第一生命が7月9日に約2,900万円寄付、ミャンマー地震支援を強化

第一生命のミャンマー寄付

開催日:7月9日

第一生命のミャンマー寄付
第一生命グループはどうしてミャンマー地震に寄付したの?
第一生命グループは東南アジアで保険事業を展開し、2019年からジャパンハートを通じて医療支援を継続。甚大な被害に迅速な支援が必要と判断し寄付しました。
ジャパンハートはミャンマーでどんな支援をしているの?
ジャパンハートは医療物資や生活必需品の提供、被災病院での屋外診療、アクセス困難地域での巡回診療など、被災者に必要な医療と支援を継続的に行っています。

第一生命グループの寄付活動について

2025年7月14日、認定NPO法人ジャパンハートは、ミャンマー地震に対する救援活動の一環として、第一生命グループから約2,900万円(28,750,070円)の寄付を受けたことを発表しました。この寄付は、ミャンマーでの地震による被害を受けた地域への支援を目的としており、第一生命グループの代表取締役専務執行役員である山口仁史氏が寄付を行いました。

第一生命グループは、ミャンマー・ヤンゴンにあるDai-ichi Life Insurance Myanmar Ltd.やカンボジア・プノンペンにあるDai-ichi Life Insurance (Cambodia) PLC.など、東南アジア各地に子会社を持つ金融機関です。2019年からは、ジャパンハートのミャンマーとカンボジアでの活動を継続的に支援してきました。

第一生命グループより、ミャンマー地震へ約2,900万円の寄付受領 画像 2

ミャンマー地震の影響とジャパンハートの活動

2025年3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震は、ミャンマー中部に大きな被害をもたらしました。特に、震源地に近いザガイン管区では、拠点病院が被災し、医療活動が困難な状況に陥りました。ジャパンハートは、2004年の団体設立以来、ミャンマーでの活動を20年続けており、今回の震災でも発災当日から支援を開始しました。

具体的には、以下のような支援活動を行っています:

  • 医療物資や生活必需品、水や食料の直接支援
  • 被災した病院敷地内での屋外診療
  • ザガインエリアでの巡回診療

これらの活動は、被災者が必要とする医療サービスを迅速に提供するために不可欠です。現在、拠点病院の運営を段階的に再開しつつ、アクセスが困難な地域に住む人々への巡回診療も継続しています。

感謝状贈呈式の実施

ジャパンハートは、第一生命グループからの多大なる支援に感謝の意を表し、7月9日(水)に感謝状を贈呈しました。この贈呈式には、ジャパンハートの理事長である吉岡春菜が参加し、第一生命グループの本社を訪問しました。

贈呈式では、ミャンマーの現況について報告が行われ、寄付の意義や今後の支援活動についても意見が交わされました。以下は、両者のコメントです:

第一生命ホールディングス 山口仁史氏
「当社グループは、東南アジアにおいて保険事業を展開しており、2019年よりジャパンハート様を通じて、医療・福祉分野への支援を継続してまいりました。このたびのミャンマー中部地震では、甚大な被害が発生し、一刻も早い支援が求められる状況の中、信頼あるパートナーであるジャパンハート様を寄付先として選定いたしました。」
ジャパンハート 吉岡春菜氏
「現在運営するカンボジアの病院におきましては、第一生命グループ様のおかげでより安全な医療の提供が可能になっています。そしてこのたび多大なるご寄付を賜り、平時に加え有事の際にも力強くサポートいただきましたことを心より感謝申し上げます。」

今後の支援活動の展望

ジャパンハートは、今後もミャンマーでの復興に向けた支援を継続していく方針です。地震による被害は甚大であり、復興には長い道のりが予想されますが、同団体は地域のニーズに応じた支援を行い、持続的な活動を通じて地域社会に貢献することを目指しています。

第一生命グループとの連携を深め、医療・福祉分野での支援をさらに強化していくことで、被災者の生活を支え、地域の復興に寄与することが期待されます。

項目 内容
寄付金額 28,750,070円
寄付先 認定NPO法人ジャパンハート
寄付日 2025年7月9日
震災発生日 2025年3月28日
支援活動内容 医療物資支援、巡回診療、屋外診療

このように、第一生命グループによる寄付活動は、ミャンマー地震の被災者に対する重要な支援となっており、今後の活動にも期待が寄せられます。ジャパンハートは、地域のニーズに応じた支援を続け、持続可能な復興に向けて努力していくでしょう。

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