6月26日開催「KIZUNA」大阪万博で再生医療映像初公開
ベストカレンダー編集部
2025年7月15日 13:39
KIZUNAステージ上映
開催日:6月26日

大阪・関西万博における再生医療の未来を映し出すステージイベント
2025年7月15日、クリエイティブスタジオのCafeGroup株式会社(本社:東京都、代表取締役:岸本浩一)は、国内唯一のメディカルクリエイター®︎チームである株式会社LAIMAN(本社:東京都、代表取締役:永田徳子)および先進医療スタートアップのヒューマンライフコード株式会社と協業し、臍帯由来の間葉系間質細胞を用いた再生医療の最前線を描くショートムービーを制作しました。このショートムービーは、2025年6月26日(木)に大阪・関西万博会場内の「万博ポップアップステージ北」で開催されたステージイベント「KIZUNA 〜いのち緒つなぐ〜」にて初公開され、医療の未来に関心を寄せる来場者に対して、”美しさとわかりやすさ”で新たな医療技術の可能性を伝えました。

臍帯由来の再生医療を映像で可視化
今回のショートムービーでは、ヒューマンライフコード社が取り組む「臍帯(へその緒)由来の間葉系間質細胞を用いた再生医療等製品」というテーマが映像で表現されています。へその緒は母と子をつなぐ命の象徴であり、通常は廃棄されることが多いこの組織を活かし、新しい治療法として社会に還元するという革新的な取り組みが行われています。
この構想は「誰もが歳を重ねるごとに楽しみな世界」を目指しており、多くの人々に伝えるために、CafeGroupの高い映像技術とLAIMANの専門的な医療リサーチ・監修力が融合しました。これにより、医学的な知識を噛み砕き、視覚的にも感情的にも伝わる表現が実現しました。

医療と映像の融合による新しい伝え方
本プロジェクトにおいて、LAIMAN社は単なる監修にとどまらず、以下の役割を一貫して担当しました:
- 論文・学会資料のリサーチ
- 医療技術の理解と映像への落とし込み
- 脚本・絵コンテ作成〜演出サポート
医学的知識がない制作チームにとっても「伝わる」形へ橋渡しを行い、企画全体の品質を支える役割を果たしました。
多くの来場者が関心を寄せたトークセッション
イベント当日は、タレントのバービーさん、東京大学医科学研究所附属病院の准教授である長村 登紀子先生、広尾レディース院長で茨城県立医療大学の客員教授でもある宗田 聡 先生、そしてヒューマンライフコード株式会社の代表取締役である原田 雅充氏など、4名によるトークセッションが開催されました。このセッションでは、再生医療の社会的意義や、へその緒がつなぐ未来について、世代を問わず多くの来場者が関心を寄せました。
プロジェクトチームのコメント
プロジェクトチームのメンバーからは、以下のようなコメントが寄せられました:
- CafeGroup株式会社 代表取締役 岸本 浩一氏
- 「今回のショートムービー制作は、これまでにない医療テーマに挑む機会となりました。医療知識の専門性が高い領域でありながら、感性に訴える映像を目指す中で、LAIMANチームとの連携は非常に心強く、まさに『専門性とクリエイティブの融合』を体現できたと感じています。」
- 株式会社LAIMAN 代表取締役 永田 徳子氏
- 「医療の現場で生まれた先端技術を、どうすれば正確に、そして美しく伝えられるか。それが私たちLAIMANの役割です。」
- ヒューマンライフコード株式会社 代表取締役 原田 雅充氏
- 「私たちは『へその緒』という誰にとっても身近な存在に、未来医療の鍵があると信じて研究を進めてきました。」
医療技術をアニメーションで伝える意義
CafeGroupは、難解で専門性の高い医療の世界をひとりでも多くの人に「自分ごと」として届けるためには、単なる情報発信ではなく、心に残るストーリーテリングが必要だと考えています。アニメーションという表現には、情報の正確さと感情の伝達、その両方を乗せられる力があります。LAIMANの医療知見と、CafeGroupの映像表現が重なり合ったことで、ただ“説明する”のではなく、“伝わる”映像が生まれました。
CafeGroupは、今後も社会に必要とされるテーマを映像の力でやさしく、そして深く届けていくことを目指しています。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | KIZUNA 〜いのち緒つなぐ〜 |
開催日 | 2025年6月26日 |
主催 | CafeGroup株式会社、株式会社LAIMAN、ヒューマンライフコード株式会社 |
テーマ | 臍帯由来の再生医療 |
主な登壇者 | バービー、長村 登紀子、宗田 聡、原田 雅充 |
このように、再生医療の未来を映像で美しくわかりやすく伝える試みが行われ、多くの人々にその重要性が伝えられました。今後の医療技術の発展に向けた期待が高まります。