6月11日配信開始「これからのキャリア開拓」実践対談イベント
ベストカレンダー編集部
2025年7月9日 11:07
キャリア開拓アーカイブ配信
開催日:6月11日

ミドルシニア層のキャリア開拓を支援する実践対談イベント
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2025年6月11日に開催された「これからのキャリア開拓」イベントのアーカイブ配信を開始しました。このイベントは、キャリア支援に取り組むミドルシニア層向けに特化したものであり、参加者が主体的に学び、挑戦し続けるためのヒントを提供することを目的としています。
当協会は、組織と個人のより良い関係構築や、個人の主体的なキャリア開発を支援する団体で、代表理事の田中研之輔氏が法政大学キャリアデザイン学部の教授を務めています。今回のイベントでは、田中氏の新刊『これからのキャリア開拓』の出版を記念し、同書の共同著者である山口裕二氏と野澤友宏氏が登壇しました。

アーカイブ配信の詳細
アーカイブ配信は、2025年6月11日(水)11:00から行われ、視聴は無料です。視聴希望者は、指定のURLから申し込むことで、視聴用のURLが送られます。
- アーカイブ配信日時:2025年6月11日(水)11:00-
- 視聴申し込みURL:こちら
- 内容:
- プロティアン・キャリア協会および4designs株式会社の概要
- 新著「これからのキャリア開拓」の紹介
- ダイアログによる解説
- お知らせ

ミドルシニア層のキャリア課題とライフプレナーの重要性
イベントでは、特に40代・50代のミドルシニア層におけるキャリア支援の現状について議論されました。多くの企業が中高年層のキャリア支援に取り組んでいるにも関わらず、学びが停滞し、人材の「砂漠化」が進んでいるという現実が浮き彫りになりました。
このような状況を打破するために、「越境」と「開拓」が重要なキーワードとして挙げられました。これらの概念の基盤となるのが「ライフプレナー」という考え方です。ライフプレナーは、自分の人生を主体的にデザインし、自律的にキャリアを構築することを意味し、年齢に関係なく挑戦を続ける姿勢が求められます。
ライフプレナーは、同世代に勇気を与える存在であると同時に、失敗も含めた多様な姿を見せることが重要です。また、今後のロールモデルは一人の理想像ではなく、複数の人物の良さを組み合わせて作り上げる「マルチロール型」であることが示されました。

書籍『これからのキャリア開拓』の内容
書籍『これからのキャリア開拓』は、40代から60代までのミドルシニア層を対象に、経験やスキルを活かしながら成長し続けるためのヒントを提供しています。この本では、「ライフ+アントレプレナー」の発想を元に、仲間との共創や学び直し、AIとの共存など、実践的なステップが紹介されています。
著者は、キャリアの再設計はいつでも可能であると強調しており、「このままでいいのか?」と感じ始めた今こそ、新たな挑戦へ踏み出す時であると述べています。
書籍の詳細はこちらから確認できます。

登壇者のプロフィール
イベントには、著名な登壇者が参加しました。以下はそのプロフィールです。
- 田中研之輔
- 一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事、法政大学キャリアデザイン学部教授。キャリア論や組織論の専門家であり、著書も多数。
- 山口裕二
- ニューホライズンコレクティブ合同会社代表。労働環境改革推進に関与し、キャリア支援に関する豊富な経験を持つ。
- 野澤友宏
- 同じくニューホライズンコレクティブ合同会社代表。人事施策や後進育成に貢献し、新しい働き方を提案している。

まとめ
今回の「これからのキャリア開拓」イベントは、ミドルシニア層のキャリア課題に向き合う貴重な機会となりました。ライフプレナーとしての考え方や、キャリアの再設計に関する実践的なヒントが提供され、参加者は自分自身のキャリアを見つめ直すきっかけを得たことでしょう。
以下に、記事で紹介した内容をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
イベント名 | これからのキャリア開拓 |
アーカイブ配信日 | 2025年6月11日 |
視聴申し込みURL | こちら |
登壇者 | 田中研之輔、山口裕二、野澤友宏 |
書籍名 | これからのキャリア開拓 |
書籍URL | こちら |
このように、ミドルシニア層のキャリア開拓に関する重要な情報が提供されました。今後も、キャリア支援に関する取り組みが進むことが期待されます。
参考リンク: