2025年7月19日開催!日南市の穴場と油津港まつり花火大会を巡る旅
ベストカレンダー編集部
2025年7月11日 09:52
油津港まつり花火大会
開催日:7月19日
宮崎県日南市の魅力を探る旅
宮崎県日南市は、南部に位置し、東側には日向灘の青い海、西側には美しい山々が広がる自然豊かな地域です。この地域は、歴史的な飫肥(おび)城下町や新鮮な海の幸が楽しめる場所としても知られています。2023年に東九州自動車道が開通したことで、アクセスが向上し、さらなる観光地としての注目が集まっています。
特に、2025年7月19日(土)には『油津港まつり2025花火大会』が開催される予定で、夏の訪れとともに多くの観光客が集まることが予想されます。しかし、観光地としての知名度が上がる一方で、まだ多くの人に知られていない、心を癒すような「日南のとっておき」が存在しています。
日南市の基本情報
日南市は、温暖な気候と豊かな自然環境が特徴です。以下に、日南市の基本情報をまとめました。
- 位置: 宮崎県南部、東は日向灘、西は都城市・三股町、南は串間市、北は宮崎市に隣接。
- 気候: 一年の日照時間は平均2,200時間以上で、年間を通して温暖。
- アクセス: 2023年3月に開通した東九州自動車道(清武南IC~日南北郷IC)により、宮崎空港から日南市内までの所要時間は約40分。清武南IC~日南北郷ICは無料区間。
- 観光名所: 九州の小京都と称される飫肥城下町や、水揚げ日本一のカツオ一本釣りなど、歴史や自然、グルメが豊富。
穴場スポットの紹介
日南市には、主要な観光地に比べてまだ広く知られていない自然豊かな場所が多く存在します。これらのスポットは、観光客の喧騒を避けて静かに自然と向き合いたい方にとって、かけがえのない穴場となります。以下に、日南市の雄大な自然を満喫できる穴場スポットを紹介します。
森のミステリーサークル(北郷町)
日南市北郷町に広がる「森のミステリーサークル」は、直径69メートルの巨大な幾何学模様です。この模様は、自然現象ではなく、1970年代に林野庁の実験として意図的に生み出されたものです。杉の苗を放射状に植える実験の結果、上空から見ると規則的なサークル状の濃淡が浮かび上がるビジュアルが誕生しました。
この場所は、自然の神秘を感じることができるスポットとして、多くの訪問者を惹きつけています。
猪崎鼻(日南市下方)
猪崎鼻は日向灘に突き出した小さな岬で、隠れたビューポイントとして知られています。特に岬の突端に設けられた展望台からは、太平洋と点在する七ツ八重の奇岩群、大島を一望することができます。この景観は、訪れる人々に圧倒的な感動を与えます。
また、亜熱帯植物が生い茂る猪崎鼻一帯は、南国ムードに包まれており、猪崎鼻公園として整備されています。公園内にはキャンプ場もあり、無料で大自然の中でのキャンプを楽しむことができます。
大島(南郷町)
日南市の目井津港から市営旅客船「あけぼの3」で約15分の距離にある「大島」は、手つかずの自然が広がる無人島です。島内には遊歩道が整備されており、変化に富んだ海岸線や奇岩、青い海の絶景を楽しむことができます。特に南端に位置する「鞍埼灯台」は、日本で初めての無筋コンクリート造りの灯台で、1884年から海の安全を見守っています。
また、団体向けのキャビンや家族向けのコテージがある市営宿泊施設「大島アドベンチャーキャビン&コテージ」では、キッチンやバス、トイレ、エアコンも完備されており、無人島での滞在を気軽に体験できます。
日南市の魅力をまとめる
日南市は、自然と歴史が融合した魅力的な観光地です。穴場スポットを訪れることで、日南の本当の魅力を体感することができます。以下に、今回紹介した内容をまとめました。
| スポット名 | 特徴 | アクセス |
|---|---|---|
| 森のミステリーサークル | 直径69メートルの幾何学模様 | 北郷町 |
| 猪崎鼻 | 日向灘を一望できる岬 | 日南市下方 |
| 大島 | 手つかずの自然が広がる無人島 | 目井津港から船で約15分 |
日南市の魅力を存分に味わうために、これらの穴場スポットを訪れてみることをお勧めします。多彩な自然と歴史を感じることができる日南市での旅は、心に残る思い出となるでしょう。
参考リンク: