2025年10月開催 劇団文化座の新作舞台「蛍の光、窓のイージス」詳細

劇団文化座による新作舞台「蛍の光、窓のイージス」上演決定

2025年10月17日（金）から2025年10月26日（日）まで、劇団文化座の公演No.169「蛍の光、窓のイージス」が、東京都豊島区の東池袋あうるすぽっとにて上演されることが発表されました。この作品は、著名な劇作家である畑澤聖悟の書下ろし作品であり、演出は西川信廣が担当します。

本公演のチケットは、カンフェティ（運営：ロングランプランニング株式会社）で現在発売中です。詳細な情報やチケット購入については、公式ホームページ（http://www.bunkaza.com/）を参照してください。

作品の背景とあらすじ

本作は、秋田市を舞台に展開されます。秋田市は、劇団文化座を創立した演出家・佐佐木隆の出身地でもあります。2017年、日本政府が導入を決定したイージス・アショア（陸上配備型ミサイル迎撃システム）に伴い、秋田と山口への配備が決定されました。秋田市では、新谷地区にある陸上自衛隊新谷演習場が適地とされ、地域の住民たちの間で賛成と反対の意見が対立し、論争が巻き起こりました。

物語は、2019年3月1日の卒業式を控えた米倉学園秋田城西高校の教員と生徒の葛藤を描いています。卒業式の2時間前、担任の森教諭が、答辞を読む生徒代表の菊地みやびを呼び出します。そこでは、答辞にイージス・アショアに関する内容が含まれていることが判明し、森教諭はその部分のカットを求めますが、みやびは拒否します。教員たちは、特別な日の卒業式を控え、揺れ動く思いを抱えながら、果たして答辞はどのように進むのか、緊迫した状況が続きます。

公演概要と出演者

公演の詳細は以下の通りです。

出演者には、津田二朗、青木和宣、米山実、沖永正志、白幡大介、髙橋美沙、兼元菜見子、早苗翔太郎、若林築未、桑原泰、神﨑七重、季山采加、阿部由奨、小出菜々子、佐々木愛など、豪華なキャストが揃っています。

また、スタッフ陣も充実しており、作は畑澤聖悟、演出は西川信廣が手掛けるほか、美術に横田あつみ、照明に塚本悟、音楽に上田亨、音響に齋藤美佐男、衣装に山田靖子、舞台監督に鳴海宏明、演出助手に萩原佳央里、制作に原田明子、ドラマターグに工藤千夏が名を連ねています。さらに、渡辺源四郎商店の協力も得ています。

公演スケジュールとアフタートークの情報

公演の詳細なスケジュールは以下の通りです。

アフタートークには、10月19日には西川信廣と佐々木愛が、10月24日には西川信廣と畑澤聖悟が登壇します。これにより、観客は作品の裏側や演出の意図について直接聞くことができる貴重な機会となっています。

チケット情報

チケット料金は一般5,500円ですが、カンフェティ会員割引を利用すると4,500円で購入可能です。全席指定・税込の価格で、チケット購入はカンフェティのウェブサイトから行えます。購入の流れや会員特典については、以下のリンクを参照してください。

• カンフェティチケット購入ページ

まとめ

劇団文化座の新作舞台「蛍の光、窓のイージス」は、秋田市を舞台にした緊迫感あふれる物語で、観客を引き込む要素が盛りだくさんです。公演は2025年10月17日から26日まで、東池袋あうるすぽっとで開催されます。豪華なキャストとスタッフ陣が集結し、演出やアフタートークを通じて、観客に新たな視点を提供します。

以下に公演の重要な情報をまとめます。

この公演が多くの人々に感動を与えることを期待しています。