アードベッグ19年熟成の最終章が7月25日限定発売、深い香味を堪能

アードベッグ トリー・バン 19年 2025 バッチ7の概要

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社が取り扱うスコットランド・アイラ島のウイスキーブランド「アードベッグ」は、2025年7月25日（金）より、19年熟成シリーズの最終章『アードベッグ トリー・バン 19年 2025 バッチ7』を数量限定で発売します。このウイスキーは、アードベッグの特徴を最大限に引き出すために、バーボン樽とオロロソシェリー樽で熟成されており、特にオロロソシェリー樽の比率が過去最多となっています。

アードベッグ トリー・バンは、2019年に初登場して以来、毎年スモールバッチでリリースされてきたシリーズであり、多くのファンに愛され続けてきました。今回のバッチ7は、これまでの探求の集大成として、芳醇で多層的な香味を実現しています。

香味の特徴とテイスティングノート

『アードベッグ トリー・バン 19年 2025 バッチ7』では、スモーキーさや柑橘のニュアンスに加え、シェリー樽由来の塩キャラメルやジンジャー、クミンといったスパイス感が絶妙に重なり合います。さらに、オロロソシェリー樽がもたらすココアパウダーやエスプレッソのようなほろ苦い甘みが全体を包み込み、飲む人をまるで一つの物語を味わうような体験へと誘います。

このウイスキーのアルコール度数は50.3％に引き上げられ、アードベッグらしい力強さと豊かな個性が際立っています。以下はテイスティングノートの概要です。

• 色合い: 深みのある黄金色
• 香り: 石炭の粉塵やタールを思わせる力強く濃厚なスモーキーさが特徴。ペパーミントやユーカリのような爽やかで清涼感のある香りが重なり、甘みとひんやりとしたミントの余韻が感じられる。
• 味わい: レモンピールやベルガモットを思わせる柑橘の風味がはじけ、その後に力強いスモーキーな波が押し寄せる。オロロソシェリー樽由来の原酒がもたらすジンジャーやクミンの温かみのあるスパイスの香味が続き、乾いたココアパウダーやエスプレッソのような奥深いニュアンスが口いっぱいに広がる。
• 余韻: 塩気を帯びたトフィーの甘み、焦げた木やタールの深い香ばしさ、甘いヒースが燃えるような芳ばしい風味が感じられる。温かみのあるスパイスがじんわりと広がり、長く心地よい余韻を楽しむことができる。

トリー・バンの由来と背景

トリー・バン（Traigh Bhan）は、ゲール語で「歌う砂」を意味し、アードベッグ蒸留所の西に位置するアイラ島の鳴き砂が有名なビーチに由来しています。このビーチは、白く柔らかな砂が足音とともに音を奏で、海面の下には鋭く突き出た火山岩が潜んでいます。美しさと危うさが同居する神秘的な風景として知られるこの地にインスピレーションを得て誕生した「アードベッグ トリー・バン 19年」は、毎年のスモールバッチリリースとして、多くのファンに愛されてきました。

ウイスキーストック・ブレンディングマネージャーのデイヴィッド・ペンダー氏は、「アードベッグ トリー・バン19年は、私にとってアイラ島で最もお気に入りの場所のひとつからインスピレーションを得て誕生したウイスキーです。」とコメントしています。マスターブレンダーのジリアン・マクドナルド氏も「今回のバッチでは、過去最多となるオロロソシェリー樽を使用したことで、アードベッグ特有の薬品香やシトラスの爽やかさ、ジャスミンやフレッシュミントの華やかさが感じられる。」と述べています。

商品概要と販売情報

『アードベッグ トリー・バン 19年 バッチ7』は、以下のような商品概要で提供されます。

このように、アードベッグ トリー・バン 19年 2025 バッチ7は、アイラの風や潮の満ち引きに合わせて奏でる美しい歌のように、幸福感に満ちた世界へ誘ってくれるウイスキーです。

アードベッグは1815年にスコットランドのアイラ島で誕生したシングルモルトウイスキーであり、そのピートの強さとスモーキーさ、繊細な甘さで多くの人々を魅了しています。今回のトリー・バン 19年 バッチ7は、その集大成として特別な一本となっております。

以上の情報を整理すると、アードベッグ トリー・バン 19年 2025 バッチ7は、スコットランド・アイラ島の名門ウイスキーブランドによる19年熟成の最終章であり、香味の深さと力強さが際立つ商品です。発売日は2025年7月25日で、全国の酒類取扱店で購入可能です。