2025年7月10日開始 国内初の完全無料VPS『XServer VPS』が登場

国内初の完全無料VPSサービス『XServer VPS』の提供開始

エックスサーバー株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役：小林 尚希）は、2025年7月10日に、国内初となる完全無料のVPS（仮想専用サーバー）サービス『XServer VPS』の提供を開始しました。このサービスは、Webアプリ開発やAIツールの試用など、さまざまな用途に対応した高性能なVPS環境を、コストをかけることなく手軽に利用できる新たな選択肢を提供します。

サービス提供の背景

近年、クラウド環境や仮想サーバーの利用シーンは、法人利用だけでなく個人の開発や学習用途にも広がりを見せています。特に、生成AIの普及に伴い、「自分でもAIアプリを開発してみたい」というニーズが急速に高まっています。このような声に応える形で、『XServer VPS』は国内初の完全無料VPSの提供を開始する運びとなりました。

この新サービスは、開発者や学習者にとって、コストを気にせずに高性能なVPSを利用できる機会を提供し、より多くの人々が技術を学び、創造的なプロジェクトに取り組むことを支援します。

無料VPSの詳細と特長

『XServer VPS』の無料VPSは、本格的な操作性をそのままに、完全無料で利用できるサービスです。利用者は、以下のスペックから選択可能です。

このVPSは、テストや検証環境としての活用はもちろん、AIを用いたプログラミングや、有料プランでの本格的な運用を検討されている方のお試しとしても最適です。

多彩なOS/アプリイメージの選択肢

無料VPSでは、AIアプリケーションの構築に活用できる「Dify」をはじめ、50種類以上のOSやアプリイメージから選択可能です。お申し込みと同時に自動で環境が構築されるため、初期設定の手間が省け、開発や検証にすぐ取りかかれます。

• Dify：誰でも手軽に高度なAIアプリケーションを構築できるオープンソースのLLMアプリ開発プラットフォーム。
• Supabase：PostgreSQLを基盤としたフルスタックのバックエンドサービスで、認証、リアルタイムDB、API、ストレージ機能などを備えています。

これにより、開発者は自分のプロジェクトに最適な環境を迅速に整えることができ、効率的に作業を進められます。

ドメイン機能の活用

2025年5月より提供を開始した「XServerのサブドメイン」機能にも対応しており、追加費用なしで専用のサブドメインURLを発行できます。これにより、独自ドメインを別途取得することなく、VPS環境をすぐに活用できる点も大きな魅力です。

『XServer VPS』の背景と進化

『XServer VPS』は、国内シェアNo.1（2025年6月時点、W3Techs調べ）のレンタルサーバー『エックスサーバー』が提供するVPSサービスです。高性能・高品質なインフラ環境を活かし、安定性とコストパフォーマンスに優れたVPS環境を実現しています。2022年9月にサービス提供を開始し、現在では利用件数が3万件を突破しています。

さらに、2025年2月にはVPSスペックを大幅に強化し、ディスク容量は最大2,400GB、メモリは最大96GBまで対応可能となりました。これにより、膨大なデータ処理やリアルタイムAPIの利用が求められるAI開発においても、十分に対応できるスペックを備えています。

会社概要

エックスサーバー株式会社は、2004年1月23日に設立され、本社は大阪府大阪市北区に位置しています。資本金は1億円（資本準備金含む）で、クラウドインフラ事業やWebアプリケーションシステムの開発事業、その他インターネット関連サービス事業を展開しています。

詳しい情報については、公式サイトをご覧ください。

公式サイト：エックスサーバー株式会社

まとめ

『XServer VPS』の完全無料VPSは、開発者や学習者にとって非常に魅力的な選択肢となります。特に、コストをかけずに高性能なVPS環境を手軽に体験できることは、技術を学びたい多くの人々にとって大きな利点と言えるでしょう。

このように、エックスサーバーが提供する『XServer VPS』は、開発者や学習者にとっての新たな可能性を広げるサービスです。詳細な情報や申し込みについては、公式サイトをご確認ください。