7月12日開催!九大発ベンチャーが唐津で本格ボルシチ試食イベント
ベストカレンダー編集部
2025年7月20日 11:43
ボルシチ試食交流会
開催日:7月12日

ウクライナのボルシチ、再び横枕へ
2025年7月12日、佐賀県唐津市相知町の横枕地区で、ウクライナの伝統料理「ボルシチ」の試食イベントが開催されました。このイベントは、九州大学の起業体験プログラム「QSHOP」から誕生した学生ベンチャー《株式会社Borsch?》が主催し、地域の食文化を通じて国際交流を促進することを目的としています。
会場となった横枕公民館には、唐津南高校の「虹の松原プロジェクトチーム」や武雄高校の生徒、地域住民が多数参加し、賑やかな雰囲気の中で行われました。

ボルシチの試食とウクライナ文化の講和
イベントでは、横枕地区で栽培されたビーツを使用した本格的なボルシチが振る舞われました。ボルシチはウクライナの代表的な料理であり、その深い味わいと鮮やかな色合いが特徴です。参加者は、実際に調理されたボルシチを味わいながら、ウクライナの文化や歴史について学ぶ貴重な機会を得ました。
食事の前には、九州大学の学生によるウクライナの歴史や文化、現地の状況についてのミニ講演が行われました。この講和は、食を通じた国際交流と平和への想いを共有するための重要な要素となり、参加者同士の交流を深める場ともなりました。

ボルシチの調理過程
ボルシチの調理は、九大生たちによって行われました。彼らは、ウクライナ人が作る究極のボルシチのレシピを参考にしながら、地域で採れた新鮮なビーツを使用して、手間暇かけて料理を仕上げました。
完成したボルシチは、参加者に振る舞われ、皆がその美味しさに感動していました。ボルシチのレシピや調理過程については、以下のリンクから詳細を確認できます。

地域と学生がつなぐ国際交流の場
このイベントは、食と農がつなぐ地域と世界の架け橋となることを目指しています。提供されたボルシチは、11月に開催される《九大祭》でも出展予定であり、都市と地域、学生と住民、そして日本とウクライナをつなぐ食の力が、多くの人々の関心と共感を呼んでいます。
また、会場となった横枕地区は、有機農業や資源循環、生物多様性の保全に取り組む「人と自然の共生地域」として評価されています。このような地域ぐるみで国際的なテーマにも向き合う姿勢は、多くの人々に感銘を与えています。

地域の取り組みと今後の展望
今後も、地域と学生が連携した取り組みが継続・発展し、多様な出会いや学びの機会を生み出していくことが期待されています。特に、食を通じた国際交流は、異なる文化を理解し合うための重要な手段となります。
横枕農園のビーツは、Instagramからも注文可能です。地域の農産物を通じて、より多くの人々にこの交流の輪が広がることが望まれています。

まとめ
今回のウクライナのボルシチ試食イベントは、地域住民や学生たちが一堂に会し、食を通じて国際交流を深める貴重な機会となりました。以下に、イベントの要点をまとめました。
日付 | 場所 | 主催 | 参加者 | 提供料理 |
---|---|---|---|---|
2025年7月12日 | 佐賀県唐津市横枕地区 | 株式会社Borsch? | 唐津南高校、武雄高校、地域住民 | ウクライナのボルシチ |
このような取り組みを通じて、地域と学生がつながり、食文化を共有することは、国際理解を深めるための重要なステップとなります。今後の活動にも注目が集まります。
参考リンク: