7月18日開始、レバレジーズがmederiをグループ化しオンライン診療事業拡大へ
ベストカレンダー編集部
2025年7月18日 14:45
mederiグループ化
開催日:7月18日
レバレジーズ株式会社がmederi株式会社をグループ会社化
2025年7月18日、レバレジーズ株式会社(東京都渋谷区)は、mederi株式会社(東京都目黒区、代表取締役:坂梨 亜里咲)をグループ会社として迎え入れることを発表しました。この統合により、両社はオンライン診療プラットフォームの領域でさらなる事業拡大を目指します。
背景とオンライン診療の重要性
日本の医療は、医師の地域偏在、働き方改革、医療費の増加といった構造的な課題に直面しています。特に、生活者にとって「医療機関へのアクセス」が大きな障壁となっている現状があります。こうした背景の中、オンライン診療がそのギャップを埋める有効な手段として、社会的な重要性を増しています。
mederi社は、オンライン診療領域において高い顧客価値を提供しており、特に産婦人科医を中心とした質の高い医療体制を持っています。これにより、利用者からの厚い支持を受け、高い継続率を実現しています。
両社のシナジーと今後の展開
レバレジーズは、創業以来の黒字経営による健全な財務基盤を持ち、各領域の専門家を内製化した「オールインハウス体制」により高いマーケティング力を有しています。この強みを活かし、mederi社のブランド力と顧客基盤に当社の事業推進力を掛け合わせることで、オンライン診療領域におけるさらなる価値創出を目指します。
具体的には、以下の3つのシナジーを通じて統合効果を最大限に発揮することを目指します。
- マーケティングシナジー:レバレジーズが有する豊富なリソースとマーケティングの知見を活かし、mederi社のブランド価値を高める。
- 顧客基盤シナジー:mederi社の強固な顧客基盤に対し、レバレジーズが展開する多様なサービスを組み合わせることで、包括的なヘルスケアサービスを提供。
- オペレーションシナジー:mederi社の高効率なオペレーション体制に、レバレジーズの事業運営ノウハウを統合し、経営資源の最適化を図る。
両社のコメントと今後のビジョン
mederi株式会社の代表取締役、坂梨亜里咲氏は、「このたび、mederi株式会社はレバレジーズ株式会社のグループに参画いたしました。創業以来のビジョンに基づき、オンライン診療や福利厚生サービスを提供してまいりましたが、今回のグループ参画は新たなフェーズへの第一歩です」とコメントしています。
また、レバレジーズ株式会社の経営企画室長、チョ ズンヒョク氏は、「女性向けヘルスケア領域において高い専門性を持つmederi社をグループに迎えることで、オンライン診療市場におけるプレゼンスを向上させ、社会課題の解決に貢献していきます」と述べています。
会社概要
両社の基本情報は以下の通りです。
| 会社名 | 所在地 | 設立日 | 代表者 | 事業内容 |
|---|---|---|---|---|
| mederi株式会社 | 東京都目黒区大橋2-22-6 唐木ビル5F | 2019年8月1日 | 坂梨 亜里咲 |
|
| レバレジーズ株式会社 | 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア24階/25階 | 2005年4月 | 岩槻 知秀 |
|
このように、レバレジーズ株式会社とmederi株式会社の統合は、オンライン診療の領域でのさらなる成長を目指す重要な一歩となります。両社が持つ強みを活かし、医療アクセス向上に寄与することが期待されます。
参考リンク: