2025年7月11日 株式会社Wrongがシード資金調達を完了、新展開へ

Wrong資金調達完了

開催日:7月11日

Wrong資金調達完了
株式会社Wrongは何のために資金調達をしたの?
株式会社Wrongは、既存のショートアニメーションシリーズの内容拡充や複数シリーズ展開、さらにゲームなど新規コンテンツ制作を進めるために資金調達を行いました。
今回の資金調達でどんな成長を目指しているの?
1つの作品をブランド化し、作品から新たな体験を生み出すことを目指し、国内外のファンを増やして国際的なキャラクター展開を進めていく計画です。

株式会社Wrongがシードラウンドの資金調達を実施

2025年7月11日、株式会社Wrong(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青松洸司)は、Coreline Venturesを引受先としたシードラウンドの資金調達を実施したことを発表しました。今回の資金調達は、2025年の2月と7月の2度にわたり行われました。株式会社Wrongは、アニメーションスタジオ「Studio Wrong」を運営しており、3DCGによるショートアニメーションを起点としたキャラクター制作を手掛けています。

株式会社Wrong、Coreline Ventures からシードラウンドの資金調達を実施 画像 2

資金調達の目的と今後の展開

今回調達した資金は、「1つの作品からブランドへ」「作品から体験へ」と成長していくための重要な資源となります。具体的には、以下のような取り組みを行う予定です。

  • 既に公開したシリーズのコンテンツの内容拡充
  • 複数シリーズの展開
  • ゲーム等の新規コンテンツの制作

これにより、株式会社Wrongはアニメーション制作の枠を超えた新たな体験を提供し、さらなる成長を目指します。

株式会社Wrong、Coreline Ventures からシードラウンドの資金調達を実施 画像 3

投資家からのコメント

Coreline VenturesのGeneral Partnerである原健一郎氏は、青松洸司代表との初対面での会話を振り返り、「1億人に愛されるキャラクターを作りたい」という青松氏のビジョンや、「いいキャラクターはいいアニメーションから生まれる」という信念に共感したと述べています。

原氏は、青松氏のテクノロジーに対する理解とアニメーターへの強い尊敬、作品に対するこだわりに惹かれ、Studio Wrongのファンの80%以上が海外からであることにも言及しました。彼は、日本から生まれるキャラクターが、1億人どころか80億人に愛されることを期待しています。

代表プロフィール

株式会社Wrongの代表である青松洸司氏は、京都大学数学科を卒業後、DeNAやMicrosoftでソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを積みました。そして、2024年3月に株式会社Wrongを創業しました。彼のビジョンと情熱が、今後のアニメーション業界にどのような影響を与えるのか注目です。

まとめ

株式会社Wrongは、Coreline Venturesからのシードラウンドの資金調達を通じて、アニメーション制作の新たな可能性を探求しています。今後の展開として、既存のコンテンツの拡充や新規コンテンツの制作を行うことで、より多くのファンを獲得し、国際的なブランドへと成長していくことが期待されます。

項目 詳細
会社名 株式会社Wrong
資金調達日 2025年2月、7月
引受先 Coreline Ventures
代表者 青松洸司
事業内容 3DCGによるショートアニメーション制作
資金の用途 コンテンツ拡充、シリーズ展開、新規コンテンツ制作

株式会社Wrongの今後の活動が、アニメーション業界においてどのような影響をもたらすのか、引き続き注目が集まります。