杉山清貴＆オメガトライブが7月19日に廣石恵一さん追悼ライブ開催

杉山清貴＆オメガトライブが廣石恵一さんを追悼するライブを開催

2025年7月19日、杉山清貴＆オメガトライブは東京・日比谷野外大音楽堂にてライブ「お〜い、ヒロイシ！」を開催しました。このライブは、今年3月16日に脳出血のため逝去したドラマー・廣石恵一さんを追悼する特別な公演となりました。廣石さんは、オリジナルメンバーとしてバンドの音楽に大きく寄与しており、その存在感はファンの心に深く刻まれています。

廣石さんは、前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」時代からドラムを担当し、杉山清貴のボーカルと爽やかなオメガトライブのサウンドを支える重要なリズム隊の一員でした。1985年のバンド解散後はクレイジーケンバンドのメンバーとしても活動していましたが、2018年に杉山清貴＆オメガトライブが再結成された際には、再びバンドに参加し、以降も重要な役割を果たしていました。

ライブの内容と雰囲気

ライブの開演時間となると、満員のファンが待ち望んでいる中、杉山清貴（ボーカル）をはじめとするバンドメンバーがステージに登場しました。オープニング曲は「BECAUSE」で始まり、続けて1983年にリリースされたデビューシングル「SUMMER SUSPICION」を演奏しました。これにより、会場は一気にオメガトライブの色に染まっていきました。

2曲を歌い終えた後、杉山がバンドメンバーを紹介し、「そしてもう一人、ドラマー廣石恵一！」と廣石さんを紹介しました。彼はファンの心に生き続けており、杉山は「多分、その辺をうろうろしてると思いますので」とファンを和ませました。

演奏された楽曲

ライブでは、「君のハートはマリンブルー」や「ガラスのPALM TREE」などの人気曲に加えて、「SATA」「CRAZY」「サーモンUSA」といった「きゅうてぃぱんちょす」の楽曲も披露されました。各曲では、椎野恭一、もんち、吉浦芳一がゲストドラマーとして参加し、会場を盛り上げました。特に、ゲストドラマーのドラムセットには廣石さんの似顔絵が描かれており、杉山がその絵を手がけたことも話題となりました。

感動的なエンディング

後半では、杉山のソロデビュー曲「さよならのオーシャン」や「サイレンスがいっぱい」、「ASPHALT LADY」などが演奏され、「ROUTE 134」で本編を締めくくりました。アンコールでは、代表曲の「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」が演奏され、作詞・編曲を担当した林哲司がゲストとして登場し、バックボーカル＆ギターとして参加しました。この盛り上がりの中で、「海風通信」で追悼ライブ「お〜い、ヒロイシ！」の幕が下ろされました。

全国ツアーの発表

この公演は即完となり、チケットを手に入れられなかったファンの声も多く寄せられました。そのため、「続・お〜い、ヒロイシ！！〜野音ツアー全国行脚編〜」と名付けられた追悼全国ツアーが発表されました。このツアーは、9月12日（金）・13日（土）に神奈川・KT Zepp Yokohamaを皮切りに、福岡、名古屋、大阪、札幌、仙台、広島、新潟、東京の9都市10会場で21公演が予定されています。

全国のファンとともに追悼の意を込めたツアーが行われることになり、日比谷野音でのライブは終了しましたが、続く公演に期待が寄せられています。

全国ツアー日程

オフィシャルサイト先行販売情報

一般発売に先駆けて、オフィシャルサイト先行（抽選）が行われます。詳細は以下の通りです。

• 期間：7月28日（月）12:00 ～ 8月4日（月）23:59
• オフィシャルサイト先行URL

このライブと全国ツアーは、廣石恵一さんへの追悼の意を表し、彼の音楽が生き続けることを示すものとなるでしょう。音楽ファンにとって、彼の存在は永遠に心に刻まれることでしょう。

今回の内容をまとめると、杉山清貴＆オメガトライブは廣石恵一さんを追悼するライブを開催し、全国ツアーも計画されています。ファンと共に彼の音楽を振り返り、感謝の気持ちを伝える機会となるでしょう。

以上のように、杉山清貴＆オメガトライブの活動は、廣石恵一さんの音楽的遺産を受け継いでいくものとなります。