7月27日開始!楽天証券のAI分析投資情報が無料で使える
ベストカレンダー編集部
2025年7月18日 16:13
楽天証券AI投資情報開始
開催日:7月27日

楽天証券がAIを活用した新たな投資情報を無料提供開始
楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治)は、2025年7月27日(日)より、国内株式・米国株式に関する新たな投資情報を、AIが分析した結果を基にして提供することを発表しました。この新サービスは、楽天証券の口座をお持ちのすべてのお客様に対して無料で提供され、申し込みは不要です。
新たに提供される投資情報は、AIが膨大な企業情報を迅速に分析し、各企業の業績に対する評価を視覚的にわかりやすく提示するものです。具体的には、「総合評価」「目標株価」「財務評価(業界別)」「パフォーマンス」の4つの情報が含まれています。これにより、投資家はより多角的な視点からの情報収集が可能となり、株式投資の判断材料として活用できるようになります。

提供される4つの新・投資情報
楽天証券が提供する新たな投資情報は、以下の4つの項目から構成されています。
- 総合評価:企業が開示する有価証券報告書や財務諸表のデータから分析された、3~6カ月の中長期的なパフォーマンス評価です。通常、四半期ごとの決算書公開後、24~48時間以内に更新されます。また、急激な株価変動や適時開示があった場合には、評価が適宜更新されます。
- 目標株価:企業の時価総額や総合評価に基づく、直近の決算発表日から12カ月後までの予想株価を示します。
- 財務評価(業界別):損益計算書、キャッシュフロー、賃借対照表の主要な財務指標の評価を行い、その企業が属するセクター(GICS:世界分類基準)の競合他社と比較したスコアリング結果を5段階で評価します。
- パフォーマンス:財務情報開示日の終値と前日終値を比較し、株価変動を表します。これにより、特定期間における株価のパフォーマンスが把握できます。
AI技術の活用とBridgeWiseとのパートナーシップ
今回の新たな投資情報は、イスラエルの金融AIインテリジェンス企業、BridgeWise Analytics Ltd.(ブリッジワイズ・アナリティクス・リミテッド)のAI技術を活用しています。楽天証券は、国内主要証券で初めてこのサービスを提供することとなります。これにより、楽天証券のお客様は、これまで以上に多角的な視点での情報収集を行い、株式投資に役立てることができます。
BridgeWiseは、2019年に設立され、AIを活用して投資のナレッジギャップを埋め、金融市場情報へのアクセスを民主化することを目的としています。全世界の株式とファンドの90%以上を分析し、50社以上の機関投資家を含む多くの投資家を支援しています。国内では、2023年に株式会社JPX総研と日本市場の情報発信に関するパートナーシップを締結し、市場の信頼を高めています。
投資環境の向上に向けた取り組み
楽天証券は、より快適な株式取引環境を提供するために、各種投資情報の拡充に努めています。特に、2020年4月以降、主要ネット証券で初めて「MARKET SPEED II®」とスマートフォン向け株式トレーディングアプリ「iSPEED®」を通じて、国内・米国株式を1つの画面で取引可能にしました。これにより、投資家はシームレスに取引を行うことができるようになっています。
また、米国株式に関する日本語での投資情報も拡充しており、各アナリストの予想や目標株価などをAIが分析した結果を視覚的・直感的に取得できる「目標株価・取引動向」を2023年10月より提供しています。これらの取り組みは、楽天証券が「資産づくりの伴走者」として、顧客のFinancial Well-Beingを最大化するための一環となっています。
まとめ
楽天証券が2025年7月27日より提供開始する新たな投資情報は、AI技術を活用しており、顧客は総合評価、目標株価、財務評価(業界別)、パフォーマンスの4つの情報を無料で利用できます。これにより、投資判断を行う上での材料が増え、より良い投資環境が整うことが期待されます。
提供情報 | 内容 |
---|---|
総合評価 | 3~6カ月の中長期的なパフォーマンス評価 |
目標株価 | 12カ月後までの予想株価 |
財務評価(業界別) | 主要な財務指標の評価と競合他社との比較 |
パフォーマンス | 特定期間における株価の変動 |
これらの情報を通じて、投資家はより良い意思決定を行い、資産形成を進めることが可能となります。
参考リンク: