7月1日開催「今日は一日鳥取県」大阪・関西万博で魅力発信
ベストカレンダー編集部
2025年7月9日 15:15
今日は一日鳥取県
開催日:7月1日

大阪・関西万博で鳥取県の魅力を発信
2025年7月9日、鳥取県は「大阪・関西万博」の「関西パビリオン」において、特に注目すべき展示を行いました。この展示では、鳥取県の代表的な観光資源である「鳥取砂丘」の砂を使用し、再現された「鳥取無限砂丘」が大きな話題となりました。さらに、まんが王国や自然などの魅力を詰め込んだ「鳥取県ゾーン」が出展され、来場者に鳥取県の多様な魅力を伝える機会となりました。
鳥取県は、万博を通じて地域間の交流を深めることを目的とした「サンド・アライアンス」を締結し、他の出展地域と連携を強化しています。6月30日には「鳥取県ゾーン」の来場者数が20万人を突破し、記念セレモニーが行われるなど、万博における鳥取県の存在感が際立っています。

「今日は一日鳥取県」イベントの開催
7月1日には、「今日は一日鳥取県」と題された特別イベントが開催されました。このイベントでは、砂ンプラリー(SAND QUEST)のスターティングセレモニーが行われ、旬の鳥取すいかやご当地グルメである「牛骨ラーメン」など、鳥取の魅力が来場者にアピールされました。
この日、EXPOホール「シャインハット」では、鳥取県にゆかりのある豪華ゲストによるステージイベントが行われました。名探偵コナンのテーマソングを数多く手がけているアーティスト、倉木麻衣さんがスペシャルライブを行い、多くの観客を魅了しました。

ステージイベントの詳細
ステージイベントは、平井知事が名探偵コナンのキャラクター「怪盗キッド」の衣装に身を包んで登場し、開幕しました。知事は「今日は鳥取県づくしの盛り沢山な一日です。いろんな魅力がある鳥取県を最後まで楽しんでいただきたい」と挨拶し、会場の雰囲気を盛り上げました。
イベントの最初は、様々な郷土芸能が披露され、観客は鳥取県の文化に浸りました。最初のパフォーマンスは「国府町因幡の傘踊り」で、力強いパフォーマンスが観客を魅了しました。次に、倉吉市高城地区の「高城牛追掛節」が披露され、牛が登場する演出で当時の田園風景が再現されました。最後には、米子市淀江町の「淀江さんこ節」が披露され、子供たちも参加してお祝いの演技が行われました。

漫画家たちのトークショーと朗読劇
ステージイベントでは、鳥取県にゆかりのある漫画家たちのトークショーや朗読劇も行われました。まず、漫画コラムニストの夏目房之介さんが登壇し、「谷口ジローの世界観」をテーマにトークを展開しました。夏目さんは、谷口作品の魅力について語り、特に「遥かな町へ」の感動的なストーリーに期待を寄せました。
その後、「水木しげるの世界」をテーマにした朗読劇が行われ、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のキャストが登壇しました。観客は、彼らの演技を通じて「ゲゲゲの鬼太郎」の世界に引き込まれ、平井県知事も感激のコメントを寄せました。

倉木麻衣さんのスペシャルライブ
イベントのクライマックスは、倉木麻衣さんによるスペシャルライブでした。彼女は「名探偵コナン」の主題歌をはじめとする9曲を披露し、会場は盛り上がりを見せました。倉木麻衣さんのパフォーマンスは、観客にとって特別な思い出となったことでしょう。

鳥取県ゾーンの魅力
鳥取県ゾーンのテーマは、「まんが王国とっとり」・「鳥取砂丘をはじめとする特徴的な自然」・「鳥取の文化がはぐくんだ豊かな食」です。このゾーンでは、鳥取県出身の漫画家たちの作品や、彼らにゆかりのある観光施設が紹介されています。
また、鳥取砂丘の砂を使用した「鳥取無限砂丘」では、特別なデバイスを使って砂の上を歩くことで、鳥取県の特産物や観光地が現れる仕掛けが施されています。プロジェクションマッピングも行われ、鳥取県の豊かな自然や文化を視覚的に楽しむことができます。

まんが王国とっとりの魅力
鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生や、「遥かな町へ」「父の暦」の谷口ジロー先生、「名探偵コナン」の青山剛昌先生を輩出していることでも知られています。これらの漫画家たちの作品は、多くのファンに愛されており、聖地巡礼を目的とする人々も訪れています。
イベント名 | 日付 | 場所 | 主なゲスト | 内容 |
---|---|---|---|---|
今日は一日鳥取県 | 2025年7月1日 | EXPOホール「シャインハット」 | 倉木麻衣、夏目房之介 | 郷土芸能、トークショー、スペシャルライブ |
このように、鳥取県は「大阪・関西万博」を通じて多様な魅力を発信し、来場者にとって特別な体験を提供しました。今後も、鳥取県の魅力が広がっていくことが期待されます。