TWOSTONE&Sonsが7月14日に第3四半期決算発表、エンジニア事業売上最高更新
ベストカレンダー編集部
2025年7月14日 18:41
TWOSTONE第3四半期決算
開催日:7月14日

TWOSTONE&Sons 2025年8月期 第3四半期決算発表の概要
株式会社TWOSTONE&Sons(以下、当社)は、2025年7月14日15時30分に2025年8月期第3四半期決算を発表しました。本記事では、業績の概要や今後の戦略について詳しく解説します。

業績サマリー
2025年8月期第3四半期の業績は以下の通りです。
- 四半期売上高:4,493百万円(前年比25.1%増)
- 前年比増加額:902百万円
- 主力事業のエンジニアマッチング売上高:24四半期連続で最高値更新
第3四半期には、上期に実施したコンサル人材や幹部人材の採用に加え、正社員エンジニアの積極的な採用投資を行いました。これにより、販管費は前年比で311百万円増加しましたが、営業利益は前年並みの81百万円で着地しました。正社員エンジニア確保のための採用投資は、来期以降の収益貢献が期待されます。

第4四半期以降の戦略
第4四半期以降も中長期的な成長を見据えた成長投資を継続します。来期以降の連続的な成長を確実にするため、採用・教育による強化を続けます。特にエンジニアの採用投資は、当期はコストとなるものの、来期には利益に貢献する見込みです。
また、エンジニアマッチング事業を中心に採用・広告投資を強化し、優秀なエンジニアを獲得して市場占有率を高めることを目指します。法人向けの広告展開も積極的に行い、将来の売上増加を狙います。

M&A戦略とその意義
第3四半期には、コンサル会社3社のM&Aを推進しました。これにより、エンジニアやコンサルといった自社の周辺領域のロールアップM&Aを狙います。既存事業の着実な成長にM&Aによる非連続的成長を組み合わせ、飛躍的な成長と企業価値の最大化を目指します。
具体的には、以下の3社のM&Aが行われました:
- アスピレテックコンサルティング:DX領域でのコンサルティング力や技術力
- Nofty Consulting:韓国市場における知見と現地ネットワーク
- Minato:マーケティング・EC領域における支援実績
これらのM&Aにより、当社グループのコアコンピテンシーが大幅に強化される見込みです。ナンバーワン次世代型事業開発ファームを目指し、サービス提供力を高め、大手企業の開拓を進めます。

注力ポイントと進捗状況
2025年8月期の注力ポイントは以下の3点です:
- 幹部採用と人材の育成:第3四半期には営業・コンサル人材を13名採用し、エンジニアも42名採用しました。新規採用者のオンボーディングも順調に進んでいます。
- 既存事業の成長とM&Aの計画・実施:エンジニア稼働数は前年同期比で21.0%増となり、エンジニアマッチング事業の売上高は連続して更新されています。
- グループ間連携とガバナンス強化:M&A企業に対してPMIを継続し、経営の効率化を進めています。
これらの施策を通じて、グループ全体の成長スピードを加速させることを目指します。
今後の展望と企業理念
当社は「不合理な常識を疑い、新しい合理的な常識を作り出す」という企業理念のもと、IT人材や企業の価値向上だけでなく、社会課題の解決にも寄与していく方針です。
詳細については、当社IRページでご確認いただけます。決算説明会も開催される予定であり、興味のある方はぜひご参加ください。
項目 | 内容 |
---|---|
四半期売上高 | 4,493百万円(前年比25.1%増) |
営業利益 | 81百万円(前年並み) |
エンジニア採用数 | 42名(第3四半期) |
M&A実施数 | コンサル会社3社 |
注力ポイント | 幹部採用、人材育成、既存事業成長、M&A、ガバナンス強化 |
今回の決算発表では、TWOSTONE&Sonsが今後も成長を続けるための戦略が明確に示されました。企業としての成長と社会貢献の両立を目指す姿勢が強調され、今後の展開に注目が集まります。