2025年8月下北沢で『戦場のガノン』演劇上演決定!大野敏哉が16年ぶりに脚本を手掛ける

戦場のガノン上演

開催期間:8月19日〜8月24日

戦場のガノン上演
戦場のガノンってどんな話?
2027年の夏を舞台に、閉じ込められた6人の中年男性が外のバケモノ化した世界に翻弄されながらも、互いの関係やコミュニケーションの難しさを描くサスペンスコメディです。
チケットはどこで買えるの?
チケットは全席自由で、カンフェティの公式サイトで購入可能です。学生割引もあり、当日学生証の提示が必要です。初日割引も利用できます。

演劇作品『戦場のガノン』の上演が決定

2025年8月19日から8月24日まで、東京都世田谷区の下北沢シアター711にて、脚本家・大野敏哉による新作演劇『戦場のガノン』が上演されることが発表されました。この作品は、女優のみょんふぁが代表を務める「SORIFA」による主催公演であり、2年ぶりの公演となります。

大野敏哉は、エンターテインメント界での活躍が著しい脚本家であり、16年ぶりに演劇の世界に回帰し、自らの思いを凝縮した作品を発表します。彼は「この作品が遺作になってもいい」と思いながら、自由な発想で脚本を執筆しました。

脚本家 大野敏哉(アニメ『小市民シリーズ』、映画『長いお別れ』ほか)が原点回帰で書き下ろした演劇作品『戦場のガノン』上演決定! 画像 2

作品の背景とあらすじ

『戦場のガノン』は、2027年の夏を舞台にした物語です。物語の冒頭では、「この町を守ることについての集い」という曖昧な名目で集められた6人のオジサンたちが登場します。彼らは閉じ込められ、戸惑いの中でAIらしき音声からの告知を受けます。

その告知内容は、「あなたの大切な人は今、危険な状態にあります」というもので、外の世界では人々がバケモノ化し、カオスな状態になっていると伝えられます。しかし、現実逃避がデフォルトとなっているオジサンたちは、この状況を受け入れられず、混乱が続きます。

彼らは同年代でありながら驚くほど分かり合えず、まさか最後の友達(ラストフレンド)になるとは夢にも思わない状況に直面します。このように、作品は人間関係やコミュニケーションの難しさをテーマにしつつ、サスペンスとコメディを織り交ぜた内容となっています。

脚本家 大野敏哉(アニメ『小市民シリーズ』、映画『長いお別れ』ほか)が原点回帰で書き下ろした演劇作品『戦場のガノン』上演決定! 画像 3

公演概要とチケット情報

『戦場のガノン』の公演は、下記の通りに行われます。

公演期間 2025年8月19日 (火) 〜 2025年8月24日 (日)
会場 下北沢 シアター711(東京都世田谷区北沢1-45-15)
出演者 阿比留丈智、大隈いちろう、倉沢学、国分崇、勢登健雄、東根作寿英、声の出演:みょんふぁ、世玲
作・演出 大野敏哉

公演スケジュールは以下の通りです:

  • 2025年08月19日(火) 19:00 ★初日割対象公演
  • 2025年08月20日(水) 14:00
  • 2025年08月20日(水) 19:00
  • 2025年08月21日(木) 19:00
  • 2025年08月22日(金) 19:00
  • 2025年08月23日(土) 13:00
  • 2025年08月23日(土) 18:00
  • 2025年08月24日(日) 13:00

なお、受付・開場は公演開始の30分前より行われます。チケット料金は以下の通りです:

前売 4,500円
学生 3,500円
初日割 4,200円

全席自由・税込での販売となり、学生割引を利用する際は当日受付にて学生証の提示が必要です。チケットはカンフェティにて購入可能です。

脚本家 大野敏哉(アニメ『小市民シリーズ』、映画『長いお別れ』ほか)が原点回帰で書き下ろした演劇作品『戦場のガノン』上演決定! 画像 4

大野敏哉のプロフィールと代表作

大野敏哉は、1969年に東京で生まれ、名古屋で育ちました。1996年に東京ヴォードヴィルショー若手公演の脚本でデビューし、2000年には演劇ユニット「nuancer」を旗揚げしました。彼は作・演出を担当し、2009年まで活動を続けました。

また、フルキャストオーディション・若手俳優の登竜門であった「ラフカット」では、2001年、2006年、2018年の作品で脚本を担当し、2003年に上演された『ガノン』は本作『戦場のガノン』の原点となります。

大野の代表作には、映画『シムソンズ』『トラさん』『長いお別れ』『不死身ラヴァーズ』や、ドラマ『世にも奇妙な物語』『中学生日記』、アニメ『つり球』『ガッチャマンクラウズ』『約束のネバーランド』『宝石の国』『86』『無職転生』『小市民シリーズ』などがあります。

脚本家 大野敏哉(アニメ『小市民シリーズ』、映画『長いお別れ』ほか)が原点回帰で書き下ろした演劇作品『戦場のガノン』上演決定! 画像 5

まとめ

演劇『戦場のガノン』は、エンターテインメント界で活躍する脚本家・大野敏哉が16年ぶりに演劇の世界に回帰した作品です。2027年を舞台に、オジサンたちのコミュニケーションの難しさや人間関係を描いた物語は、観客に深い思索を促すことでしょう。公演は2025年8月19日から8月24日まで下北沢シアター711で行われ、チケットはカンフェティにて販売中です。以下に公演の詳細をまとめます。

公演名 戦場のガノン
公演期間 2025年8月19日 (火) 〜 2025年8月24日 (日)
会場 下北沢 シアター711
チケット料金 前売:4,500円、学生:3,500円、初日割:4,200円

この作品が多くの人々に愛され、記憶に残るものとなることを期待します。

参考リンク: