2025年7月14日開始|ローソンで車中泊施設RVパーク実証実験スタート
ベストカレンダー編集部
2025年7月7日 18:47
ローソンRVパーク実証実験
開催期間:7月14日〜6月30日

日本RV協会とローソン、グローリーが連携しRVパークの実証実験を開始
一般社団法人日本RV協会(会長:荒木 賢治、所在地:神奈川県横浜市、略称:JRVA)は、株式会社ローソン及びグローリー株式会社と連携し、コンビニエンスストア「ローソン」において車中泊施設「RVパーク」の実証実験を開始することを発表しました。この取り組みは、キャンピングカーや車中泊を楽しむ人々にとって、利便性の高い宿泊施設を提供することを目的としています。
コンビニエンスストアは、夜間も駐車場が開いており、24時間トイレが利用できることに加え、いつでも飲食物を購入できる環境が整っています。このような利便性は、RVパークとして非常に有用であり、特に車中泊初心者にとっても気軽に利用できる場所となるでしょう。

実証実験の概要と期間
今回の実証実験は、2025年7月14日(月)から2026年6月30日(火)までの約1年間にわたり行われます。実験に参加するのは、千葉県内の以下の6店舗のローソンです。
- コンビニRVパーク一宮東浪見店
- コンビニRVパーク御宿新町店
- コンビニRVパーク天津小湊店
- コンビニRVパーク富浦インター店
- コンビニRVパーク南房総岩井海岸店
- コンビニRVパーク富津湊店
予約受付は2025年7月8日(火)から、RVパークの予約専用サイト「RV-Park.jp」にて開始されます。この取り組みにより、より多くの人々がRVパークを利用しやすくなることが期待されています。

RVパークの背景と需要の増加
日本RV協会(JRVA)が行った調査によると、国内のキャンピングカー保有台数は2005年から増加を続け、2016年には10万台を突破しました。2024年には前年より1万台増え、16万5千台に達する見込みです。このように、キャンピングカーでのくるま旅や車中泊が浸透してきている背景には、観光資源が豊かな地方へのアクセスが容易になるという点があります。
キャンピングカーの需要が増加する中、車中泊施設「RVパーク」の数も増えており、2021年以降から年間約100件の新設が行われています。これにより、全国各地で車中泊を楽しむための環境が整い、観光地へのアクセスが向上しています。

RVパークの特徴と利便性
「RVパーク」とは、一般社団法人日本RV協会が推進・認定を行う、キャンピングカーを利用した車中泊を楽しむための施設です。ここでは、誰でも安心して車中泊を楽しむことができる環境が整っており、全国に500カ所以上の施設が存在します。これらの施設は、温泉や宿泊施設、道の駅、遊園地など様々な場所に設置されており、年々その数は増加しています。
また、RVパーク専用の予約サイト「RV-Park.jp」では、事前決済機能や希望する車中泊日、場所、車両の種類に応じた駐車スペースの検索が可能です。これにより、利用者は自分に合った施設を簡単に見つけることができ、無料で利用できます。
日本RV協会の役割と活動
一般社団法人日本RV協会は、くるま旅と車中泊の文化を創出し、キャンピングカーの普及や市場の育成、環境整備を目指しています。キャンピングカー製造・販売事業者などで構成されるこの業界団体は、「日本にキャンピングカーというカルチャーを!」をテーマに、様々な活動を行っています。
日本RV協会の公式ウェブサイトやSNSでは、最新の情報やキャンピングカーに関する情報が発信されています。公式インスタグラムやフェイスブック、X(旧Twitter)、YouTubeなどを通じて、広く情報提供が行われています。
項目 | 詳細 |
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実証実験期間 | 2025年7月14日~2026年6月30日 |
参加店舗 | 千葉県内のローソン6店舗 |
RVパークの特徴 | キャンピングカー利用者向けの車中泊施設 |
予約サイト | RV-Park.jp |
日本RV協会の目的 | キャンピングカーの普及・市場育成・環境整備 |
このように、RVパークの実証実験は、キャンピングカー利用者にとって新たな選択肢を提供することを目指しています。今後、より多くの人々が車中泊を楽しむ機会が増えることが期待されるでしょう。
参考リンク: