7月11日開始「バクラク」アプリがiPad対応で業務効率化

「バクラク」アプリがiPadに正式対応

株式会社LayerXは、経済活動のデジタル化を目指し、アプリ版「バクラク申請・経費精算」がiPadに正式に対応したことを発表しました。この新機能により、店舗や現場での申請・経費精算作業がさらに効率化されることが期待されています。これまで、PCや社用スマートフォンが行き渡らない環境でも、iPadを活用することで、業務がスムーズに進むようになります。

「バクラク申請・経費精算」アプリは、iPadの大画面を活かし、経費精算や申請・承認業務を手軽に行えるよう設計されています。これにより、企業全体の業務効率化が強力に促進される見込みです。

リリースの背景

飲食店や小売店舗、製造現場、介護施設など、PCや社用スマートフォンが従業員一人ひとりに支給されていない現場は多く存在します。また、個人のスマートフォンに業務アプリをインストールすることに抵抗があるという声もあり、店舗共用のPCやタブレット端末で業務を行うケースが一般的です。

しかし、多くの業務アプリはスマートフォンに最適化されているため、iPadなどのタブレットで利用する際に、画面表示や操作性に不具合が生じることがありました。これまでの課題を解決するために、iPadに正式対応した「バクラク申請・経費精算」アプリが開発されました。

リリースの概要

新たにiPadに対応した「バクラク申請・経費精算」アプリは、iPadの特性を最大限に活かし、ユーザーが安心して利用できる環境を整えています。これにより、従業員は手軽に経費精算や申請・承認業務を行うことができ、業務の効率化が実現します。

「バクラク」アプリを活用した経費精算のイメージを動画でご覧いただけるため、導入を検討している企業はぜひチェックしてみてください。

「バクラク申請」とは

「バクラク申請」は、申請・承認・稟議などの内部統制を自社のルールに合わせて作成できるワークフローシステムです。AI-OCRを活用することで、手入力をほぼゼロに抑えることが可能です。さらに、稟議データを「バクラク請求書」へ自動連携し、仕訳・FBデータも自動作成されるため、業務の効率化が図れます。

承認や却下は、チャットアプリからも行うことができるため、迅速な意思決定が可能となります。

「バクラク経費精算」とは

「バクラク経費精算」は、手入力ゼロを実現するAI経費精算システムです。このシステムでは、複数のレシートや領収書を一括でアップロードできる領収書読取特化のAI-OCRを備えており、汎用ワークフロー機能を用いた稟議との紐付けが可能です。これにより、経費精算に関する業務がスムーズに進行します。

バクラクの全体像

「バクラク」は、経費精算や稟議、法人カード、請求書受取、請求書発行、勤怠管理などの業務を効率化するAIクラウドサービスです。最新のAI技術を導入することで、手入力や紙の管理から解放され、従業員がコア業務に集中できる新しい働き方を実現します。

中小企業から大企業まで、15,000社を超える顧客に対して、働きやすい環境の提供と事業成長を支援しています。

株式会社LayerXの概要

LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションのもと、SaaSとFintechを基盤にしたAIを中心としたソフトウェア体験を社会に実装するスタートアップです。

法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化AIクラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル（LLM）関連技術を活用して企業や行政の業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを展開しています。

LayerXは、2018年8月に設立され、代表取締役CEOの福島良典氏と代表取締役CTOの松本勇気氏が率いる企業です。所在地は東京都中央区築地で、資本金は132.6億円です。

以上の情報から、バクラクアプリのiPad対応により、業務効率化が期待されることがわかります。今後もLayerXは、働く環境をより良くするためのサービスを提供し続けるでしょう。