2025年7月14日開始「ぐんま次世代映像クリエイターコンペ」作品募集中

ぐんま次世代映像クリエイターコンペ「Gunma Next Generation Filmmaker Competition 2025」開催決定

群馬県を舞台にした、ストーリー性あふれるショートフィルムを募集する「ぐんま次世代映像クリエイターコンペ2025」が、群馬県と株式会社Vookの共同主催により開催されることが決定しました。2025年7月17日12時00分に発表されたこのコンペティションは、映像分野で次世代を担うクリエイターの発掘や地域の魅力を発信することを目的としています。

本コンペでは、群馬県を撮影地または舞台とした3〜20分（目安時間10分）のストーリー性ある映像作品を募集します。選考の結果、企画審査を通過した10組には制作資金として100万円（税込）が支援されます。また、最終審査では大賞をはじめとする各賞が決定され、2026年2月には群馬県内で完成披露試写会が実施される予定です。

ぐんま次世代映像クリエイターコンペ2025の概要

このコンペティションは、群馬県が近未来構想の一環として「クリエイティブの発信源」を目指し、映像クリエイターやクリエイティブ企業が活躍できる環境を整備する取り組みの一部です。昨年度に引き続き、群馬県を撮影地または舞台としたショートフィルムのコンペティションが実施されます。

本コンペを通じて、映像クリエイターのステップアップの機会や交流の場を提供し、群馬県との関係を築くことで、映像クリエイターの育成・集積を推進することを目指しています。

募集概要

• タイトル：ぐんま次世代映像クリエイターコンペ「Gunma Next Generation Filmmaker Competition 2025」
• コンテスト概要：群馬県を撮影地または舞台としたショートフィルムのコンペティション
• 応募期間：2025年7月14日（月）〜8月12日（火）正午12:00締切
• 制作資金：100万円（税込）／組
• 制作物：本編（3〜20分）・予告編
• 大賞発表：2026年2月（試写会会場にて）

作品の条件

応募するショートフィルムは以下の条件を満たす必要があります。

1. ストーリー性があり、約10分（目安時間）であること。最低3分、最大20分に収めること。
2. 群馬県の魅力をエッセンスとして取り入れ、群馬県内で撮影を行うこと。
3. テーマ設定は自由。

特に、群馬県の魅力の解釈や作品への反映の仕方は自由であり、単純な観光PR映像ではないことが求められます。

審査および選考プロセス

本コンペの審査は、以下の2段階で行われます。

企画審査

規定の応募に基づき、ショートフィルムの企画を審査し、10組のクリエイターを選考します。

作品審査

企画審査を通過した10組には、2026年1月末までに作品を制作していただきます。

事業の特徴とサポート内容

本コンペの特徴として、制作資金100万円の支給が挙げられます。この資金はロケハンやキャスト・機材手配、ポスプロなど、必要な工程に自由に活用可能です。これにより、自主制作において自己負担で制作を行っている映像クリエイターの夢を群馬県が応援します。

また、企画審査を通過したクリエイターに対しては、事務局と群馬県が映像制作をサポートします。具体的には、海外映画祭へのエントリーを見据え、プロの講師による勉強会や作品制作支援、ロケ地相談、撮影許諾サポートが行われます。

完成作品の試写会

作品が完成した後には、作品完成披露試写会が実施されます。この試写会では表彰式も行われ、最も優れた作品を大賞として表彰します。さらに、完成作品は審査員から直接講評を受けることができます。

審査委員および群馬県知事のコメント

審査委員長には俳優・映画監督の奥田瑛二氏が就任します。奥田氏は1950年生まれで、数々の映画賞を受賞しており、近年も多くの作品に出演しています。

群馬県知事の山本一太氏は、群馬県が映像制作の支援や人材育成に取り組んでいることを強調し、クリエイターの夢の実現を応援する意義を述べています。特に「映画監督として羽ばたきたい」という情熱を持つクリエイターに応募を呼びかけています。

応募方法

応募は公式サイトのエントリーフォームから行います。基本応募シートと映像企画シートをオンラインで提出する必要があります。詳細は公式サイトを参照してください。

まとめ

このように、群馬県を舞台にした映像クリエイターのためのコンペティションは、地域の魅力を発信しつつ、クリエイターの育成にも寄与する重要な取り組みです。群馬県の魅力を映像で表現する機会として、多くのクリエイターの応募が期待されます。