2025年7月22日開始、hacomonoと両備システムズが業界超え連携で顧客価値向上

株式会社hacomonoと株式会社両備システムズの提携について

2025年7月22日、フィットネス・ウェルネス施設向けのオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を提供する株式会社hacomono（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：蓮田 健一）と、フィットネス・ウェルネス施設向けのクラブマネジメントシステム「ATOMS-V」を提供する株式会社両備システムズ（本社：岡山県岡山市、代表取締役社長：松田 敏之）は、業界の枠を超えたシステム連携を開始することを発表しました。この取り組みは、両社が競争を超えて新たな価値を創出することを目的としています。

両社はこれまで、同一市場でそれぞれ独自のサービスを展開してきましたが、顧客ニーズの多様化や業務の高度化に伴って、「競争から共創へ」という理念のもと、システム連携による協業を決定しました。これにより、業務の効率化と利用者体験の向上が期待されています。

提携の背景と目的

両備システムズは、フィットネス業界向けだけでなく、自治体や教育機関、医療福祉分野においても多くのシステム導入実績を持ち、地域社会に根ざした公共分野のデジタル化を推進しています。一方、hacomonoはウェルネス領域に特化したSaaSを提供し、全国で9,500を超える施設への導入を通じて健康増進や運動習慣の社会実装を進めています。

この提携により、以下のような効果が期待されています：

• システム連携を通じた業務効率化と利用者体験の向上
• 業界全体の標準化と業界課題への対応
• 相互補完による新たなビジネスモデルの創出

今後の展望と地域社会への貢献

両社は、単なるシステム連携にとどまらず、健康増進を軸とした地域包括ケアやまちづくりの共同提案を進める考えです。自治体や公共施設向けの実証実験や先進事例の創出も視野に入れています。この取り組みは、地域社会全体への価値提供を目指しており、両社が培ってきた知見と信頼を基に進められます。

具体的には、地域住民の健康を促進するためのプログラムや、地域の公共施設におけるデジタル化を推進する事例が想定されています。これにより、地域の人々がより健康的な生活を送れるようサポートすることが期待されます。

株式会社両備システムズの概要

株式会社両備システムズは、1965年に設立されて以来、公共、医療、社会保障分野および民間企業向けの情報サービスを提供してきました。以下は、会社の概要です：

「hacomono」について

「hacomono」は、リアル店舗における予約・決済や入会手続きが、お客さま自身のPCやスマートフォンからオンラインで完結できるクラウドサービスです。このシステムにより、店舗での事務手続きや支払い手続きの煩わしさを大きく削減することができます。

店舗側では、月謝の引き落としや未払い徴収に関するオペレーションも自動化され、スタッフ業務の大幅な省力化が図れます。2019年3月にサービスをリリースし、これまでに9,500店舗以上が導入されています。

株式会社hacomonoの概要

株式会社hacomonoは、2013年7月に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。以下は、会社の概要です：

このように、株式会社hacomonoと株式会社両備システムズは、業界の枠を超えたシステム連携を通じて新たな顧客価値の最大化を目指しています。それぞれの強みを生かし、地域社会への貢献を果たすことで、より良い未来を築いていくことが期待されています。