7月18日開始『日本青年会議所版 戦争めし』漫画配信の全貌
ベストカレンダー編集部
2025年7月16日 13:11
戦争めし漫画配信開始
開催日:7月18日
漫画『日本青年会議所版 戦争めし』第1話の配信が決定
公益社団法人日本青年会議所(以下、日本JC)は、戦後80年という節目の年において、平和への意識を次世代に継承する取り組みとして「80年前の物語発掘プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトの一環として、株式会社秋田書店と漫画家・魚乃目三太先生とのコラボレーションにより、地域に埋もれた戦争体験を漫画『日本青年会議所版 戦争めし』としてアーカイブ化し、電子コミックサイト「ヤンチャンWeb」で連載配信することが決定しました。
第1話は2025年7月18日(金)0:00より配信がスタートし、その舞台は北方領土の択捉島に設定されています。この作品は、戦争体験者の記憶を次世代に伝える重要な役割を果たすことが期待されています。
平和な日常の裏にある記憶の重要性
日本JCでは、戦争の記憶が風化しつつある現代において、現在の平和な環境が決して当然のものではないことを再認識し、一人ひとりが世界の平和に対して「自分ごと」として向き合う機会を創出するため、全国規模で啓発活動を展開しています。特に、戦争体験者の高齢化や、歴史を伝える博物館の閉館が進む中で、「地域に埋もれた戦争の記憶」を次代に伝えるべく、漫画という親しみやすい媒体を通じた記録・発信の新たな形に挑戦しています。
このような取り組みを通じて、若い世代が戦争の記憶やその影響を理解し、未来に向けて平和を築くための意識を高めることが目指されています。
『戦争めし』とのコラボレーション
『戦争めし』は、魚乃目三太先生による戦時中の“食”をテーマにした感動のオムニバス漫画です。本プロジェクトでは、全国から80年前の戦時下における生活や食にまつわるストーリーを募集し、その中から選定されたエピソードを、魚乃目先生が特別編として描き下ろしました。
各話は、「ヤンチャンWeb」にて無料公開され、2025年7月18日(金)より順次配信されます。以下は配信スケジュールの詳細です。
| 話数 | 配信日 |
|---|---|
| 第0話・第1話 | 2025年7月18日(金)0:00〜 |
| 第2話 | 2025年8月19日(火)0:00〜 |
| 第3話 | 2025年9月16日(火)0:00〜 |
| 第4話 | 2025年10月21日(火)0:00〜 |
なお、ストーリーの募集は2025年8月31日(日)まで受け付けています。詳細については、公式サイトをご確認ください。
『戦争めし』について
『戦争めし』は、魚乃目三太先生による戦時中の“食事”を題材とした漫画で、戦中の激動の時代における食事や戦場での食事など、戦時下の中で生まれた感動の“食エピソードたち”を、ほんわか温かく描くオムニバスの短編物語です。この作品は、2015年から『ヤングチャンピオン』および『ヤングチャンピオン烈』で連載されており、2018年にはテレビドラマ化され、NHK BSプレミアムで『ドラマ×マンガ 戦争めし』として放映されました。
このように、戦争をテーマにした作品は多くの人々に影響を与え、戦争の悲惨さや平和の大切さを伝える重要な役割を果たしています。
ヤンチャンWebの魅力
「ヤンチャンWeb」は、漫画雑誌『ヤングチャンピオン』や『ヤングチャンピオン烈』、さらには『別冊ヤングチャンピオン』や『どこでもヤングチャンピオン』など、秋田書店の作品を配信している漫画配信サイトです。このサイトでは、ファンタジー、恋愛、ドラマ、ホラー、コメディ、ミステリーなど、さまざまなジャンルの作品が揃っており、特定の作品は無料で読むことが可能です。
このような多様なジャンルの中から、読者は自分の興味に合った作品を見つけることができ、さらに新たな作品との出会いを楽しむことができます。
まとめ
漫画『日本青年会議所版 戦争めし』は、戦後80年を迎えるにあたり、戦争の記憶を次世代に伝える重要なプロジェクトです。魚乃目三太先生とのコラボレーションにより、戦時中の食にまつわるエピソードが描かれ、読者に感動を与えることが期待されています。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 80年前の物語発掘プロジェクト |
| 配信開始日 | 2025年7月18日(金)0:00 |
| 舞台 | 北方領土の択捉島 |
| 配信スケジュール | 第0話・第1話: 2025年7月18日 第2話: 2025年8月19日 第3話: 2025年9月16日 第4話: 2025年10月21日 |
| ストーリー募集締切 | 2025年8月31日(日) |
戦争の記憶を伝えるこのプロジェクトは、次世代に平和の大切さを伝える貴重な機会となるでしょう。
参考リンク: