2025年7月18日発表：SBIとツインプラネットが資本業務提携で新展開へ

SBIホールディングス株式会社と株式会社TWIN PLANETの資本業務提携に向けた基本合意のお知らせ

2025年7月18日、株式会社TWIN PLANET（本社：東京都渋谷区、代表取締役：矢嶋 健二、以下「ツインプラネット」）とSBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：北尾 吉孝、以下「SBIホールディングス」）は、ネオメディア事業におけるタレント・IPマーケティングの領域で協業するため、資本業務提携に向けた基本合意書を締結したことを発表しました。

資本業務提携の目的

SBIグループは、国内最高峰の質と量を誇る金融データを有し、5,442万を超える顧客基盤を持っています。デジタルスペース生態系を駆使して情報をデジタル化・拡散する独自の強みを持ち、銀行、証券、保険、資産運用から暗号資産に至るまで、幅広いサービスラインナップを戦略的に融合させることが可能です。

SBIホールディングスは、グループのメディア・マーケティング関連事業を統括するSBIネオメディアホールディングスを設立し、「プラットフォーム×IP・タレント×先端技術×制作機能」を組み合わせることで、「発掘」「拡散」「投融資」を連動させたネオメディア生態系の構築を目指しています。

一方、ツインプラネットは「世の中に、次の空気を。」をミッションに掲げ、IPを軸にエンターテインメント分野で幅広い事業を展開するIPプロダクションです。具体的には、キャラクターや「ヒト・コト・モノ」など、様々なコンテンツをIPとして捉え、累計25万人以上が来場した「たべっ子どうぶつLAND」の企画・運営や、ニューヨーク・タイムズスクエアにオープンした「I’m donut?」の初の海外一号店など、多様なプロモーションやメディア・イベント展開を行っています。

業務提携の内容

この資本業務提携により、両社は以下のような業務提携を実施します。

1. SBIグループの顧客基盤を活用した共同マーケティング
   ツインプラネットがSBIグループ各社のマーケティングを支援し、認知度や顧客基盤の拡大を図ります。また、SBIネオメディアホールディングスが手掛けるIPや関連プロダクト、イベントのプロモーション活動におけるコラボレーションを通じて、IPの「拡散」と収益機会を最大化します。具体的には、金融リテラシー向上を目的としたエンターテインメントコンテンツを共同で制作・提供し、投資や資産形成といったテーマを分かりやすく魅力的に伝えます。
2. 次世代IP・タレントの共同発掘および育成事業
   SBIネオメディアホールディングスとツインプラネットが共同でオーディションやコンテストなどのイベントを企画・実施し、新たなIPやタレントを発掘します。SBIグループの投融資機能とツインプラネットのプロデュース機能を活用し、体系的な育成プログラムを構築します。
3. 先端技術を活用した新規デジタルコンテンツの共同開発
   SBIグループのデジタルスペース生態系とツインプラネットのIP企画・クリエイティブ力を融合させ、NFTやトークン発行による資金調達を支援します。また、クリエイターの活動を多角的にサポートする経済圏を創出します。
4. 金融とエンターテインメントを融合した地方創生事業の新たなモデルを構築
   SBIグループが推進する「第4のメガバンク構想」において、ツインプラネットのノウハウを活用し、地域の魅力をIPとしてプロデュースします。
5. 1,000億円規模のコンテンツファンドの投資先価値向上支援
   SBIグループが設立を計画している1,000億円規模のコンテンツファンドに対し、ツインプラネットが企画力を提供し、投資先企業やコンテンツの価値を最大化します。
6. SBIのグローバルネットワークを活用したタレントやIPの海外展開支援
   SBIグループの海外拠点や提携企業とのネットワークを活用し、ツインプラネット所属タレントやIPの海外展開を支援します。

両社の概要

以下に、SBIホールディングス株式会社と株式会社TWIN PLANETの基本情報を示します。

このように、SBIホールディングスとツインプラネットは、両社の強みを活かし、タレント・IPマーケティングの分野で協力していくことを目指しています。提携によって生まれるシナジーが双方の企業価値向上に繋がることが期待されます。