7月18日開始!キッザニアでリアルな模擬選挙体験と子ども意識調査
ベストカレンダー編集部
2025年7月21日 18:49
キッザニア模擬選挙2025
開催期間:7月18日〜7月20日

キッザニア模擬選挙の開催について
2025年7月18日(金)から7月20日(日)の期間中、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)、「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)、および「キッザニア福岡」(福岡県福岡市)において、「第27回参議院議員通常選挙」に合わせた「キッザニア模擬選挙」が開催されました。この模擬選挙は、こども達が比例代表方式で実在の政党に投票するという体験を提供するもので、2012年から国政選挙の時期に合わせて行われており、今回で10回目を迎えました。また、キッザニア福岡では昨年の衆議院議員総選挙に続き、2回目の実施となります。
模擬選挙では、こども達が実際の投票所と同様の環境で投票体験を行います。投票所には実在する政党のポスターやマニュフェスト、重点政策が掲示され、実際の選挙で使用されるものに近い素材を使った投票用紙が用意されています。また、投票開始前には投票箱の中に何も入っていないことを確認する「ゼロ票確認」も実施され、リアルな選挙体験を提供しています。

こども達の投票体験の感想
模擬選挙を体験したこども達は、投票を通じて多くの感想を述べました。具体的には、「今度の選挙にも親と一緒に投票所に行ってみたい」「選ぶのが難しかったけど、(公約を)見て自分なりに選んでみた」「18歳になったら選挙に行きたいと思う」といった意見が寄せられました。これにより、こども達が選挙に対する関心を高め、将来的な有権者としての意識を育む重要な機会となったことが伺えます。
また、こども達は模擬選挙を通じて「自分たちの代表を選ぶこと」や「自分たちの意見を表明すること」の重要性を体感し、選挙や政策について考えるきっかけを得ることができました。

こども意識調査の実施
今回の模擬選挙に合わせて、こども達に身近な政策についての意見を聞く「こども意識調査」も実施されました。この調査では、「ロボットやAIが先生になって授業をすること」と「こどものSNS利用を禁止すること」の2つのテーマについて賛否を尋ねました。
調査結果は以下の通りです。
- ロボットやAIが先生になること
- 賛成意見: 先生が病気の時に授業ができるから良い、ロボットの先生だと怒られなさそう。
- 反対意見: 人間の先生がいた方が楽しい、自分の気持ちを理解してくれる人が必要。
- こどものSNS利用を禁止すること
- 賛成意見: SNSは犯罪に巻き込まれる危険がある、投稿するのは危ないから禁止した方が良い。
- 反対意見: ダンス動画を見たり学ぶことができるので禁止は困る、ルールを決めれば良い。
この調査を通じて、こども達は自身の意見を持ち、社会問題に対する理解を深めることができたようです。特に、SNS利用に関する意見は、実際にSNSを使用しているこども達の視点が反映されており、興味深い結果となっています。

KCJ GROUPの取り組み
KCJ GROUPは、こども達がリアルな投票体験や意識調査を通じて、将来の有権者としての意識を育むことを目指しています。これにより、こども達が選挙や政策に対して関心を持ち、自らの意見を持つことが重要であることを伝えています。
「キッザニア」は、3歳から15歳までのこども達を対象にした職業・社会体験施設であり、実社会の約2/3サイズの街並みに実在する企業が出展するパビリオンが並んでいます。こども達は、さまざまな仕事やサービスを体験しながら、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができます。キッザニアのコンセプトは「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合させた『エデュテインメント』です。
開催情報 | 内容 |
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開催場所 | キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡 |
開催期間 | 2025年7月18日(金)~7月20日(日) |
模擬選挙回数 | キッザニア東京・甲子園: 10回目、キッザニア福岡: 2回目 |
調査テーマ | ロボットやAIが先生になること、こどものSNS利用禁止 |
このように、キッザニアでの模擬選挙やこども意識調査は、こども達にとって重要な学びの機会となっています。これらの取り組みを通じて、こども達が未来の社会において自らの意見をしっかりと持ち、選挙や政策について考える力を育むことが期待されます。
参考リンク: