2025年7月7日開始 ロレアルの新サステナブル公募プログラム詳細
ベストカレンダー編集部
2025年7月8日 09:52
サステナブル公募開始
開催期間:7月7日〜9月30日

ロレアル グループが新たなサステナブル イノベーション アクセラレーターを発表
日本ロレアル株式会社は、2025年7月7日、世界最大の化粧品会社であるロレアルグループが新たに立ち上げた「サステナブル イノベーション アクセラレーター」の初回公募を開始したことを発表しました。このプログラムは、5年間で1億ユーロの資金を投入し、美の産業における様々な課題に対するソリューションを提供し、ロレアルグループのサステナビリティ目標の達成を加速させることを目的としています。
ロレアルは、これまでのイノベーションの文化を受け継ぎながら、以下の主要分野に焦点を当てています:
- 低炭素・気候変動に対応したスマートソリューション
- 水資源に関するソリューション
- 自然の力を活用したソリューション
- 代替成分・素材の開発
- 化石由来プラスチックの削減とプラスチック廃棄物の排除
- 資源の循環と管理
- 持続可能でインクルーシブなビジネスモデルの構築
CISLとの提携による革新的なソリューションの発掘
ロレアルは、ケンブリッジ大学サステナビリティリーダーシップ研究所(CISL)と提携し、ビューティー業界における革新的なソリューションの発掘、特定、試験導入、そして規模拡大を目指しています。CISLは、4万人を超える広範なネットワークと持続可能なビジネス開発における深い専門知識を活かし、選抜された応募者に対して最大12ヶ月間の集団育成プログラムを通じて重要なサポートを提供します。
ロレアル グループのチーフ・コーポレート・レスポンシビリティ・オフィサーであるエズギ・バルセナスは、次のように述べています。「ロレアルでは、常にイノベーションを受け入れ、育み、バリューチェーン全体におけるパートナーと共に、美の産業にポジティブな変革をもたらしてきました。より持続可能な未来を築くため、私たちはグループのエコシステム全体と協力しています。」
応募方法とプログラムの詳細
革新的なソリューションを持つスタートアップ企業、中小企業、既存企業からの応募をお待ちしております。選抜された候補者には、イノベーションの規模拡大を強力に後押しするため、コーチング、メンターシップ、試験導入、さらには投資の機会まで含む、各社に合わせたアクセラレータープログラムが提供されます。
詳細の確認およびご提案の提出を希望する方は、以下のウェブサイトからアクセスできます:
サステナブル イノベーション アクセラレーターの詳細はこちら
応募締切は2025年9月30日です。
ロレアル北アジアのオープンイノベーション
ロレアル北アジア(日本、中国、韓国、台湾、香港)では、オープンイノベーションを推進する「ロレアルBig Bang ビューティーテック イノベーション」を実施しています。このプログラムは、北アジアのビューティーエコシステムが持つ独自の強みを最大限に活かし、地域間の相乗効果を高めることを目的としています。
各マーケットから選出された企業には、ロレアルグループとの共同開発・提携の機会が提供されます。2025年度には、AIを活用した研究開発とデジタルマーケティングのソリューションが募集されましたが、こちらの募集はすでに終了しています。
ロレアルの企業理念と取り組み
ロレアルは115年にわたり、美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。ロレアルのパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会や環境に対してサステナブルでインクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献する姿勢を表現しています。
ロレアルは、37の国際ブランドを持ち、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じて、美の無限の多様性を賛美し、世界中の人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任を提供しています。2024年のグループ売上高は434億8千万ユーロにのぼり、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開を行っています。
項目 | 詳細 |
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プログラム名 | サステナブル イノベーション アクセラレーター |
資金投入額 | 1億ユーロ(5年間) |
応募締切 | 2025年9月30日 |
提携機関 | ケンブリッジ大学サステナビリティリーダーシップ研究所(CISL) |
提供されるサポート | コーチング、メンターシップ、試験導入、投資機会 |
ロレアルのパーパス | 世界をつき動かす美の創造 |
ロレアルは、美の未来を創造するために、持続可能なイノベーションを推進し続けています。今回のサステナブル イノベーション アクセラレーターは、その一環として、業界の課題解決に向けた重要なステップとなるでしょう。
参考リンク: