オーク材の持つ美しさとウイスキーの深い味わいが融合したこのデザインは、視覚的にも楽しませてくれることでしょう。オークの芸術性を表現することで、ただのウイスキーを超えた芸術作品としての価値を持つことになります。

ゴードン&マクファイルとジーニ・ギャングの背景
ゴードン&マクファイルは、130年以上にわたり、4世代の家族経営で“最高品質のシングルモルト”を追求してきました。スコットランド全土の100以上の蒸留所と築いた信頼関係のもと、自らが選定した最適な樽で熟成を行い、唯一無二のウイスキーを生み出しています。
また、ジーニ・ギャングは、シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、パリに拠点を持つ世界的な建築家であり、革新的なデザインで知られています。彼の作品は人とコミュニティ、自然とのつながりを重視しており、社会に変化をもたらすことを目指しています。彼はマッカーサー・フェローであり、ハーバード大学デザイン大学院教授としても活躍しています。

まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | グレンリベット85年 |
発売日 | 2025年10月 |
熟成年数 | 85年 |
アルコール度数 | 43.7% |
デキャンタ本数 | 125本 |
販売方法 | オークション(クリスティーズ・ニューヨーク) |
収益の寄付先 | アメリカン・フォレスト |
このように、ゴードン&マクファイルが発表した「グレンリベット85年」は、歴史と芸術が融合した特別なシングルモルトウイスキーです。ウイスキー愛好家やコレクターにとって、待望の逸品となることでしょう。詳細な商品画像や価格については、2025年10月に発表される予定です。