7月13日開始!AIコールセンター「コルサポ」がホテル向け対応を開始

コルサポホテル対応開始

開催日:7月13日

コルサポホテル対応開始
コルサポって何ができるの?
コルサポは宿泊業界向けのAIコールセンター支援サービスで、夜間の電話対応を93%自動化し、スタッフの負担軽減と顧客満足度向上を実現します。
導入するとどんな効果があるの?
導入したAホテルではフロント応対時間が5.2分から1.3分に短縮され、利用者満足度も83.1点から91.4点に向上。夜間対応の効率化が図れます。

AIコールセンター「コルサポ」の新たな取り組み

株式会社エクサテックは、宿泊・観光業における人手不足対策を目的としたAIコールセンター支援サービス「コルサポ」において、ホテル業界向けの専用対話テンプレートを提供開始しました。この新たな取り組みは、特に夜間や繁忙期の対応をノーコードで即導入可能にすることを目指しています。

2025年7月13日に発表されたこのサービスは、導入第1号企業である関東圏のビジネスホテル「Aホテル」において、夜間のフロント受付業務の93%を自動化した成功事例を基にしています。宿泊業界における夜間対応と人材不足の課題を解決するため、AI技術を活用した効率的な運用が期待されています。

宿泊業界の夜間対応と人材不足の課題

宿泊業界では、夜間のチェックインや問い合わせ、電話の一次対応が集中する傾向があります。一方で、深夜帯の人件費や採用難が慢性化しており、特に中堅規模のホテルやインバウンド対応施設では、24時間体制を維持するためのコストが経営を圧迫しています。これらの課題を解決するため、「コルサポ」は自動応答システムを導入し、業務の効率化を図ることを目指しています。

「コルサポ」の導入により、夜間帯のフロント業務が大幅に軽減され、スタッフの負担軽減と顧客サービスの向上が期待されます。

業界特化テンプレートの内容

「コルサポ」では、ホテル業界向けに特化した対話テンプレートが提供されています。以下は、主な対応内容です。

項目 対応内容
チェックイン案内 施設名/住所/チェックイン時間の自動応答
館内設備の場所案内 大浴場/レストラン/ランドリーなどの営業時間・場所説明
空室確認・予約リマインド 宿泊日/人数/プラン内容の照会と、再送信手続きの誘導
英語対応(一部) 基本的な表現を含むテンプレート(β版)を搭載
有人転送の条件分岐 クレーム・体調不良・外出禁止違反などは即フロントにつなぐ設定

このテンプレートはノーコードで編集可能であり、FAQの追加や予約管理システムとのAPI連携もサポートされています。これにより、各ホテルのニーズに応じたカスタマイズが容易になります。

Aホテルの導入事例

「コルサポ」の導入第1号である「Aホテル」では、2024年12月から2025年3月の期間において、夜間帯の一次応対が大きく変化しました。以下は、導入前後の比較データです。

項目 Before After
夜間帯の一次応対(21時〜翌7時) 100% 人手対応 93% 自動応答(1名体制維持)
フロント応対時間(平均) 5.2分/件 1.3分/件
利用者満足度(CSアンケート) 83.1点 91.4点

担当者のコメントによれば、「電話の取りこぼしが減り、深夜スタッフの心理的負担も軽減されました。音声が自然で“AIと気づかれなかった”という声も多数ありました」とのことです。このように、導入によって顧客満足度が向上し、スタッフの負担が軽減されることが確認されています。

今後の提供予定と料金について

「コルサポ」は今後、宿泊業界向けに以下の機能を提供予定です。

  • チェックアウト後アンケートの自動実施(SMS/音声)
  • 予約管理システム(AirHost/ねっぱん!など)とのAPI連携強化
  • インバウンド対応:英語/中国語/韓国語テンプレの順次拡充
  • スマートキー・館内通知との連携アプリ開発(2026年下期予定)

料金については、テンプレートはすべて無料で利用可能ですが、別途基本利用料が必要です。最短3営業日でカスタマイズと運用を開始することができます。詳細や申し込みフォームは、公式サイト(こちら)で確認できます。

「コルサポ」は、電話対応の負荷を業界ごとに最適化し、宿泊業界においてもおもてなしの質を保ちながら労働負担を減らすAIの形を広げていくことを目指しています。

まとめ

項目 詳細
サービス名 コルサポ
導入企業 Aホテル
自動化率 93%
フロント応対時間の短縮 5.2分から1.3分へ
利用者満足度の向上 83.1点から91.4点へ
今後の機能 チェックアウト後アンケート、自動実施、API連携など

このように、AIコールセンター「コルサポ」は宿泊業界において労働負担を軽減しつつ、顧客サービスの向上を図るための新たなソリューションとして注目されています。

参考リンク: