8月4日開幕!ミュージカル『ある男』の魅力と舞台挨拶情報
ベストカレンダー編集部
2025年7月19日 16:46
ある男ミュージカル開幕
開催期間:8月4日〜8月17日

ミュージカル『ある男』の稽古場初披露と舞台挨拶の詳細
2025年7月19日、株式会社ホリプロは新作ミュージカル『ある男』の稽古の模様を公開し、一般募集された潜入レポーターが見守る中、シーンの一部と劇中のナンバーが初披露されました。このミュージカルは、8月4日に東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開幕します。また、開幕の前日である8月3日には中池袋公園にて主要キャストによる舞台挨拶が実施されることが決定しました。
舞台挨拶の開催日時は8月3日(日)15:30から15:50(予定)で、会場は中池袋公園です。入場は無料ですが、混雑状況により入場制限がかかる可能性があります。雨天の場合は「harevutai」にて縮小開催される予定です。

物語の概要とキャラクター紹介
ミュージカル『ある男』は、平野啓一郎の傑作小説を基にしています。物語は弁護士・城戸章良(浦井健治)が、亡き夫・谷口大祐に関する真相を突き止めるために依頼を受けるところから始まります。依頼人の谷口里枝(ソニン)は、長年疎遠だった兄・恭一(上原理生)から衝撃の事実を突きつけられ、彼女の夫が実は別人であったことが明らかになります。
物語の中で、城戸は調査を進める中で正体不明の男“X”(小池徹平)に関する真実を探り、彼の存在がどのように彼自身や周囲に影響を与えるのかを見つめ直すことになります。
- 城戸章良(浦井健治):弁護士であり、物語の主人公。
- 谷口里枝(ソニン):城戸の依頼人で、亡き夫に関する真相を求める女性。
- 谷口恭一(上原理生):里枝の夫の兄で、彼女に衝撃の事実を告げる。
- ある男・X(小池徹平):物語の鍵を握る謎の人物。
- 小見浦憲男(鹿賀丈史):戸籍ブローカーで、章良の調査に関与する。

劇中のナンバーとシーンの特徴
初披露されたナンバーは、物語の進行を支える重要な要素となっています。特に1曲目の「別人」は、緊迫感のあるナンバーで、恭一が里枝に真実を突き付けるシーンで歌われます。続く2曲目「ある男」では、城戸が“X”の調査に乗り出し、彼の存在がまるで幻のように描かれています。
最後に披露された「暗闇の中へ」では、章良が“ある男”=Xの正体を追い求める様子が描かれ、物語がさらに深い闇の核心へと進んでいく様子が表現されています。これらのナンバーは、キャストのパワフルな歌唱力と演技力によって、観客に強い印象を与えることでしょう。

キャストやスタッフのコメント
稽古場での質疑応答では、キャストやスタッフからのコメントが寄せられました。浦井健治は、平野啓一郎の作品をミュージカル化することに対する期待感を語り、音楽の難しさとキャラクターの成長をテーマにしたいと述べました。
小池徹平は、原作の濃密な物語と音楽が見事に融合していることを強調し、本番に向けてのさらなる進化を期待しています。濱田めぐみは、役者とキャラクターのマッチングが進んでいることを述べ、作品の豊かさを強調しました。
- 浦井健治(城戸章良役):「ミュージカル化ってどうなるのか、期待してほしい。」
- 小池徹平(ある男・X役):「原作の濃密さに負けない素晴らしい作品になる。」
- 濱田めぐみ(後藤美涼役):「試行錯誤を重ねて、面白いスタイルに仕上がってきた。」
- ソニン(谷口里枝役):「芸術性の高い作品に仕上がると信じている。」
- 上原理生(谷口恭一役):「音楽が物語を彩っている。」

公演の詳細とチケット情報
ミュージカル『ある男』は、2025年8月4日から8月17日まで東京建物 Brillia HALLにて上演され、その後広島、愛知、福岡、大阪でも公演が予定されています。チケットは、座席によって異なる価格設定がされており、特に若い観客向けの割引も用意されています。
座席種類 | 平日料金 | 土日祝料金 |
---|---|---|
1階S席 | 15,000円 | 15,500円 |
2階S席 | 14,000円 | 14,500円 |
A席 | 9,500円 | 10,000円 |
B席 | 7,000円 | 7,500円 |
Yシート(20歳以下当日引換券) | 2,000円 | 2,000円 |
U-25(25歳以下当日引換券) | 7,500円 | 7,500円 |
詳細なチケット情報や公演スケジュールについては、公式ウェブサイトを参照することが推奨されます。ミュージカル『ある男』は、愛と記憶の真実を探求する物語であり、観客に深い感動をもたらすことでしょう。
参考リンク: