2025年5月実施のZ世代流行調査で映像サブスク人気明らかに
ベストカレンダー編集部
2025年7月10日 12:04
Z世代流行調査2025年5月
開催日:5月14日

Z世代の流行を一斉調査
2025年5月、株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』が実施した調査により、Z世代の流行に関する詳細なレポートが発表されました。この調査は、500人の現役大学生を対象に行われ、映像サブスクリプションサービスや趣味に関するトレンドが明らかになりました。

映像サブスクリプションサービスの人気
調査対象の中で、特に注目されたのが映像サブスクリプションサービスです。以下に、各サービスの流行状況をまとめました。

Netflix
調査の結果、88%の学生がNetflixが流行していると回答しました。具体的には、以下のような意見が得られました。
- 「毎回話題の新作が出るから」
- 「独占作品が多いから」
これらの意見から、Netflixが提供するコンテンツの多様性と独自性が人気の要因であることがわかります。

Amazon Prime
次に、Amazon Primeについては64%の学生が「今流行している」と回答しました。流行の理由としては、以下の点が挙げられました。
- 「(特に学割が)安いから」
- 「定番化しているから」
- 「他の特典が多い」
ただし、22%の学生が流行が終わり始めていると感じており、その理由として「広告が入り始めたから」や「話題性が少ない」との意見が寄せられました。

ABEMA
ABEMAについては、38%の学生が「今流行している」と回答し、37%が「流行が終わり始めている」と感じています。流行しているという意見には、「恋愛リアリティーショーが人気だから」という声がありましたが、一方で高校生向けのコンテンツが多いことが大学生にとっては魅力を欠く要因ともなっているようです。

Disney+
Disney+は41%の学生が流行していると回答しましたが、12%が「これから流行する」と考えている一方で、23%が流行が終わり始めていると感じています。流行している理由としては、「『ガンニバル』を見ている人が多いから」や「英語学習に使えるから」という意見がありました。しかし、ディズニーに興味がないという声も多く、コンテンツの認知度が低いことが流行の妨げになっていると考えられます。

TVer
TVerについては、61%の学生が「今流行している」と回答しました。特に「ドラマが一番豊富」や「見逃し配信が助かる」といった理由が挙げられ、他のサブスクリプションサービスと差別化されている点が評価されています。

漫画と趣味のトレンド
映像サービスに加え、漫画や趣味に関する流行も調査されました。

週刊少年ジャンプ
週刊少年ジャンプについては、64%の学生が流行が終わり始めている、または既に流行が終わっていると回答しました。流行が終わり始めている理由としては、以下の点が挙げられます。
- 「デジタル漫画が主流になってきているから」
- 「ビッグタイトルが連載終了したから」
このように、ジャンプの人気が低下している背景には、デジタルコンテンツの普及が影響していると考えられます。
編み物
編み物については、51%の学生が流行が終わり始めている、または既に流行が終わっていると回答しました。流行している理由には、「100均で準備できてYouTubeでやり方を調べられるから」という意見がありました。しかし、春夏になると編み物をする人が減るという意見や、コロナ禍で流行してから話題が減っているという声も多く見られました。
自然界隈
最後に、自然界隈については、45%の学生がその存在を知らなかったと回答しました。流行していると答えた人は33%であり、以下のような意見がありました。
- 「せわしない社会で安らぎを求めているから」
- 「ドライブやファッションと相性がいいから」
認知度が低い一方で、今後の流行の可能性も示唆されています。
調査概要
この調査は、2025年5月14日に実施され、調査主体は株式会社RECCOOが運営するサークルアップです。調査対象は現役大学生で、有効回答数は500人、調査方法はサークルアップのアンケートオファーを用いています。
まとめ
サービス/トレンド | 流行状況 | 主な意見 |
---|---|---|
Netflix | 流行中(88%) | 新作が豊富、独占作品が多い |
Amazon Prime | 流行中(64%) | 学割が安い、特典が多い |
ABEMA | 流行中(38%) | 恋愛リアリティーショーが人気 |
Disney+ | 流行中(41%) | 英語学習に使える |
TVer | 流行中(61%) | ドラマが豊富 |
週刊少年ジャンプ | 流行が終わり始めている(64%) | デジタル漫画の普及 |
編み物 | 流行が終わり始めている(51%) | 手軽に始められるが一時的な流行 |
自然界隈 | 認知度低(45%) | 安らぎを求める傾向 |
この調査を通じて、Z世代の流行に関する多様な意見が明らかになりました。映像サブスクリプションサービスや趣味に関するトレンドは、今後も変化していく可能性があります。詳細な調査結果は、サークルアップのウェブサイトで確認できます。
参考リンク: