2025年8月発売『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』詳細解説
ベストカレンダー編集部
2025年7月11日 12:16
カットシーン制作書籍発売
開催日:8月1日

ゲーム開発におけるカットシーンの重要性
ゲームにおいて、カットシーンはプレイヤーの感情を動かす重要な要素です。ストーリーの進行やキャラクターの成長を表現するための手段として、ゲームの見せ場を作り出す際に欠かせない要素となっています。しかし、カットシーンの制作には多くの工夫とノウハウが必要です。これまで明かされていなかった魅力的なムービーシーンの制作方法について、株式会社ボーンデジタルより新刊『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』が2025年8月上旬に発売されることが発表されました。

書籍の概要と内容
本書は、著者の昇 大祐氏が長年のゲーム業界での経験をもとに、カットシーン制作のための指針を提供するものです。具体的には、以下の内容が含まれています。
- 基本編:カットシーンの基礎知識や重要性について解説。
- 制作管理編:プロジェクト管理やチーム運営に関するノウハウ。
- カットシーン制作フロー:実際の制作過程を詳細に説明。
- クオリティアップ:制作物の質を向上させるためのテクニック。
- 知識編:カットシーンに関する専門的な知識を提供。
これらの章を通じて、ゲーム開発者やインディーゲーム制作者がカットシーン制作における手戻りを減らし、より効果的な演出を実現するための具体的な方法が示されています。

著者の経歴と専門性
著者の昇 大祐氏は、1976年に兵庫県西宮市に生まれ、1997年に嵯峨美術短期大学を卒業後、アーケードゲームのデザイナーとしてキャリアをスタートしました。以降、数々のゲームタイトルのカットシーン制作に携わり、映像制作の魅力に惹かれながら技術を磨いてきました。
彼の経歴は、以下のようになります。
- 1997年
- 株式会社彩京にアーケードゲームのデザイナーとして入社。
- 1999年
- 株式会社TOSEに契約社員として入社し、CGムービー制作を専門とするチームに配属。
- 2002年
- 大手ゲーム会社に中途入社し、主要タイトルのカットシーン制作を担当。
- 2024年12月
- 大手ゲーム会社を退職し、MigrastoryStudio株式会社を設立。
昇氏の経験は、少人数から100名規模のチームまで幅広い体制でのカットシーンディレクションを含み、業界の第一線で活躍してきたことを物語っています。

カットシーン制作に関する具体的なアプローチ
カットシーン制作においては、制作フローの理解が不可欠です。著者は、以下のような具体的な制作フローを提案しています。
- 絵コンテの作成:カットシーンの全体像を視覚的に表現します。
- キャラクターモデルの準備:キャラクターのデザインが完成したら、モデルを制作します。
- アニマティクスの制作:カットシーンの動きを確認するために、簡単なアニメーションを作成します。
- サウンドやエフェクトの相談:音楽や効果音の選定を行い、シーンの雰囲気を作ります。
- 最終チェックと修正:全体を通しての確認を行い、必要な修正を加えます。
このフローを理解することで、カットシーン制作の効率を上げ、より高品質な演出が可能になります。

書籍の購入情報
『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』は、2025年8月上旬に株式会社ボーンデジタルから発売されます。定価は4,400円(本体4,000円+税10%)で、総ページ数は224ページ、サイズはB5正寸のオールカラーです。ISBNは978-4-86246-647-1となっています。
この書籍は、ゲーム開発者やインディーゲーム制作者にとって、カットシーン制作の知識を深め、実践的なスキルを身につけるための貴重なリソースとなるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
書籍タイトル | ゲーム開発におけるカットシーンの作り方 |
著者 | 昇 大祐 |
発売日 | 2025年8月上旬 |
定価 | 4,400円(本体4,000円+税10%) |
総ページ数 | 224ページ |
サイズ | B5正寸、オールカラー |
ISBN | 978-4-86246-647-1 |
このように、本書はゲーム開発におけるカットシーン制作の全貌を明らかにし、実践的な知識を提供する内容となっています。ゲーム開発者はもちろん、興味を持つすべての人にとって、役立つ情報が満載です。