2025年7月公開:日中米ゲーム業界の生成AI導入実態調査

生成AI導入調査

開催日:7月10日

生成AI導入調査
ゲーム業界で生成AIってどんなふうに使われてるの?
生成AIはNPCの自動生成や開発支援ツールとして活用されており、米国では制度化の動きも進んでいます。日本・中国でも導入事例が増加中です。
今回の調査レポートって何がわかるの?
日中米のゲーム市場における生成AIの導入状況やユーザーの意識調査結果がわかり、AI活用の実態や課題、今後の展望を把握できます。

日中米のゲーム業界における生成AI導入実態を調査

株式会社スパイスマートは、ゲーム業界におけるAI導入実態調査を実施し、その結果を公開しました。この調査は、日本・中国・米国のゲーム市場を対象に、生成AIの導入状況を比較分析するプロジェクトです。2025年7月に米国企業によるAI活用の動向をまとめた前編レポートを公開し、8月には後編として日本・中国市場調査編を配信予定です。

本調査は、株式会社ゲームエイトとの共同企画により実施されており、ゲームエイトが運営するゲーム総合情報サイト『Game8』にて、生成AIに対するゲームユーザー意識の実態も明らかにしていきます。

日中米のゲーム業界における生成AI導入実態を調査──米国編を7月に先行公開、8月に日本・中国編を公開予定 画像 2

調査概要

本調査の概要は以下の通りです。

  • 調査期間:2022年以降
  • 調査内容:
    • 日本・中国・米国市場においてリリースされたゲーム(モバイルに限らずPC・Steam・コンシューマー全て含める)のうち、その開発工程においてAI技術が活用されたタイトル事例
    • 具体的なタイトルには言及しないが、ゲーム企業がゲーム開発においてAIを活用していると明言している事例
  • 調査方法:AIが活用・導入し制作したという公式発表、およびイベント・セミナーなどで企業が発表した内容を報道する関連メディア記事を調査し集約

AI活用の実態と事例

本レポートでは、米国のゲーム企業であるEpic Games、Roblox、Unity、Activision Blizzardなどの最新の事例を取り上げ、AIによるNPC生成、開発支援ツール、生成コンテンツの明記義務化など、導入フェーズや開発面、ルール整備までを整理しました。

特にアメリカにおいては、AIを開発効率化の手段としてだけではなく、制度化すべき対象として扱う動きが加速していることが特徴的です。これにより、ゲーム開発の現場においてAIの導入が進む可能性が高まっています。

後編レポートの内容

後編となるレポートは、2025年8月に公開予定です。この後編では、日本および中国本土におけるゲーム企業の生成AI導入事例に加え、共同でこの取り組みをおこなっている株式会社ゲームエイトが実施するユーザーアンケートの集計結果の概要を紹介します。

このアンケートでは、生成AIがゲームに導入されることへの期待や懸念、活用していることが許容される領域、AI生成コンテンツに対する感情的・倫理的な反応、AIとクリエイターの共創に対する期待、情報開示に対する要望まで、幅広い観点からユーザーの意識を分析します。

調査レポートの提供とお問い合わせ

本調査レポートは、スパイスマートが提供する『LIVEOPSIS(ライブオプシス)』会員向けに配信中です。詳細レポートをご希望の企業ご担当者様は、LIVEOPSISよりお問い合わせください。

株式会社ゲームエイトについての情報は以下の通りです。

名称:
株式会社ゲームエイト
所在地:
東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティタワー7F
代表者:
沢村俊介
事業内容:
インターネットメディアの運営
設立:
2014年8月1日
サイト:
https://game8.co.jp/

また、株式会社スパイスマートについては以下のような情報があります。

会社名:
株式会社スパイスマート
代表者:
代表取締役 久保 真澄
所在地:
東京都渋谷区広尾1-11-2 BLOCKS EBISU 909
設立:
2015年7月
事業内容:
  1. 日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用リサーチ事業
  2. 日本、東アジアを中心としたモバイルゲーム運用コンサルティング事業
  3. 日本のIPホルダーとのコラボ企画・交渉・監修業務など一連の業務を担うゲームコラボ仲介事業
URL:
http://corp.spicemart.jp/

まとめ

本記事では、日中米のゲーム業界における生成AI導入実態調査について、調査の概要やAI活用の実態、後編レポートの内容、そして関係企業の情報を詳しく解説しました。調査結果は、今後のゲーム開発におけるAIの役割を理解する上で重要な資料となるでしょう。

項目 内容
調査期間 2022年以降
調査内容 日本・中国・米国市場のゲームにおけるAI技術の活用状況
調査方法 公式発表や関連メディア記事の調査
後編公開予定 2025年8月
共同企画パートナー 株式会社ゲームエイト

調査レポートの詳細については、スパイスマートの『LIVEOPSIS』を通じて提供されており、企業の方々はぜひお問い合わせを検討されることをお勧めします。