2025年7月9日開始「DRIVE」大学アメフト支援新プログラム
ベストカレンダー編集部
2025年7月9日 11:04
DRIVEプログラム開始
開催日:7月9日

新プログラム「DRIVE」の概要
株式会社品川カルチャークラブが運営する社会人アメリカンフットボールチーム「品川CCブルザイズ」は、大学アメリカンフットボール部と連携する新プログラム「DRIVE」を開始しました。このプログラムは、競技環境の向上に加え、大学生やそのOB/OGのキャリア支援、さらにはステークホルダーとのコラボレーションを通じた新たな「三方よし=三位一体の共創」を目指しています。2025年7月9日に発表されたこの取り組みは、アメリカンフットボールを通じて多くの人々に利益をもたらすことを目的としています。

プログラムの背景
近年、大学アメリカンフットボール部は部員の確保や練習環境の整備に悩んでいます。特に2部や3部のチームでは、防具の初期費用の高騰や指導者の確保が難しくなっており、運営が厳しい状況です。ブルザイズは、これまでの合同練習を通じて、こうした現場の声や課題を直接耳にしてきました。この経験を基に、アメリカンフットボールのトップリーグであるXリーグのチームとしての価値を体系化し、「DRIVE」というプログラムを立ち上げました。

DRIVEプログラムの3つの価値
「DRIVE」プログラムは、単なる合同練習にとどまらず、大学アメリカンフットボール部の競技環境の充実、学生のキャリア支援、そしてブルザイズのパートナー企業との協働を通じた「三方よし」の共創を目指す包括的なプロジェクトです。以下にその具体的な内容を示します。
- 大学チームの競技環境サポート
- 合同練習や実技指導、練習メニューの提案
- 練習用具(ボールやタックルダミー等)の寄贈・購入支援
- 新入部員勧誘支援(ノウハウ提供、試合への招待など)
- 学生のキャリア支援
- 卒業後のブルザイズへの入部による競技継続の選択肢提示
- キャリア支援サービス「スポーツライフキャリア」の活用
スポーツライフキャリアは、品川CCが提供する、仕事もスポーツを楽しみたい方のための就職支援サービスです。
- ステークホルダーとの接点創出
- 学生とブルザイズのパートナー企業との接点形成(例:ブルザイズオフィシャルパートナーの製品・サービスと学生との接点創出、学生への認知強化)
- 社会人による「プロボノ」活動機会の提供
プロボノとは、スキルを活かした社会貢献活動を指します。
ブルザイズの運営理念と今後の展望
品川CCブルザイズのGM、岸原直人氏は、「コロナ禍以降、大学アメリカンフットボール部との合同練習を行う機会が増え、運営の難しさを実感しました。全国50近い出身大学の選手で構成され、特定企業の支援に頼らず複数市民オーナー制度で運営する私たちのノウハウを活かし、この『DRIVE』プログラムを通じて、ブルザイズ・アメリカンフットボールを軸とした『三方よし』の実現を目指します。」とコメントしています。
お問い合わせと関連情報
本プログラムに関心のある大学アメリカンフットボール部、教育関係者、企業の皆様は、以下の連絡先までお問い合わせください。
- お問い合わせ先:info@bullseyes.net
- 公式サイト:bullseyes.net
- Instagram:bullseyes_shinagawa
- X(旧Twitter):bullseyes_net
また、品川CCブルザイズは1993年に創部し、1997年度からNFLのグリーンベイ・パッカーズの市民株主制度を応用した複数オーナー制度を導入しています。2022年度には品川カルチャークラブに合流し、「グレーター品川のヒーロー」をスローガンに地域総合スポーツクラブとして活動し、X1Super昇格を目指しています。
まとめ
新プログラム「DRIVE」は、大学アメリカンフットボール部の競技環境向上、学生のキャリア支援、ステークホルダーとの連携を通じて、アメリカンフットボールの発展を目指す重要な取り組みです。以下に本プログラムの主要なポイントをまとめます。
ポイント | 内容 |
---|---|
競技環境サポート | 合同練習、練習用具の支援、新入部員勧誘サポート |
キャリア支援 | 卒業後の入部選択肢、キャリア支援サービスの活用 |
ステークホルダーとの接点創出 | 学生と企業の接点形成、プロボノ活動機会提供 |
このように、品川CCブルザイズの「DRIVE」プログラムは、大学アメリカンフットボール部にとって非常に意義深い支援を提供することを目指しています。今後の活動に注目が集まります。
参考リンク: