2025年7月18日発売!Z世代が開発したナッツジェラート登場
ベストカレンダー編集部
2025年7月16日 15:22
次世代ジェラート発売
開催日:7月18日

次世代スイーツ革命の幕開け
2025年7月18日、戸板女子短期大学と金鶴食品製菓「K-nuts」、さらにはハスキージェラートがタッグを組み、新感覚のジェラートが発売されることが発表されました。このプロジェクトは、Z世代の女子大学生たちが中心となり、ナッツをテーマにしたジェラートを開発するという新たな試みです。学生たちの感性と企業の技術が融合することで、スイーツ市場に新風を吹き込むことが期待されています。

産学連携による実践的な商品開発
戸板女子短期大学では、「社会とつながる学び」をテーマにした産学連携PBL(TOITA PBL PROJECT 課題解決型授業)を推進しています。このプロジェクトでは、ナッツ・ドライフルーツ専門ブランド「K-nuts」と、全国的に高評価を得ている「ハスキージェラート」との協力により、Z世代の共感感性を活かした商品開発が行われました。
本プロジェクトの特長は、学生が単に学ぶだけでなく、実際に“売れる”商品を創り出すリアルなビジネス体験を提供する点にあります。女子大学生たちは、ナッツの魅力を最大限に引き出すジェラートの新しい食感や香り、見た目の“映え感”、さらにはストーリー性までを自ら考案しました。これにより、企業は生活者視点や若年層インサイト、実践マーケティングに基づく生きたフィードバックをリアルタイムで得ることができました。

企業にとっての社会的価値
このプロジェクトは、企業にとっても数多くの戦略的メリットをもたらします。具体的には以下のようなポイントがあります:
- 消費者感性に最も近い世代との共創:Z世代の今を体感し、次世代商品づくりに直結します。
- 参加型ブランドへの進化:単なる消費から、共感・応援される商品への変化を促進します。
「企業の未来を考えるなら、商品企画の未来にZ世代の声を取り入れるべき」というメッセージを発信する新たな形の産学連携モデルがここに誕生しました。

女子大学生の挑戦と成長
プロジェクトの中心にいたのは、マーケティングやビジュアル、栄養学、コミュニケーションを学ぶ女子学生たちです。彼女たちは、ナッツとジェラートの食材研究やフレーバー開発、SNS映えを意識したストーリー構築、パッケージ制作、店舗販売や対面販促実習を通じて、実際に「作って、伝えて、売る」という体験をしました。
特に、SNSで“推したくなる”ような世界観の構築は、若年層との接点づくりに悩む企業にとっても貴重なプロセスとなりました。プロの知見が学生のアイデアに“経済的な強度”を与えることで、実務水準に耐えうるアイデア創出力が育まれています。

プロとの対話が生み出す価値
教育監修には、流通・飲食業界での豊富な経験を持つコンサルタント・伊藤道彦氏が参加しました。彼の指導によって、学生の「やりたい」は「売れるかもしれない」へと進化しました。この“プロとの対話”こそが、PBLの醍醐味であり、実際のビジネス現場での感覚を学生に伝える重要な要素です。

ナッツ×ジェラートの新たなフレーバー
ナッツ・ドライフルーツ専門ブランド「K-nuts」が提供する高品質なナッツとドライフルーツをベースに、ハスキージェラートの技術で4種のフレーバーが誕生しました。これらのジェラートは、見た目にも華やかで、贈り物としても喜ばれる商品に仕上がっています。特に「推し色」で選べる楽しさや、映える見た目、そしてストーリー性が三拍子揃った商品となっています。

商品情報
商品名 | 短大生が考案!!夢が詰まったアイスクリーム(全4種) |
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発売日 | 2025年7月18日(金) |
販売場所 | K-nuts八潮店、K-nuts南流山店 |
具体的な販売店舗情報は以下の通りです:
- K-nuts 八潮店
〒340-0822 埼玉県八潮市大瀬6丁目1-6(つくばエクスプレス 八潮駅南口より徒歩1分) - K-nuts 南流山店
〒270-0163 千葉県流山市南流山2-2-4 アイビスガーデンコート1F(つくばエクスプレス 南流山駅より徒歩3分)

プロジェクトの歩み
このプロジェクトは、以下の9つのステップを経て商品化されました。
- 4月15日 – オリエンテーション
- 5月6日 – 店舗見学
- 5月20日 – コンセプトメイキング
- 6月3日 – 中間発表(ZOOM)
- 6月17日 – 売り方、パッケージデザイン案の打ち合わせ
- 7月1日 – 販売戦略・SNS戦略検討
- 7月8日 – パッケージ完成
- 7月18日 – 商品発売開始
- 8月5日 – 店舗販売(学生が販売実演)
これらのステップを通じて、学生たちは実社会でのビジネス課題に挑戦し、リアルな体験を積み重ねていきました。

TOITA PBL(戸板プロジェクト演習)とは
戸板女子短期大学の「TOITAプロジェクト演習」は、年間30を超える企業と連携し、学生がリアルなビジネス課題に挑む実践型の教育プログラムです。企業の現場で「考え、提案し、実行する」体験を積み重ねることで、学生は単なる学習者ではなく、共創者として社会に関わる機会を得ています。
この取り組みは、教育とビジネスの境界を越え、地域や社会を巻き込みながら未来を切り拓くモデルケースとなっています。企業にとっても、若者の生の声に耳を傾け、新たなブランド戦略や商品開発の起点を見出す貴重な機会となるでしょう。

まとめ
今回のプロジェクトは、戸板女子短期大学の学生たちが中心となり、ナッツをテーマにした新感覚のジェラートを開発することで、Z世代の感性を活かした商品作りを実現しました。教育とビジネスの連携によって生まれたこの新しいスイーツは、今後の市場において注目される存在となるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | 短大生が考案!!夢が詰まったアイスクリーム |
発売日 | 2025年7月18日 |
販売店舗 | K-nuts八潮店、K-nuts南流山店 |
プロジェクトの特長 | Z世代の感性を活かした商品開発 |
このように、学生たちの挑戦と成長を通じて、次世代スイーツ革命が始まります。
参考リンク: