2025年7月20日就航!飛鳥Ⅲで楽しむ北海道初航海クルーズ
ベストカレンダー編集部
2025年7月20日 21:48
飛鳥Ⅲ就航開始
開催期間:7月20日〜7月26日

新造客船「飛鳥Ⅲ」 2025年7月20日(日)就航
郵船クルーズ株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長:西島裕司)は、34年ぶりに新造客船「飛鳥Ⅲ」(総トン数52,265トン)の就航を発表しました。就航日は2025年7月20日(日)で、長らく待ち望まれていたこの新しい客船が、クルーズ業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
「飛鳥Ⅲ」は、初航海として「Maiden Voyage函館・小樽」を予定しており、2025年7月20日(日)から7月26日(土)までの7日間で、北海道の魅力的な2港を巡るスロートリップが楽しめます。この初航海は、特に観光シーズンにあたるため、多くの旅行者にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

多彩なクルーズラインアップ
「飛鳥Ⅲ」は、オープニングクルーズとして日本国内の30港(横浜港を除く)に寄港し、特に「日本一周クルーズ」や、週末や連休を利用したコースなど、多彩なクルーズプランが用意されています。これにより、初めてクルーズを体験する方々にも参加しやすい環境が整えられています。
この新しい客船は、郵船クルーズにとって34年ぶりの新造船であり、既存の「飛鳥Ⅱ」(2006年就航、総トン数50,444トン)との2隻運航が始まります。これにより、より多くの旅行者にクルーズ体験を提供することが可能となります。

就航セレモニーの詳細
「飛鳥Ⅲ」の就航を記念し、2025年7月20日には横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて就航セレモニーが開催されました。このセレモニーには、横浜市港湾局長の新保康裕氏と「飛鳥Ⅲ」の船長である小久江尚氏が挨拶を行い、さらに機関長の中野孝昭氏やホテルマネージャーの中村研一郎氏も登壇しました。
セレモニーでは、横浜市との盾の交換が行われ、横浜市消防音楽隊による演奏が披露されました。離岸後には、横浜市消防局の消防艇による歓送放水で「飛鳥Ⅲ」をお見送りするという壮大な演出もありました。

「飛鳥Ⅲ」の特徴と魅力
「飛鳥Ⅲ」は「お客様好みに広がる旅」をコンセプトに掲げ、多彩な選択肢を提供する新時代のクルーズライフを提案しています。客室は全室海側プライベートバルコニー付きで、居住性に優れた空間が確保されています。客室クラスはペントハウス、スイート、バルコニーの3種類があり、各種のレストランも6つ用意されています。
また、船内には日本を代表する作家によるアート作品や工芸作品が彩る上質な空間が広がっており、訪れる人々に特別な体験を提供します。ドレスコードは「エレガントカジュアル」で、気軽に楽しむことができるスタイルが推奨されています。
さらに、船内では大人の知的好奇心を満たすための学びやウェルネスプログラム、ミュージシャンの生演奏や卓越したエンターテイメントが楽しめるステージが4カ所設置されています。これにより、クルーズ中も飽きることなく多様な体験が可能です。

飛鳥クルーズの概要と今後の展開
飛鳥クルーズは、日本船ならではの上質な空間で、和のおもてなしと日本文化の魅力を発信するクルーズ体験を提供しています。「飛鳥Ⅱ」は、「お客様の好みに寄り添う旅」をコンセプトに、アジア・オセアニア方面の海外クルーズや日本の夏祭りを巡るクルーズ、ワンナイトクルーズなど多岐にわたる航路を展開しています。
「飛鳥Ⅲ」も同様に、「お客様好みに広がる旅」をコンセプトとして、3泊4日のクルーズや日本一周クルーズ、さらには海外クルーズなど多様な航路を展開し、これまで培ってきたクルーズ文化や和のおもてなしを継承しつつ、新たな時代のクルーズを創造します。
2025年7月20日より、「飛鳥Ⅱ」と「飛鳥Ⅲ」の2隻運航が始まり、ブランドコンセプトである“本物との出会いと感動を伝える”ことを体現するクルーズ体験が提供されます。これにより、日本のクルーズ文化の発展に貢献することが期待されています。
船名 | 船籍 | 総トン数 | 全長 | 乗客数 | 乗組員数 | 客室数 |
---|---|---|---|---|---|---|
飛鳥Ⅱ | 日本 | 50,444GT | 241m | 872名 | 約490名 | 436室(全室海側) |
飛鳥Ⅲ | 日本 | 52,265GT | 230m | 740名 | 約470名 | 381室(全室海側プライベートバルコニー付き) |
以上の情報を通じて、「飛鳥Ⅲ」が提供する新たなクルーズ体験について理解が深まることが期待されます。今後のクルーズ業界における「飛鳥Ⅲ」の活躍に注目が集まります。
参考リンク: